第21回Ratings杯出場選手紹介 前半戦
アディショナル環境考察
アディショナル後の最大の変化は【ラティカエルフ】がデッキとして復活したという点。
カーバンクルの登場によりラティカの12プレイが7.8ターンに現実的になり【フラグラネクロ】に有利な立ち位置となりました。
この変化によりアディショナル前最大母数であった【フラグラネクロ】が減少。ネクロが苦手であった【連携ロイヤル】やコンボデッキに対してメタとなるカードが存在する【モノヴァンプ】・【バーンドラゴン】など複数のデッキタイプが環境入りするようになりました。
昨日行われたRAGEシャドウバース 2022 Autumnでのファイナリストの選択をみても『エルフ+ロイヤル+α』、『エルフ+ヴァンプ+α』の形が主に選択されている事からBO5でもこの3クラスが強力であった事は間違いないと思います。
前述の3クラスの人気は今回のRatings杯におけるリーダー選択でも見受けられますが最大母数はヴァンパイアとなっている事が一つの特徴といえそうです。
この理由としては
上記のようなことが考えられそうです。それらの次点としてネクロを選択したプレイヤーが多いのも、複数期に渡り練度が磨かれたことによる選択というレートならではの背景が考えられそうです。
選手紹介
順位 プレイヤーネーム (TwitterID)▲使用クラス ★所属チーム
21期前半戦
前半1位 Rumoi @ru_switch ▲エルフ・ヴァンプ
Axizのプロ選手であり、プロの中でも練度の高いプレイングで人気の実力派プレイヤー。その上手さの根幹は練習回数に裏打ちされたものであり、このレートという環境は彼を築き上げた場の一つと言えるかもしれません。
持ち込みデッキは最大人気の2リーダーでここを外さずミラーを受ける姿勢も王道を征くrumoiらしさといえます。
前半2位 だーよね @dayone_sha723 ▲エルフ・ヴァンプ
説明不要の強豪アマチュアチームiDealの選手。
DSAL主催の大会DCSでは予選抜けを果たしており強者の中で勝ち抜く強者という印象がある。
前半でランクイン、後半で数をこなすというレート杯に向けた理想的な立ち回りもできているため期待が掛かる。
前半3位 A'rs|Riria @riria2704 ▲エルフ・ネクロ
今回で5回目のRatings杯であり、第19回Ratings杯の優勝者。
ランクイン時使用デッキは秘術と人形ネメシスだが今回はその2つは使わず、自身の優勝したRatings杯と同じリーダーで勝利を目指す。
前半4位 Re|メンニー @Simeji8116 ▲ロイヤル・ネメシス
ランクマッチ・レート・RAGE・JCGと幅広い活躍を見せているチームReのメンバー。
今回唯一のロイヤルネメシスの形を持ち込んだ選手でもあり、自身も過去Ratings杯出場経験のある実力のある選手。大会中の戦績の動向に期待
前半5位 かもめ @FxvJcv ▲エルフ・ネクロ
Ratings杯4回目出場となるシャドバダンジョン「モンスター」。オーディション配信では《亡き街の大幽霊》を使いモノヴァンプを完封。今回のデッキ選択にもネクロがあり恐らく採用されていることが予想される。様々な対面での活躍に注目したい。
前半8位 ubupi @HobbyesunLariat ▲エルフ・ヴァンプ
Riria選手と同じチームであるAmaryllisに8月加入した新メンバー。前半戦は38勝13敗、勝率74.5%という脅威の数字を叩き出した。
ツイートではシャドバを中心に様々なゲームを楽しそうにプレイしていることが垣間見え、本人の意気込みにもある楽しむという部分を大事にしている生粋のゲーマーとして個人的に応援したくなる選手です。
前半9位ももかん@Momokan_sv ▲ロイヤル・ウィッチ
先日招待制の総当たり&トーナメント戦DCSの優勝者
持ち込みのロイヤルとウィッチはどちらもDCSで使用していたクラスであり練度は申し分なし。
前半10位ポテイト@potato_svpk ▲エルフ・ロイヤル
昨日のRAGE GFで準優勝に輝いた選手。今期最もやり込んだ選手の1人と言っても過言ではないでしょう。
実績は今回だけではなく第18回Ratings杯、WGPでの活躍など枚挙にいとまがない。
今大会筆頭の優勝候補
前半11位CQCQ@cqcq_sv ▲エルフ・ネクロ
テラリーナ選手と共にAXIZのユース選手としてプロ入りを果たした。
持ち込みのネクロは先日のプロ選手エキシビションマッチでも使用しており長く愛用していることが伺える。
立場が変わり今までと違う戦いに注目している方も多いだろう。
前半13位はえー@haeee0918 ▲ウィッチ・ドラゴン
Ratings杯に2回目の出場となる。現在大学生リーグにも参加している選手。直近の大会ではJCGダブルス大会でのプレーオフ進出も果たしている。今回唯一のウィッチドラゴンの持ち込みが注目ポイント
前半14位倉橋@noaai33 ▲エルフ・ヴァンプ
Twitterはレート用のものだったので確証はないが恐らく、シャドバ窓『倉橋JAPAN』の誰か(窓主?)だと思われる。ここのメンバーは昔からプレイしているメンバーが多く確かな実力者であることは間違いない。
前半16位umineko@szip2 ▲ウィッチ・ヴァンプ
名前は恐らくシャドバチーム『Re』創設者uminekoさんのリスペクトから。アディショナル後見かけることが少なくなったウィッチだが、アビスドゥームロードへの解答があったりと独自の強みがあるためヴァンプ最多のこの環境では勝ちリーダーになる可能性は十分にありそうだ。
前半17位ゆトリ@hitomosin ▲ロイヤル・ウィッチ
今回初めてのRatings杯出場の選手。最近のRatings杯は複数回出場の選手が多くなってきているため、その中で初めて上位に食い込むというのはすごいことだと個人的に思う。
東京都市大学で大学生リーグにも参加。そちらでは順調に勝っているため、勢いをRatings杯でも発揮できるか
前半18もぐりゅー@moguryu_sv ▲ウィッチ・ヴァンプ
iDeal所属のShadowverse初期からの強プレイヤー。
その名前は2年以上前のツイートからも確認できプロ選手に引けを取らない実力があることがわかる。
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