見出し画像

六甲比命大善神社

六甲山頂ロープウェーから六甲比命神社に向かう。
関西大学六甲山荘の看板が見えてきたら
その手前の道を右折して進む。徒歩15分くらい。
舗装された道が途切れた先に山道が続く。
こんな看板が見えてくる。

この笹の間を登る
すぐ分かれ道の看板が見えてくる
うねうねの樹に囲まれ 仰臥岩が見える


目の前の仰臥岩に向かう

仰臥岩

くねくね
右は寝そべることができるベットのような平らな岩
左手の高い岩もてっぺんはベンチのような平らな岩
右手の平らな岩 
左 塀のように隔たる岩 ↓
畳一畳分の平らな形状ベンチ状態 その前に祠 ↓ 
熊野権現と八大竜王の石祠

こちらをお参りしてから
あまりにも歩きすぎて疲れたので
参拝前からへとへと
しばし、この岩をお借りして 
休憩と言うか寝っ転がってうとうとしてしまう。
まさしく、仰臥岩。 
用途が違う...かもしれないが疲れには勝てず。
許してもらえるに違いない。
夏なら岩が冷たくて気持ちいいのかもしれないが
若干寒すぎるものの休憩には快適。

ベットと化した仰臥岩から見下ろす
クマのようにも カエルのようにも見える

うとうとしていると声が聞こえてきたので起きるしかない。
ちょっとお茶タイムをしながら、登ってこられた方とあいさつを交わす。
下からの登りルートで来たが、なかなかハードな場所だと苦笑された。
情報をもらいつつ気を取り直し、分かれ道に戻り参拝ルートを巡る。

こんな岩の間を潜り抜け下る
道が凸凹手すりがありがたい


雲ケ岩

雲ケ岩 発見
法道仙人が この地で修行中
紫の雲に乗った毘沙門天が この岩の上に現れたとのこと
 お腹がすいているのか パン🥐にしか見えない


割れ目でしっかり分かれている
 隙間は自然というか意図的に見える
よくある方位磁石的な役割なのか?


さらに道を下ると、目的地

六甲比命大善神社


六甲比命大善神社に到着。一先ず お参りさせていただく。
修験道の聖地で、下から登って参拝するのが本来の姿なのか
下からここに到達される方が多いよう。
ご神体は、この建物の裏から下に向かう大きな岩
ここからさらに下に降りていく。

この社から下へ向く道のりは、ちょっとした崖
管理者が鉄パイプのような階段や手すりを設置して下さっている。
思っていたよりすごい急!!これがなければ到底下れない。

手袋があると良いとの情報を見つけていて
手袋は大正解。手すりを伝って歩く方が断然安全。

下から登ってこられた方は ハアハア息を切らしている。
距離は短くても 結構な急斜面で雨や雪の天候はかなり危険そう。
天気は曇りがちながら良好にてありがたかった。

六甲山(向津峰)山名由来比定地   

左上に手すりが見える ここが一番急斜  看板をさらに下る


そうして どーんと現れたのがこちらの磐座

六甲比命大善神 磐座

無事にお目にかかれて幸栄です
枝もすごいのよ

素晴らしい。 
とにかくでかくて下から見上げると凄い迫力。
こればっかりは写真では伝わらないのが残念。
実際に行ってみて感じるのが一番なのは言うまでもない。
自然だとか人工の造形だとか色々な説があるようだけれど
岩の形はうさぎさん説あり。
ぱっと見は、そんなに可愛らしい印象はないのだけれど

🐇 うさぴょん現る 🐇
樹に囲まれ🐇守られる


このエリアを更に下る。

岩のてっぺんが覗いている 

道なりにぐるりと回りこむと
こちらも同様に大きな岩。ここは経が刻まれている。

心経岩

修験道っていう感じが漂う
下側は空洞あり このバランスで安定とは
岩の断面が綺麗すぎる どうやってカットしたのかしら
背面にも切り口のような岩が

さらに下っていくと登りルートの入口が見えた。

登りルートの看板はこんな感じで始まる


全体像がなんとなく見えたので来た道を登り社に戻る。

背の高い樹からヒョロヒョロ枝が伸びる 
独特な形状にも見える


六甲比命大善神社 ご神体

こちらから改めてお参り
うさぴょんに近寄って見る 
近寄るとあまり大きさを感じない
うさぴょん平面に見えたけれど
お尻側から見ると 
岩が重なり立体感がある
うろうろして眺めていると
日差しが出てきて明るくなる
ふわ~
樹々に日が差し込む
うさぴょんが照らされて綺麗
とってもきれい
道も明るくなった
素敵な光が差し込んだところで
再び社に向かい階段を上る


再び 
六甲比命神社 拝所

社内でじっくりお参り
沢山の情報やお供がある
社の裏手(正面)が本来の拝所

注 崖が傾いて崩れる可能性もあり
裏手に回り込むのは自己責任でと注意書きあり
自己責任でお参り ↓

岩の重なりあった間から光が差し込む
とても丁寧にお祀りされ管理され
 ろうそくや線香などの用意も万全にされている
見納めの雲が岩
仰臥岩の分かれ道を通り
来た道を戻って道路に出る

笹の広がりが日差しに照らされ美しい帰り道



六甲比命大善神社
無事参拝を終え、山道の昇降も適度な充実感。
素晴らしい磐座が今も尚大切に守られている。
穢すことなく、親しみを持って訪れたい場所だった。

ありがとう



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?