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[新歓企画] 「マネージャーの役割とやりがい」 3年・石川花鈴

初めまして!国際教養学部3年マネージャーの石川花鈴です。
今回はマネージャー編です!
プレーヤーはもちろんですが、マネージャーも絶賛募集中です!
私たちは現在4年1名、3年2名、2年1名の計4名でマネージャーをしています。バスケットボールの知識がなくても大歓迎です!実をいうと私を含むほとんどの人がバスケのルールを全く知らずに入部しています。マネージャーの仕事と一緒にバスケのルールも覚えられるので全く問題ないです!
大学の部活のマネージャーって具体的に何するの?なんでやっているの?仕事内容からやりがいまで全てお答えします!

まず、マネージャーとは一体何か。知り合いに体育会の部活のマネージャーをやっているというと大抵の人は「マネージャーってなにすんの?」「なんで雑用するの?」とよく聞かれます。確かに世間的には選手の練習着の洗濯や練習中の球拾いなどをするイメージが執着しているかもしれません。しかし、そんなことは全くないです。少なくとも上智の男バスでは洗濯は選手自身、球拾いもマネージャーの仕事ではないです。ただの雑用よりも重要な役割を任されています。

最初に、マネージャーの仕事を簡単に説明します。
詳細を知りたい方は下の項目に書いていますので、ご覧ください。

練習中の主な仕事
・テーピング
・ボトルの補充
・タイマー操作 / 笛
・動画撮影

練習外の主な仕事
・公式試合へのWEB登録
・部費の管理
・パンフレット作成
・合宿手配

試合の際の主な仕事
・テーピング

・ベンチワーク
・スコア(紙、iPad)
・動画撮影


「マネージャーをやる意味とは」

以上のようにマネージャーには多大なる仕事量と責任感があります。
「これだけやることがあってなぜやるのか」、「果たして続ける意味はあるのか」。そこで、私なりではありますが、マネージャーをやる意味、そのやりがいをお伝えしていきます。

マネージャー業を通して身に着く力
・効率重視
・察する能力→判断力→行動力
・マナーや敬語の使い方 

仕事をやっていくうちに自然と頭の働き方が効率重視になります。マネージャー業はもちろん、その他の私生活でも活かすことができます。多くのマネージャー業務には期限があり、ギリギリにやるのは怖いので必ず前もってやります。それが大学の課題をやるときにも定着して、余裕をもって計画的に勉学に励めるようになりました。このように、部活でやっていることが部活外にも良い影響を与えてくれたりします。

更に就職活動時や大学卒業後、社会に出た後に役立つこともたくさん学ぶことができます。練習中に息が切れてるがいたら水を提供する。どこか痛がっている人がいたらスプレーや氷を持っていく。このようなことができるようになるには察する能力が必要です。また、察するという事は自分の目で見て、判断をし、行動に移すということです。マネージャーを通して私はこれらの能力を身に着けました。

更に、社会でのマナーや正しい敬語の使い方が学べます。
マネージャー業務は目上の人、業者さん、他大学の方たちとのやり取りが多くあります。このような方々に連絡する際のメールの文章や、お会いした際に適切な敬語や態度が求められます。これらの機会が増す度に自分の敬語も自然な振舞へと安定、そして上達していくのを感じます。大学生になって偉い方や業者の方とお話できる機会はそう多くありません。これも、今後社会に出るうえで非常に大切だと感じたものの一つです。

人間学ぶことがなければ何事も長続きしません。マネージャー業も学ぶことがたくさんあり、体育会に所属することは立派な成長の場でもあります。
かといって私たちマネージャーは直接的に試合の勝利に貢献できるわけでもありません。プレーヤーとは違って成長が目に見えにくいのです。そのため、慣れない業務が嫌になって逃げだしたくなる時がしょっちゅうあります。
たぶんマネージャーあるあるです(笑)
しかし、一つ一つの業務を先輩から引き継ぎ、回数を重ね、気づいた時には慣れています。そして過去を振り返ったときに「成長したな」ってしみじみに感じるものです。

ではなぜこのような環境で脚光も浴びずにマネージャーを続けられるのか。それは一緒に頑張るメンバーがいるからです。もちろんマネージャーという役割を果たすのはそう簡単ではないし、つらい時もあります。だけどそういう時こそ頼れる先輩に相談をしてアドバイスをいただいたり、元気な後輩に日々笑わせたりしてもらいながら様々な困難を乗り越えることができています。そして気が付けばマネージャー同士仲良くお話ししながら練習を回したり、プレーヤーがふざけたりするのを笑いながら見ています。

そんな部員の中でも同期は大学生活においてとても欠かせない存在になってきます。週5日もあっていると必然的にそうなります。ぶっちゃけますとすっぴんも見られるし寝顔も見られますが、お互い素でいられるからこそ頼りやすく、一番の相談相手になったりします。オフの日でも一緒に遊びに行くほど仲良しな時もあれば本気でぶつかり合うこともあります。個性豊かな人達がある一つの部に集まり、長い大学生活、体育会に属するからこそ培える仲間です。そして同期と共に成長をし、一緒に4年間を乗り切ることが気づけば目標になっていました。

マネージャーは影の存在で直接的に試合の勝敗に関与はできません。でも選手がプレーしやすいように臨機応変に動いたり、部活動がスムーズにいくように仕事をこなしたりしていくことは全面的な選手へのサポートとなります。
決して雑用ではありません。そして上智の男バスのプレーヤーはちゃんとわかってくれています。試合の時の円陣にも入れてくれます。マネージャーでもチームの一員なんだって感じさせてくれます!

私たちと一緒に彼らをサポートし、全力で応援しましょう!プレーヤーマネージャー問わず仲の良い男子バスケットボール部に是非お越しください!お待ちしています!

(国際教養・3年・石川花鈴)

以下は各マネージャー業務の詳細になります!
新入生の方は是非参考にしてみてください!

「練習中の業務」

練習はプレーヤーと一緒で週に5日あります。練習前にはアイシングの下準備や捻挫している人などにテーピングをします。最初は全員苦戦し、テーピングが思うところに行かずにあり得ないくらい時間がかかってしまいますが、回数を重ねれば本当にできるようになります!

練習前にボトルに水を入れるのは選手の仕事ですが、練習中にプレーヤーが飲んだボトルを補充するのはマネージャーです。夏場になるとスポーツドリンクも作ります。また、練習メニューに応じてのタイマー操作やウォーミングアップの際の笛もマネージャーがやります。ゲーム中は24秒のショットクロックを操作しながら、残りの秒数を数えたりもします。
また、実践練習では動画撮影もします。スマートフォンで練習を撮影し、動画サイトにアップロードしてから選手やスタッフに共有します。この動画を見て選手は改善点を見つけ、次の練習に繋げるため重要な仕事です。
これらの仕事は学年問わず、全員で協力し合って日々やっています!

「練習外の業務」

練習外となると、仕事の責任度がグンと上がります。
我々が毎年参加している公式戦は毎回WEBエントリーが必要です。期限までに申し込みをする必要があるので、マネージャー全員で協力し、確認し合って登録しています。
同じパソコン上の作業と言えば新入生の勧誘の際などに使用するパンフレット作成です。毎年掲載する選手とコメントを変えており、プレーヤーも一緒に考えてくれるとても楽しい作業です。

学年が上がるにつれて任される仕事も重要になってきます。部費やOB会費といったお金の管理を任されます。部費は毎月プレーヤーのみから集めます。(マネージャーはありません)そのお金でテーピングやスプレー等の物品を買います。更に年に二回行われる合宿の際も合宿担当のマネージャーは宿とのやり取り、体育館の確保、食事等を手配し、その一人当たりの費用を計算して全員から集金する役目があります。責任は重大ですが、わからないところは全て先輩が教えくださるので、大丈夫です!

「試合の際の業務」

最後に試合の際でのマネージャーの仕事についてです。試合でも練習と同様下準備と、必要な人にはテーピングをします。

試合では大まかな分担があり、ベンチ、スコア、パッド、動画に分かれて作業します。
ベンチの人は選手が待機しているベンチに入り、お水の補充や各選手のタオルの管理などをします。また、怪我をしたときやその他の緊急事態に備えて常に準備をしておきます。
スコアの人はスコアブックを持ってベンチに座り、主に監督陣にファウルの数などを報告しながら得点をペンでマークしていきます。
パッドはiPadを持っている人のことで、部のiPadに入っている専用のスコアアプリで紙スコアよりもっと具体的に試合全体の展開を記録していきながら、相手のデータや、シュートチャートをプレーヤーに見せてその後の試合展開の参考にしてもらいます。
そして動画の人は練習同様、試合を撮影して、後から部全体に共有します。
全てを習得するには時間はかかりますが、一つ一つができるようになるまで先輩が丁寧に教えてくれるので安心です!

このように、マネージャーは単なる雑用係ではなくプレーヤーの活動しやすい環境づくり、そして試合や合宿等の行事の段取りを任されているとても重要な役割があります。



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