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「逆算」2年・野田祐成

上智大学体育会サッカー部のオシャレでカッコいい横浜ランドマークタワーこと新田聖人君から紹介を預かりました。理工学部機能創造理工学科2年野田祐成です。今回のテーマは「これまでのサッカー人生と今シーズンの目標」なのですが、以前のブログでこれまでのことは恥ずかしいほど書いたので後者メインで書かせていただきます。

こう見えて私は理系なんです。かと言って数学理科がとてもできるわけではないですが、国語が絶望的にダメなんです。特に漢字。漢検4級1回、3級2回落ちました。2度と受けません。

さて、一応理系なので理系っぽいことを言わせていただきます。理系科目では1つの問題に対してある1つの解が必ず存在します。その解を導くために色々と試行錯誤を繰り返します。どんなに考えても分からないときは答えを見ます。でも流石に答えを見るだけでは先生に怒られるし、何も身につきません。では身につくためにすることはなんなのか。「逆算」です。答えからどの手順で計算をすれば良いかを逆算して考えるのです。それにより当たり前ですが1つの解を求めるまでの手順が判明します。よってこの問題を解くため、最初に何をするべきかが明確になります。

逆算は日常生活でも非常に効果的です。

僕には尊敬できる先輩が3人います。
1人目は2021シーズン副主将を務めている中村風人君です。
彼のバイトの給料日は大体月末なので、いつ声をかければ気安くご飯を奢って貰えるかを逆算することで見極めることができます。

2人目は高校時代の先輩である神田辰丸君です。
彼の給料日は月末締めの20日なので、いつ声をかければ気安くご飯に奢って貰えるかを逆算することで見極めることができます。

冗談です。

3人目は去年CBを務めていた関大陽君です。
書いた通り務めてい「た」です。
大陽君は今年ボランチにコンバートしました。
意味が分かりません。大陽君のDF能力、センスは共に今まで自分がサッカーをしてきて見てきた中でもトップクラスでした。そんな彼が今年ボランチをやると聞いたとき、何を言っているのか理解できませんでした。そこで、理由を大陽君と同期の羽鳥颯君に聞いてみると
「大陽にはプロになるまでの自分なりのプラン設計があり、そこから逆算した結果今年はボランチをやる必要があると判断したんだって」
と言われました。
意味が分かりません。かっこよすぎるでしょ。口で言うのは簡単ですが、これほどまで自分の夢から逆算して今やるべきことを見出し、行動に移せる人間はそういないと思います。そんな人間が身近にいることはとても幸せなことであり、皆さんも見習うべきだと思います。

私は初めての部員ブログで
「4年後、この部活を卒業するときに「自分のサッカー人生は素晴らしいものだった」と胸を張って言えるよう、最後のサッカー生活を送っていこうと思います。」
と書きました。これは今でも変わらず私の最後のサッカー人生最終目標です。
1年目はとにかく試合に出ることが第一歩だと考えていました。しかし2年目は試合に出ることに加えこの目標に向かって何をするべきか逆算して考える必要があるのだと大陽君の話を聞いて思いました。
しかし実際に考えてみると難しく、正直明確なものを見出すことはできませんでした。それでも色々と考えた結果、ひとまず私はサッカーノートを書こうと思います。残りの3年間のサッカーを文字に興して記録します。小学生の時のサッカーノートを見返すと意外と面白く、今後書いていくうちに何か明確にやるべき事を見出せるかもしれないと考えました。次の部員ブログまでには明確にやるべきことを見出したいと思います。そしてその部員ブログで発表します。これが私の今シーズンの目標です。

「逆算」 。サッカー生活17年目にして素晴らしい言葉、またそれを体現している素晴らしい人間に出会うことができました。
そんな彼の本職はCBです。将来の自分の理想であるCB像に向けて、今ボランチをやっているはずです。また4年生になったら一回りも二回りもレベルアップしてCBとして帰ってくるはずです。大人しく受け渡したくありません。大陽君からしたら眼中にもないかもしれませんが、彼とCBの座を奪い合えるほどの選手になり、1年後彼を脅かす存在になります。大人しく受け渡すことがないよう精進します。

よし。もう1つ目標ができました。逆算逆算。。。


拙い文章でしたが読んで頂きありがとうございました。

続いては上智大学体育会サッカー部の兄貴分。真面目でありながらアツアツな心を持った万能型DF。お尻の大きな男の子。中村風人君です!

#上智大学 #サッカー #國學院久我山 #部員ブログ

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