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「挑戦」金子翔太

皆さんこんにちは。1年文学部ドイツ文学科、HOの金子翔太です。自分は今回のテーマである「挑戦」という言葉は人生という長いRPGをアップグレードすることのできる呪文のような言葉だと感じています。

自分もこれまでの19年間でいくつかの挑戦をしてきました。まずは、父の仕事の都合で行ったアメリカで友達を作るのに苦労したことです。英語を全く喋ることができなかった私は友達を作るために腕にマジックで名前を書いてもらったり、ジェスチャーを使ってでもなるべく会話に参加しに行ったりと友達を増やすために試行錯誤を重ねていました。するとあるとき、ハロウィーンの仮装コンテストに侍の格好で参加したことで一躍人気者となることができました。異国の地で仮装を着て人前に立ったときはとても緊張しましたが、そのおかげで友達を増やすことができました。

ついこの前終わった大学受験も自分にとっては一つの挑戦でした。浪人生になっても、受かる見込みが薄くても東大という第一志望校に挑戦していました。今考えればもっと楽に、効率的に、浪人などせず大学に進学することもできたかもしれません。「高校でラグビーに明け暮れずにもっと勉強してれば浪人しなかったのに」、「東大に行かないのならあんなに色々な科目勉強しなくてもよかったじゃないか」などなど受験に対して思うことはいろいろあります。しかし、東大に挑戦しているときに身につけた知識や、浪人時代に出会った仲間など挑戦しなければ得られなかった収穫もたくさんありました。

そして最後に、最近の挑戦として今年の4月から始まった上智大学体育会ラグビー部での練習をあげたいと思います。浪人生活を終えた自分が高校のころよりもレベルが高い大学のラグビーの練習についていくことは大変でした。今でも練習についていくので精一杯なところがあります。しかし、これまでの自分の経験上、挑戦の後には必ず友達ができたり、知識が増えたりといった何らかの収穫があることがわかっています。難しいことがあっても、練習中からさまざまなことに積極的に挑戦し、どんどん自分を成長させていきたいと思います。「挑戦」の呪文を唱え続けながら。

金子翔太

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