「引退ブログ」奥柊太

引退の実感が湧いていない男、奥柊太です。最終戦からしばらく経ちましたが、後輩のみんながグラウンドに立ち始めるまではこのままみたいです。

最近は忘れていましたが、自分はそもそもラグビー部に入るために上智大学を受験したので、部からの引退は大学卒業より大きな出来事かもしれません。

自分にとって上智大学ラグビー部は、大学生活そのものでした。対面授業の解禁後、コミュニティづくりの波に乗り遅れ、ラグビー部以外の友達がゼロだった自分にとって、人との関わり即ちラグビー部でした。週6で顔を合わせていても、なぜか会話が尽きない。中身のない会話のほうが多かったですが、いつでも自分を出すことが出来る素敵な場所でした。

週5でラグビー、週2でウェイト、移動時間も含めたら莫大な時間をこの部に費やしてきました。その時間があればやれたこと、いくらでもあったと思います。もっと楽にできる楽しいことたくさんありました。でも振り返って後悔が全くないことを鑑みると、その時間に見合った素晴らしい日々であったのだと心が教えてくれます。

素晴らしい四年間を過ごせたこと、部で関わってくれた皆様並びにあらゆるサポートを身近でしてくれた両親へ感謝申し上げます。ありがとうございました。

奥柊太