「引退ブログ」澤田倫平

家族、友人、サポーターズクラブの皆様、OB /OGの皆様、そして陰ながら上智大学ラグビー部を応援してくださった皆様、4年間お世話になりました。おかげさまで楽しく、何不自由なく部活動をすることができました。

最終戦から1ヶ月が経ちますが、一橋戦の敗北は一生忘れないでしょう。寒い中多くの方が応援に来てくださり、タッチライン際でプレーする時間は幸せでした。悔いがあるとすれば、サポーターの目の前でトライを取りたかったです。
1、2年生とだらだら練習に参加し、3年生の菅平あたりになってからやっとチームの一員としての当事者意識が芽生え始め、今年はゴールキッカーとして責務を背負ってきたつもりでした。しかし東大戦、一橋戦の三点差での敗戦は、PGを蹴らなかった自分の責任なんじゃないかと、今でも悔いています。打倒東大、入れ替え戦出場を目指したチームとは思えない「二勝」止まりの結果に関しては、正直に情けないです。
話は変わりますが、学習院戦の後の交流会で学習院の選手にこう言われました。
「正直、日体とか明学よりも上智が一番強かった、熱気が怖かった。」
学習院戦はFBで出場し、みんなを後ろから見ていました。声で圧倒し、低く刺さるタックル、試合終盤でも手を抜かないキックチェイス、今まで準備してきた全てが出せた試合で、楽しくて仕方がなかったです。この試合が出来れば上智はどの相手にもチャレンジ出来ると本気で思いました。
来年も、再来年も、そして一年生達が四年生になった時も、可愛いくて頼もしい後輩達が死に物狂いで闘う姿をこれからは応援する立場から見守ります。恐ろしい程の熱気で相手を圧倒し続けて、いつか熊谷の大きなスタジアムで躍動するチームを応援出来る日を楽しみにしています。

OB/OG、サポーターズクラブの皆様、これからも上智大学ラグビー部への変わらぬご支援をよろしくお願い致します。

澤田倫平