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各所でおすすめされた「freenom」の無料ドメインが取得できなかった話

まとめ

①無料で独自ドメインを取得できる「freenom」というサイトを見つけた
②freenomは既に使えなくなっていた。他に条件を満たすサイトは見つけられなかった
③代案として、ポイントサイト(A8.net)のキャッシュバックを利用して実質数円〜数十円程度でドメイン(ムームードメイン)を取得する方法にした

サービス比較表(太字はポイント)


はじめに

Pythonで作成したWeb APIを公開することになりました。そこでフリーサーバでも使える独自ドメインを使用したいと思い調べたところ「freenom」というサービスを見つけました。

ネームサーバの設定もできるらしいので、こちらを利用しようと思ったのですが…

結果的にこちらのサイトでドメインを取得することはできませんでした。後でわかったのですが、2023年3月頃からトラブルによりサービスが停止していたようです。

1. freenomとは何か?

freenomは独自ドメインを提供するサービスです。前述した通り現在は独自ドメインを取得することはできません。

freenomのメリットは、
・無料である
・ネームサーバーの設定が可能

この2点です。ドメインを取得できても移管できなければ意味がないため、この辺りの設定は必須でした。

2. ドメインが取れなかった理由

ところが、freenom サイトを訪れてドメインを取得しようとしてもうまく行かない。

十数分粘ってみても全く取得できず。ページの切り替わりは遅いし超長文のドメイン含めてあらゆるドメインが使用不可の表示でおや?と思っていたところ、以下のニュースを見つけました。

https://gigazine.net/news/20230309-freenom-sued-by-meta/

Metaが、ドメインレジストラ(ドメイン名登録を行う事業者)のFreenomを訴えたことが明らかになりました。Metaによると、Freenomはサイバースクワッティング(ドメイン占拠)を行っているほか、Freenomの扱うccTLD(国別トップレベルドメイン)のユーザーからFacebook・Instagram・WhatsAppへのフィッシング攻撃が活発に行われていたとのことです。

gigazine「Metaがサイバースクワッティングの疑いでドメインレジストラ・Freenomを提訴」
2023年03月09日 11時25分

他のサイトでも同様のニュースを見たので、これが原因で間違いなさそうです。

3. 他の選択肢の検討

他の無料ドメインを提供しているサイトとしてはno-ipが良さそうでした。

サインインしてドメインを取得してみたものの、こちらはネームサーバーの設定が見つからない。有料になると触れるようになる場所の中にそれっぽい設定がありました(未確認)。

結局こちらのサイトで取得したドメインを使用することも諦めました。

https://www.noip.com/

no-ipのwebサイト


4. 実際に使った方法ーポイントサイトを経由して安価に独自ドメインを取得ー

結局、他にいい方法も思い浮かばず、もう無料じゃなくてもいいや、と思えてきたので有料サイトであるムームードメインを使用することにしました。

ポイントサイトを経由すれば100円がキャッシュバックされるので、うまくいった場合人気のないドメインであれば実質数円〜数十円程度で購入できます。
(他のポイントサイト・ドメインサイトでも同じような方法はあると思います)

少額とはいえクレジットカードを登録しなければならないのが少し抵抗ありますが。

↑(リンクは通常リンクです。アフィリエイトなどは特になし)↓


ポイントサイト「A8.net」サイト。「ドメイン」で検索すると67の案件があった


ムームードメインのポイント受け取りに関する説明


ポイント取得条件。1月に1回までなら対象となるらしい


5. 結論

無事、ムームードメインで取得が完了しました。

ムームードメインの管理ページ

忘れずに自動更新設定を「未設定」に変更。(デフォルトがカード引き落としなので、何もしないと毎年引き落としになります。注意)

短期使用の場合は自動決済は使用しない


無料にこだわると無駄に時間が取られてしまうので、コストがそれほど高くなければ初めから有料にしてしまったほうがいいですね。困った時にサポートが期待できますし。



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