歯の治療のメタルはね

通常の保険を使っての虫歯の治療では、
欠損部分の修復にはメタルを使うと思います。

僕が歯科医師になったのが23年前ですが、
1つは大学の実習でしかやったことのない
『アマルガム修復』

もう1つが『金銀パラジウム合金』
を使ったインレーもしくはクラウンでしょう。

アマルガムっていうのはコレです。
非常にキケンな水銀を含んでいます。
ですので除去するときも注意が必要です。

消化吸収の効率が一番よく、
かつ
それを一番最初に行うのはどこでしょう?

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などのクスリで
ニトログリセリンって聞いたこと
ありませんか?(´-`*)

あれの服用方法は
『舌の裏側に置く』
です。

つまりそこが一番
吸収効率が良いから
そのような指示なのですね。

じゃあ

アマルガムをそのまま削り取ったら
その削りカスがそこに触れますよね?

だからアマルガムの除去には
ラバーダム防湿が絶対に
必要なんです(´-`*)

これがあって初めて
舌の裏側の薄い粘膜に
切削片が触れないで
治療を進められるのです。

そして

我々もその削りカスを浴びないために、
口腔外バキュームという大きな掃除機と、
N95~100規格のマスクの装着が
欠かせないと思います。

あとはゴーグルか(´-`*)

一応の装備を整えて、
安全にアマルガムの除去を
行っています。

そして金銀パラジウムという
合金です・・・

これも放射能と一緒で
直ちに影響はありません(笑)

が、少しづつ唾液に溶け出して、
體の中に蓄積されていきます。

僕は自分の體には
絶対に使いません・・・・

患者さん全員にコレを伝えますが、
中には高いものを勧める、
とか
保険で出来るはずなのに・・・
とか
そう捉えられることがありますが、
ああ、そうか~、
正しい情報を受け取る準備が
まだできていない人だったんだ~、
そう僕は思うだけでちゃんと
希望通りパラジウムを使ってあげます。

こればかりは
しかたないです。

情報弱者は
救われないんです(´・_・`)

最小限の介入で
最大限の効果を(^_-)-☆

医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央1-21-1
043-291-6555

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