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(一般向け)厳島神社の功徳の謎を科学と天文学を使って解き明かす

5月に厳島神社に団体で参拝してきました

その際にその神社の歴史、祭神とその功徳、仕組み、
そこに込められた思い

これでもかこれでもかというくらいに
教わりました

なぜならその神社に関して知れば知るほど
受け取れる功徳が多くなるからだそうです

しかしバリバリの理系のわたし

功徳と言われてもいまいちピンときません

感覚では、なんとなくわかっているし
こうした考え方はロマンチストのせいかとても好きで
実際に受け入れることで
心も体もふわっと楽になるのですが

やっぱり科学的に説明してみたくなるのです

というわけで今日は無粋にも厳島神社の功徳を
科学的に考察してみたいと思います

※この記事は一般向け用です
同じコミュニティに所属しているメンバー向けにもっと深く書いたVerもありますので、読みたい奇特な方はTwitterにDMを送ってください^^

厳島神社の御祭神とその功徳

まず厳島神社の祭神(さいじん)は「宗像三女神」です
アマテラスとスサノオの誓約で生まれた三柱の女神で

・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)

という名の三姉妹です

この三姉妹の功徳は「感電力」であると教わりました

この「感電力」を授かると
人のため、世のためにお役に立てる熱く燃えるように生きる人間になることができ、その生き様でたくさんの人を感化(感電)させ、
世の中を良くしようとする人が増えるという

実は厳島神社の功徳には複数あり、一番有名なのは
「交通安全(海上安全)」です

また三女神の長女「市杵島姫命」がその美しさのあまり
552年に仏教の伝来をきっかけに少しずつ進んでいく
神仏習合の際に「弁財天」と習合したため
「蓄財」の功徳もあるとされています

これだけを聞くと「感電力」の功徳とまったく関係ないように見えますが

実は厳島神社は平清盛によって1168年頃に再建されそしてその後
平家一門が類まれなる繁栄を極めたこともあり

「開運」や「必勝祈願」という一部にしか知られていない隠れた功徳もあるのではないか考えられています

今回の「感電力」は「開運」の功徳の一部と考えられます

「感電力(影響力)」があれば自然と「開運」しますし
「開運」していけば周りにレベルの高い人たちが集まるようになるので
その人たちに影響されて自然と「感電力」も高まると考えられます

では早速この「感電力」という功徳について科学と天文学観点から見ていきたいと思います^^

(科学はわかるけどなんで天文学って?好きだからよん👍)

潜在意識の正体と功徳の関係性

まずは心理学的な観点から考えると
神様から功徳を授かるということは
わたしたちの潜在意識が書き換えられるということ

潜在意識が変われば行動が変わるからだ

ではこの潜在意識というふわっとしたものの正体はいったいなにか

これは脳科学的に説明できます

人間の脳は大きくわけて三つのパートに分かれています

・人間脳(大脳新皮質):理性を司る
・哺乳類脳(大脳辺縁系):情動を司る
・爬虫類脳(脳幹):反射を司る

この中の人間脳が顕在意識(理性)を
哺乳類脳が潜在意識(情動)を司ってるとも言われています

人間の行動においては、哺乳類脳のほうが人間脳より優先されます。なぜならそもそも哺乳類脳のほうが古くから働いており人間脳は後から進化してできたから。つまり哺乳類脳のほうが強く人間の行動に関わっているからです。

さらに、脳の意識的な思考は容量に限りがあるので、隙あらば人間脳はサボってしまいます。

人間脳(潜在意識)がさぼっているときに、にょきと顔を出すのが哺乳類脳つまり潜在意識なのです

神社参拝をすることでこの哺乳類脳に直接働きかけて、続けたら開運できるような「よい習慣」を身に着けさせることが「功徳」の正体だと考えています

この「功徳」を上手に哺乳類脳に刷り込むためには「ご褒美」が必要であり、そのためには綿密な準備が必要になります

その綿密な準備について触れるまえにまずは哺乳類脳の仕組みについて少しお話したいと思います

哺乳類脳(潜在意識)にいうことを聞かせるための秘訣

さきほどもいいましたが、哺乳類脳を動かすには気持ちよくさせる「ご褒美」が必要です

このご褒美は以下の性質を兼ね備えると効果的に働きます

【ご褒美の性質】

①哺乳類脳を直感的、感情的に刺激する必要がある
 例:五感に訴える(良い香り、音楽、誉め言葉、照明など)

②毎回の行動の最中に与えると効果的
 →行動する度に感じることでだんだんクセになり、習慣化につながる
 例:セミナー中の照明や音楽の演出

③毎日少しずつ効果を感じられるものが良い
 例:記録を付ける、花丸を付ける

④ 1つではなく、複数組み込むと効果が強くなる
 例:5感にフルに働きかけることで、使い続けたいと思わせる

上の「ご褒美」を与えて「この行動をすると気持ちよくなるよ」と何度も刷り込むことで、哺乳類脳がその行動を潜在意識レベルでやってくれるようになります。これが「習慣化」された状態となります。

潜在意識の書き換えは他者の協力が大切である

この潜在意識の書き換えから見て取れるように、
1人で書き換えるのは難しく、第三者である協力者が必要なのです

この協力者は多いほうがいいし、心から信頼できる人達でなくてはいけません(潜在意識の書き換えは強力なので簡単に悪用できてしまうので)

またより効果を高めるために、協力者が施す仕掛けをできるだけ疑いなく(人間脳が休んだ状態で)受け入れる必要があります

だからこそ潜在意識の書き換えをしてくれる人を見つけるのは難しいのです

この点から私たちのビジネスに対する大きなヒントを得ることができます

わたしたちが誰かに信頼され、潜在意識を書き換える技術を保持できたら、まるで神社の神様のようにいろんな人に「功徳」を与えることができるようになるという万能な力を手に入れることができるのです

もちろんゆにわのように大勢の人は集められないので少数の力でやるので効力は少し下がりますが、それでもたくさんの人のお役に立てると思うのです

話が脱線しました

神様と功徳の関係性がわかったところで、そろそろそれを天文学と結び付けて考えてみたいと思います

神様の功徳と天文学の関係

天文学といってもメインで使っている理論は「相対論」と「素粒子論」と「量子力学」の三つなのでこちらを使って考察していきたいと思います

この三つの学問によって
宇宙はさっくりいうと「素粒子」と「エネルギー」で構築されているがわかりました

「素粒子」は合計17つあります

・6つのクォーク
・6つのレプトン
・4つの力を伝える粒子
・1つのヒッグス粒子

「エネルギー」は物質ではなく状態を指しているのでイメージが湧きづらいと思いますが、ざっくりいうと位置エネルギーと運動エネルギーに分かれていて、高い場所(または次元)にいるものは位置エネルギーが高いですし、速く運動しているものは運動エネルギーが高いです

この「素粒子」たちとエネルギーによって宇宙ができているそうなので、神様の存在と功徳もそれで説明ができるはずです

その前にはまず量子力学の研究で判明した「観測者効果」について説明する必要があります

それについてはこちらの記事で解説していますので興味のある方はご一読ください

参考記事:世界は自分の思った通りになる
https://note.com/soonyan/n/n8b14ccdce395

量子力学の観測効果により
私たちの「意思」+「素粒子」=「現実」

という公式がなりたつようになります

この私たちの「意思」ですが「潜在意識としての意思」を指しています

なので哺乳類脳レベルで意識する必要があるわけです

それが素粒子を動かし現実化させるという考えです

この宇宙を形作る「素粒子」と「エネルギー」ですが、実は宇宙のはじまりのときに生まれました9

ようやく天文学の登場です(お待たせ~)

宇宙のはじまりとゼロ・ポイント・フィールド仮説

さて宇宙のはじまりについてですが

今現在で分かっているのは
宇宙が約138億年前に「特異点」と呼ばれる「量子真空」という一見、無の状態から始まり、ふとしたきっかけでビッグバンという大爆発を起こして宇宙が誕生した
(ビッグバン理論)

その後急速に膨張(インフレーション)していき、そして現在も膨張しつづけています(インフレーション宇宙論)

つまり始まりの「量子真空」の状態に、この宇宙を構成するすべての情報が詰まっていたと考えられる

その情報場のことを「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼んでいます
(これまだ仮説の段階です)

そしてこの情報の記録方法は「波動干渉」という原理が使われていると考えられている

そしてこの量子真空は宇宙のはじまりのときだけでなく、現在の宇宙の至るところに存在しているとも考えられている

わたしはこれがブラックホールの事象の地平線の奥、またはホワイトホールの奥にある特異点と同じ存在ではないかと推測しています
(あくまで個人的な見解ですが)

「量子脳理論」と「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」

ここで議論が終わりと思いきや、もっと面白いことが分かりました

それは2020年にノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者のロジャー・ペンローズが提唱した「量子脳理論」です

「量子論理論」とはざっくりいうと、私たちの脳の思考に「量子的プロセス」が深くかかわっているとする理論です

脳の思考が「量子」を使っているということは、「量子真空」に存在する「ゼロ・ポイント・フィールド」とつながっているではないか!という推測に至るのは至極自然な流れだと思います

宇宙の全情報が集約しているとされる「ゼロ・ポイント・フィールド」と脳が繋がれるというのは凄いことです

だってこの「ゼロ・ポイント・フィールド」には宇宙の過去、現在、未来の全情報が集約されているから

ここに深くつながれるということは、理論的にあらゆることを知ることができるということだし、万物とつながれるというわけである

これによって、「集合無意識」「アカレシックコード」などの概念も説明できちゃったりします

神様の功徳と「ゼロ・ポイント・フィールド」

ここでようやく神様の功徳について一つの仮説を出すことができます

神様の功徳は、私たちがこの「ゼロ・ポイント・フィールド」により深くアクセスしたときに得られるエネルギーで、そのエネルギーは私たちの望む未来へ私たちをいざなってくれる

と考えることができます

まとめ

長々と議論してきたが、結論として私の出した一つの仮説は

「神様の功徳とは、宇宙のゼロ・ポイント・フィールドの膨大な情報とより深くつながることで得られる過去・現在・未来をすべて変えられるエネルギーのこと」

こんなことごちゃごちゃ考えずに、神様の功徳を素直に信じればいいやん!と突っ込む人もいるかもしれない

でも私のような頭でっかりな人の場合、神様という力の源が分からないとどうしてもうまく繋がれないんですよね・・・

だからこの結論を出して、ようやく厳島神社参拝で賜った功徳を最大限に活用できそうです^^

わたしのように理屈がわからないと活用できない人の元に
この記事が少しでもお役に立てますように

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