万年ダイエッターとボディポジティブ

なんでいつもいつまでもダイエットしてるんだろう?

そんなことを思った。きっと、

いつも痩せたいから、
かつ、
いつまでも痩せられてないから だ。

痩せられた時のことをイメージしてみる。

結局痩せたとしてももっとこうなりたい、は尽きないだろう、

それよりも怖いのは、 "痩せていない人"が楽しそう位に生きている姿を見て、なんとも言えないぐちゃぐちゃな気持ちになることなのかもしれない。

結局手に入れたいのは、「今の自分の体が好き!」というボディポジティブ的価値観なのではないか、

ジムに行ってせっかく減らしたのに1週間サボっただけでまた増えた体脂肪率を見ながらふと思った。

とすると、

ボディポジティブである為に何が必要か?

一に結果、
二に過程なのでは、と考えた。

前者は分かりやすく、痩せたことや痩せている状態、具体的には体重の数字だったり鏡で見た見た目によるもの。こんなん当たり前だ、何も変わらない。

後者が光明な気がしていて、
目的と手段を取り違えるなとはよくいうが、
頑張ること、頑張っていること自体が自分を認める・褒める、ひいてはボディポジティブに繋がるのではないだろうか、そんなふうに思った。


前者も後者も一体不可分で同じくらい大事であるものの、
結果が出なくても、いい、それだけでもだいぶ楽になる気がする。

1週間運動をサボった自分からするとサボる前の自分はなんて偉いんだ、すごいんだ、と思っているが、
サボる前の自分は、1週間に1度や2度の運動ではぜんぜん変わらないし意味が無い、なんて気持ちでいて、
良いときでも「もっとできる」「あの時はもっとできたのに」という呪いのようなネガティブからは逃れられてないのである。
そんなことを繰り返しながら10年以上もダイエットをしていて、昔のそのときの自分全員を抱きしめたくなった。
いまいる自分をもっと褒めることでしか前に進めない気がした。


今でも十分すごい、し
今気づけて本当に良かった、し
なにかするだけで(別に結果がでなくても)なりたい自分になれるわけなので、
やったぞ!えらい!の快感だけに目をやりながらすくすくおだやかにダイエットを続けて行きたいなと思った。