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推しを推し始めた理由 (BTS)

私はなぜ BTS にはまったのか、なぜ BTS を推し始めたのか、自分でもよくわからない。

なので、整理しようと思う。


(前段階) 敬遠

私が BTS の存在を認知しながらも追いかけなかった・推さなかった理由は、下記のリンクに少し書いてある。

とにかく、ずっと敬遠をしていた。

そのほかに、王道は推したくない、という よくわからない逆張りをしていた。


(前段階) 「グループ」の概念

日本のアイドルと韓国のアイドルでは、「グループ」の概念が異なるように思う。

日本においては、「グループ」というと、同じような衣装を着て、同じように歌う。ユニゾン(斉唱)も多い。
(同じコンセプトのもとで活動しているのだから、当たり前と言えばそうなのだが)

しかし、韓国は、日本よりも「個性を出す」ことを重要視しているように感じる。
ラップが得意ならラップを、歌のパートはほとんどない、ということがごく当たり前である。複数で歌うにしても、ハモリを歌うなどする、せいぜい2人だろう。

初めは、この違いに戸惑い、韓国アイドルが「グループ」でいることの必要性に疑問を持った。

しかし、「グループ」という言葉には、単に「同じコンセプトを持つ人たち」という意味だけでなく、「様々な個性を持った人が集まったまとまり」という意味もあるのだとわかり、多面的に見ることができなかった自分が少し恥ずかしかった。


バラエティ

彼らの持つ「RUN BTS!」( 通称 :タルバン・タリョラ)では、毎回体を張ったゲームをしている姿が見られる。ステージでショーをしているときとバラエティとのギャップが凄まじい。

Youtube で検索してはじめに出てきたのが、このタルバンシリーズだった。

これを見て彼らへの見方が変わり、何の知識もない頃の
「BTS = お淑やかで、お高くとまって、いつも澄ました顔のK-POPアイドル」
という印象は、音を立てて崩れ落ちた。


「ARMY〜!」 と叫ぶ声

BTS のファンの総称は、「ARMY」という。

彼らは、今までに数え切れないほどの賞をとってきたが、授賞式の際のスピーチでは、必ずと言っていいほど「ARMY」に向けて、感謝を述べる。

少し前に JIN (だった気がする) も言っていたが、冷淡な言い方をすると、彼らも、事務所に所属する会社員で、ファンのお金が彼らの給料となる。そのため、ファンに感謝をするのは、事務的に言えば当たり前だ。

しかし、いつも彼らからひたすらに感謝をされている、推している身からすれば、あなた方から元気をもらっているのであって、こちらがお礼を言わなくてはならないんだよ、と声をかけたくなる。

そのひたむきな姿勢と、いつでも自分のファンを大事にする、細やかな気遣いは、全 ARMY が感じていることだろう。


コロナ禍

私が BTS にはまった最大の理由は、時期的なもの・タイミングが大きかったのかもしれない。

私たちは、長い長いコロナ禍に見舞われている。

私は、音楽関係者であるため、(彼らと同じ) いち”音楽家” いち”舞台人” として、本番が無抵抗に奪われることの寂しさや やるせなさ、苦しさ、怒りなどはよくわかる。

ワールドスターであり、遥か遠い存在の BTS だが、そんな彼らも、コロナ禍においては自分たちと同じように、負の感情に押しつぶされそうになっていた、ということを、インタビューなどで知った。
そして、決して彼らも例外ではないということを感じ、親近感を感じた。



ここまで書いたが、自分のことにも関わらず、私が BTS を推し始めた理由の全てを言語化するのは不可能だと思った。(だったらなぜ書いた)

また、思い出したことを、追記しようと思う。

#BTS #ARMY

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