見出し画像

アートだけではない!~豊島と宿の魅力①~

今回はsonrakuのもう一つの宿泊施設であるmammaの支配人。渡辺 優里野さんにインタビューします。

画像2

渡辺 優里野(わたなべ ゆりの)
大阪府吹田市出身。mammaの支配人。
大学卒業後、イベント専門の人材派遣会社に就職。
一人旅でmammaに宿泊をし、それがきっかけで入社。

mammaの歴史・紹介

Q まずはmammaの紹介をお願いします。
A  
mammaは「まんま」と読みます。

由来は
”ありのまんま”
~ありのまんまに還っていく ありのまんまのあなたの居場所~
という意味です。

お客様が”ありのまんま”でいられるようにお客様をお迎えしています。

【歴 史】
この宿は歴史もあります。

1947年に神愛館(ジンアイカン)と名付けられた乳児院が豊島に創設され、ここで愛をはぐくまれた赤ちゃんは70年間で3,000人と言われています。

ただ、2015年に香川県坂出市に移転となり、神愛館は閉館となってしまいました。想いの詰まった建物を活かしたいと試行錯誤した末に、再び人が集う宿泊施設として新たにスタートすることになりました。

実はmammaのチェックインはちょっとだけ、お時間をもらっています。
というのも、チェックインの時に必ずこれらの歴史を伝えているからです。

島民とお客様を繋げる 

Q豊島と言えば美術館が有名ですが、その他に有名なものは何があるのでしょうか?
沢山ありますが、私がお勧めなのは天日塩(テンピジオ)です!
天日塩とは、火入れを一切せず、太陽と風の力だけでつくるお塩のことです。作るまでに時間はかかりますが、美味しくて全国から注文がきています!

画像2

作り方も独特なので豊島に来たら見てほしいと思うんです!

Qこれは見ごたえがありそうですね!!見学など気軽にできるのでしょうか?
天日塩を作っているのは豊島天日塩ファームさんです。気さくな方なので見学やお話は事前に連絡をすれば対応してくれますが、作っている場所が行きづらい場所なんです・・・。

ただ、安心してください!
現在、mammaは島と観光客の方を繋げるツアーを企画しています。
美術館以外にも沢山の魅力がある豊島なんですが、交通網の課題だったり、日程のアレンジが大変だったりするので、mammaがツアーとして組めば、観光客の方にもっと気軽に豊島を感じてもらえると考えています。

Q素敵なツアーを考えているのですね!他にも何か企画しているんですか?豊島の魅力って本当に沢山あるんです!
自然
 食べ物
  雰囲気
    そして、島に住んでいる人々
これらに、mammaを通して繋がってほしいと思っていて、現在どうしたら”豊島”を感じられるかな?と話し合っています。

天日塩のツアーも含め、他の企画もSNSを通して発信していくので是非ご覧ください!

渡辺さんとmammaの出会い  
      ~ありのまんまに助けられた~

ここからは、どうして大阪出身の渡辺さんがmammaで今働いているのかを聞いてみます!
Q mammaを知ったきっかけを教えて下さい。
 一人旅行で豊島に訪れたときに泊まった宿がmammaだったんです。
当時は、やりたかった仕事と現実が違ったことや、残業が続く日々で
「私は何がやりたいんだろう…」
と悶々として過ごしていました。

その時に、”ありのまんま”を掲げるmammaに出会い
「私も、ありのままの私でいたい……」
と心からそう思ったんです。
他のお客さんとも仲良くなれて、自分らしくいられるmammaがすごく居心地が良くて、帰ってすぐに求人を確認しました(笑)

なので、mammaにいらっしゃったお客様には私と同じように、”ありのまんま”でいられるように意識をしています。
コロナのこともあり休業していましたが、7月17日から再開の予定です。
ゆっくりリラックスしてもらえるよう、mammaでお待ちしております。

予約サイト

渡辺さん!ありがとうござました!
後編は副支配人の島さんです!ぜひご覧ください!

文責 城戸


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?