百四十八話 身体を拭く

喫茶店『天使の扉』での初めてのご奉仕を終え、帰途に着く私…。


地元から家出当然で家を飛び出た私は、働き先の翼さんという女性の家に住まわせてもらうことになった。


住み込みで働ける場所を探していたら、『天使の扉』という喫茶店を見つけた…。


そこで働いている翼さんという女性の画像を見た瞬間、私は一目惚れしてしまったのだ…。


栗色の長い髪を、緩やかにウェーブさせ、色白でものすごい美人な顔立ちのお姉さん…。


天使のような微笑みをした翼さんという女性…。


アンティークというか古風なメイド服を着た翼さんは、とてもよく似合っていた…。


紆余曲折あって、『天使の扉』で働けるようになった私…。


一目惚れした好きな人と一緒に働ける…。


あまりに嬉しくて、飛び上がりそうなぐらいだった…。


そして、住み込みが翼さんの部屋に寝泊まりするということで…。


もっと嬉しくなったけれど、一緒にお風呂入ったりベッドで一緒に寝たり…。


嬉しいを通り越して、恥ずかしさ満載な一晩を過ごした…。


次の日からの『天使の扉』でのご奉仕は、かなり大変だったけれど…。


そんな嬉し恥ずかしドキドキエモーションな日々を送る予定だったのに…。


『天使の扉』にいたボーイッシュな働かないメイド、摩耶によって打ち砕かれていた…。




あんなことやこんなことがあった後…。


やっと翼さんの部屋に着いて、鍵を開けて中に入った…。


手洗いうがいをして、顔もそれなりに洗う私…。


結構さっぱりして、気分もリフレッシュした…。


翼さんの匂いがいっぱいするタオルで拭く…。


はぁぁぁっぁ、翼さんのいい匂いがいっぱい染み込んだ至高のタオル…。


私はタオルに顔を埋めて、思いっきり息を吸い込んだ…。


翼さん特有のシトラスの香りが、鼻腔いっぱいに広がる…。


はあぁぁぁっぁ、幸せ…。


そういえば、初めてのご奉仕で少し汗ばんでいるな…。


汗すごいかいているわけじゃないけれど、しっとりと少し汗をかいている私…。


そこにあるいい匂いがする一枚のタオル…。


翼さん、ごめんなさい…。こんな私を許して…。


私はとある決心をして、服を脱いだ…。


黒いキャミソールも脱いで、素肌を露わにした私…。


翼さんのいい匂いのするタオルで、火照った素肌を拭く…。


人の家のタオルで、身体拭いちゃうのはいけないことだけれど…。


翼さんのいい匂いの染み込んだタオルで、私の身体を拭いたい…。


そんな思いを、我慢できなかった…。


胸、脇の下、お腹、背中…。いろんなところを拭いてしまう…。


そのあと、申し訳ないので、タオルは一応洗って干しておいた…。


結論、翼さんのタオルは、匂いも肌触りも最高でした…。

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