四百五十七話 罠?

『デモンズファンタジア』

それは勇者軍と魔王軍の戦い…。

魔王軍の熾烈な戦いに手を焼いた王国は。

異世界より勇者たちを召喚した…。

それでも魔王軍をなかなか倒せず…。

魔王軍の四天王…。そして…。

魔王は強烈に強かったのである…。

そのとき光の勇者が召喚され…。

四天王を封印し魔王を斃したのである。

こうして王国には平和が訪れた…。

かに思えたが…。

魔王軍の残党と魔王の子が…。

また王国に脅威をもたらしたのである。

王は光の勇者を探し召喚するように…。

宮中魔術師たちに命令した…。

果たして勇者プレイヤーは召喚に応じ…。

四天王と魔王の子を斃せるのだろうか?

しかし、此度召喚された勇者は…。

かなり変わった勇者だったのである…。



私、真島乃亜は…。

『デモンズファンタジア』

というVRゲームの…。

テストプレイヤーをしている。

エルフでギャルの藍さんと。

スライム娘のライムが …。

私の仲間のPTメンバーだ。

途中でこのゲームの…。

シナリオを書いている…。

眠子さんという少女も…。

PTに入ったのだった…。



私たちPT一行は…。

魔王の娘を助けることに。

とりあえず近くの村に。

向かって歩いている…。

やっと私たちは…。

名もなき村を…。

後にすることができた…。

村から数キロ歩いた…。

その辺りで…。

我々冒険隊一行は…。

歩みを一旦休め…。

昼食を取ることにした…。

目的地に着くことも…。

大事ではあるが…。

しばしの休憩も…。

我々一行には…。

必要なことであった…。

おにぎりと唐揚げと…。

卵焼きを食べる…。

そうやって食事を…。

していると…。

じっと見つめてくる…。

怪しげな視線が…。

なんと1人の女の子が…。

おにぎりを食べたそうな。

感じで見つめてきたのだ。

私はその子におにぎりを…。

与えて唐揚げもあげた…。

その子は美味しそうに食べる。

その子はゴブリンの子供で。

名前はリンという…。

肌の色は緑色だけど…。

かわいいので私は…。

抱っこしてあげた…。

藍さんも眠子さんも…。

変わる変わる抱っこを…。

してあげるのであった…。



おにぎり等を食べたあと…。

私たちはリンの案内で…。

ゴブリン村に向かった…。

ゴブリンがいっぱいいる。

村なので心配だけれど…。

村の長老が魔王の四天王の。

封印されている場所を…。

知っているらしいのだった。

そこから数キロ歩いた…。

そしたら茅葺屋根の家が。

数十軒立ち並んでいる…。

村というか集落に着いた。

そこがゴブリン村だった。

ゴブリンのリンちゃんが。

村の長老を呼んでくれる…。

長老は老いてはなくて…。

背は小さいが美人な…。

ゴブリンであった…。

後で知ったのだが…。

ゴブリンも妖精なので。

歳を取っても見た目は…。

あまり変わらないらしい…。

子供から成人になったとき。

大人の見た目になるらしいが。

長老は聡明そうな美人だが…。

100歳を超えているらしかった。



長老は人間である私たちの…。

ことが信用できないらしく…。

まず武器を地面に置けと…。

言ってくるのだった…。

藍さんと眠子さんは…。

言われた通りにしたので…。

私も杖を地面に置いた…。

本当は何かあった時は…。

藍さんの弓矢で…。

目くらましをして…。

逃げようという手筈だった。

でも、それもできなくなった。



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