四百二十八話 コウモリ娘

『デモンズファンタジア』

それは勇者軍と魔王軍の戦い…。

魔王軍の熾烈な戦いに手を焼いた王国は。

異世界より勇者たちを召喚した…。

それでも魔王軍をなかなか倒せず…。

魔王軍の四天王…。そして…。

魔王は強烈に強かったのである…。

そのとき光の勇者が召喚され…。

四天王を封印し魔王を斃したのである。

こうして王国には平和が訪れた…。

かに思えたが…。

魔王軍の残党と魔王の子が…。

また王国に脅威をもたらしたのである。

王は光の勇者を探し召喚するように…。

宮中魔術師たちに命令した…。

果たして勇者プレイヤーは召喚に応じ…。

四天王と魔王の子を斃せるのだろうか?

しかし、此度召喚された勇者は…。

かなり変わった勇者だったのである…。



『デモンズファンタジア』という。

VRゲームをやっていて…。

初めての狩りをすることにした私。

草原の辺りをぴょこぴょこしている。

スライムさんたちを狩ることにした。

私はバグかわからないけれど…。

レベルが0なのだけれど。。

1番弱いモンスターである…。

スライムさんを倒せるか不安だった。

青くて半透明のスライムさん…。

一般的なRPGでは最弱の…。

スライムさんであるけれど…。

実は物理攻撃が効かなくて…。

冒険者の鎧とかを…。

溶かしてしまう強敵な…。

ことがあるらしいのだ…。

中には魔法攻撃も…。

効かないスライムが…。

いるらしくて…。

どうやって倒せばいいのか…。

途方に暮れてしまう種類も…。

中にはいるらしかった…。

とりあえず近くにいた…。

スライムさんを…。

私は杖でつんつんしてみるけれど…。

全然ダメージが与えられないのだった。

スライムさんがいっぱい張り付いて。

いつの間にかローブも脱がされて…。

私の身体はスライムまみれになってしまう。

スライムまみれになってしまって…。

私の身体はねちょねちょに…。

ローブもいつのまにか…。

取られてしまって…。

私は生まれたままの姿に…。

私はすごい恥ずかしい…。

その身体にも…。

スライムさんがいっぱいついて…。

にゅるにゅるくちゅくちゅに…。

スライムさんが動きまくるので。

私はスライムさんに食べられてしまう?

と、恐怖してしまうのだったけれど。

食べませんよと誰かに言われるのだった。

スライムさんはいっぱい集まって…。

いつのまにかスライム娘になっていた。



『デモンズファンタジア』

というVRゲームを…。

やっている私だけれど…。

私はスライム娘に…。

あんなことやこんなことをされて。

気絶してしまった…。

気絶して目が覚めると…。

スライム娘のライムと…。

一緒に旅をしている…。

種族エルフの藍さんが。

心配そうに見ていた…。

私はどうにか起き上がり…。

運営の人の案内で…。

次の目的地の村まで…。

行くことにするのであった。

村まで行く道すがら…。

私はスライム娘の…。

ライムに魔王を知っている?

と聞いてみた…。

話によると…。

勇者軍と魔王軍は…。

熾烈な戦いを繰り広げ…。

両軍消耗しきってしまい。

これ以上の戦いは…。

不毛であると…。

国王と魔王は考えた…。

国王と魔王は…。

国王のお城で…。

和平条約を結ぶことになり。

国王の間で調印式を…。

結ぶことになった…。

国王と魔王が調印しようと。

したその時、部屋が…。

真っ暗になり…。

ほどなくして…。

灯りがついたのだが…。

灯りがついた時には…。

魔王がだれかに…。

殺されていたのである…。

魔王は誰が…。

殺したのかは不明だったが。

勇者が殺したということに。

表向きは和平が結ばれたが。

魔王の跡を娘が継いでいる。

魔王の娘は平和を望んでいる。

らしいのだが…。

魔王軍の残党は…。

国王と勇者に…。

復讐しようとしているらしい。



そんな話を…。

スライム娘のライムから…。

聞いたのであった…。

私は話を聞く限りは…。

魔王の娘が悪いわけでは。

と思って…。

このゲームの旅の…。

目的を魔王の娘を…。

助けることにした…。

チートレベルの…。

光の勇者一行は…。

魔王の娘と…。

魔王軍残党を…。

皆殺しにしようとしている。

私はそれよりも早く…。

魔王の娘と会いたいと…。

思ったのだ…。

あと、封印されている…。

四天王とも会いたい…。

その旨を愛さんと…。

スライムのライムに言った。

それでもいいよと…。

言ってくれる2人…。

魔王の配下である…。

モンスターとも…。

戦わないので…。

レベルも上がらないぽい。

なんだか拍子抜けしてしまう。

でも私は現実世界でも…。

悪魔側の人間なので…。

これでいいかなぁと思う…。

そんなことを考えながら…。

歩いているのだけれど…。

私は召喚士だからか…。

モンスターに出会っても…。

こんにちはとか…。

挨拶されるのであった。

いきなり戦闘に…。

なるよりは全然いいのだが。

だんだん森に入っていく。

この辺りでも…。

スライムとか…。

小さなコウモリしか…。

いないのだけれど…。

たまにコウモリ娘がいて。

血を吸わせてーと…。

抱き着いてきて…。

大変だった…。

流石に血を吸われのは…。

どのぐらい吸うのか…。

わからないし…。

断ってしまった…。

しかし、村まで…。

何キロあるんだろう?

私は汗かいてしまうし。

疲れてしまうのだった…。

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