基本5文型と文の要素
今回は、基本5文型の簡単な説明とそれを学ぶに当たって必要となる、文の要素について学びたいと思います!
# 基本5文型
基本5文型とは、
・第1文型 [S+V]
・第2文型 [S+V+C]
・第3文型 [S+V+O]
・第4文型 [S+V+O+O]
・第5文型 [S+V+O+C]
のことを言います。
どんなに長い文も基本的には上記のどれかに当てはまります。
それぞれに特徴があり、コツを掴んでしまえばとっても簡単です!
では、[]内のS,Vなどの詳しい説明をしますね。
# 文の要素
まず、文の要素とは何か。
それは、文を構成するための要素...そのままですが。笑
以下の通り、5つあります。
・S(主語)
・V(動詞)
・O(目的語)
・C(補語)
・M(修飾語)
このうち注意して見ていただきたいのは、上4つ。
とっても重要です。
それでは、1つ1つ特徴を見ていきましょう。
## S(主語)
主語は簡単ですね、「〜が、は」に当たる部分。
英文には必要不可欠な要素で、基本的に文頭にきます。
名詞、代名詞が入ります。
・I(私が、は)
・He(彼が、は)
・Yuki(ゆきが、は)
・Mother(母が、は)
・Chocolate(チョコレートが、は)
文中だと以下太文字の部分がSです。
・I sing a song.(私は歌を歌います)
・My mother likes apples.(私の母はリンゴが好きです)
## V(動詞)
動詞によって、時制(過去、現在、未来)が決まり、動詞によって文型が決まったりもします。
基本的にSの次はVです。
・Eat(食べる)
・Speak(話す)
・Be動詞(〜です)
文中だと以下太文字の部分がVです。
・I eat rice.(私はお米を食べます)
・I don't speak Spanish.(私はスペイン語を話しません)
・He is a doctor.(彼は医者です)
## O(目的語)
目的語とは、日本語訳した時に動詞に対応する「〜を、に」の部分にあたります。
名詞か代名詞が入ります。
・Him(彼を、に)
・Her(彼女を、に)
・English(英語を)
・Chocolate(チョコレートを)
文中だと以下太文字の部分がOです。
・I like him.(私は彼が好きです)
・He teaches English.(彼は英語を教えます)
・My father gave me chocolate.(私の父は私に、チョコレートをくれました)
## C(補語)
補語とは、主語や目的を補う意味をもつもののことをいいます。
よって、S=Cもしくは、O=Cが成り立ちます。
名詞、代名詞、形容詞がCになることができます。
・Teacher(先生)
・Happy(幸せ)
・Pochi(ポチ)
文中だと以下太文字の部分がCです。
・He is a teacher.(彼は先生です)
・She looks happy.(彼女は幸せそうです)
・We call the dog Pochi.(私たちは、その犬をポチと呼びます)
彼と先生は、同一人物ですよね?S=Cが成り立っています。
幸せなのは、彼女なのでS=Cが成り立ちます。
3つ目の文でも、the dogという目的語である犬とPochiは同じ犬を表しているので、O=Cが成り立ちます。
## M(修飾語)
修飾語とは、はっきり申し上げて、文を構成するにあたって、無くても困らない人たちのことで、副詞や前置詞から始まる、句や節、助詞など、上記4つ以外のものが挙げられます。
・Actually(実は)
・To(〜に)
・Fast(速く)
文中だと以下太文字の部分がMです。
・Actually, I ate that.(実は、私がそれを食べました)
・I go to school.(私は学校に行きます)
・He can run fast.(彼は速く走ることができます)
# まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本中の基本なのでパッと見たときに、それがSVOCのどれなのか判断できるようになることは、基本文型を学ぶ上で必要となるかと思います。
頑張りましょう!
See ya!
# おまけ
おまけに品詞と句・節についての説明ページのリンクを貼っておきます。
品詞って?句と節って?とはてなが飛んできましたら、一度ご覧ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?