感情が揺さぶられすぎると内部が虚無になる

いやー、000よかったですね。どうも、神谷です。

グラブルを久しぶりに触りまして。というのも、どうして空は蒼いのか→失楽園に連なる天司イベントの完結編が来ましてね。
昨日の夜中に一気にやったんですがまあ泣いた泣いた。
おかげで今朝は目ががっつり腫れました。その辺の話は次の記事で。

覚えてない話。

私は自分で言うのもなんだが、記憶力がいい方である。
どうでもいい豆知識の記憶率が高く、自分の発言もかなりの確率で忘れない。
エピソード記憶が強い方で、エピソードとつながらない無機質なモノ
（円周率や電話番号、年号などの数字）
に関してはあまり覚えられない。また、人の顔と名前の一致は遅い。

そのため、自分の言ったことは割と覚えている私なのだが、たまに自分の発言を全く覚えていないことがある。

こんなことがあった。

幼稚園の頃の話である。

当時の友人に、水泳の苦手な子がいた。
同じく苦手ながら、なんとか顔をつけることができた私に対し、彼女はもう水に入ることも嫌、みたいなタイプであった。

そんな彼女は、友人の私に尋ねた。泳げるようになるにはどうすればいいのか、と。

今思えば、そもそも泳げない私にそれを聞いても恐らく答えは出ないのだが、その当時の私は以前書いたように、半分夢の世界に足を突っ込んで生きていた頃である。
（幼稚園の頃は、まだ完全に抜け出してはいなかった）
私自身はサッパリ覚えていないのだが、私はこう言ったそうである。

「お魚さんになったつもりになればいいよー」

一体どういうことだ。完全に夢の世界の住人である。
むしろそれが出来れば苦労はない。私自身それができれば泳げるようになっていたはずである。
自分に出来ないことを、人に言うにもほどがある。

これは、高校生ぐらいの時に彼女から聞いた話で、彼女とは未だ友達である。
そして、私は今を以て、この発言を思い出していない。

また、こんなこともあった。

後輩とご飯を食べに行った時である。

彼女から彼女の彼氏の話を聞いた私。
何を思ったか、こんなことを言ったという。

「そうなったらもう、その彼と結婚するか、猫飼って暮らすしかないね」

私の選択肢が昔からこの二つしかないのがバレバレである。
確かに私は未だに、結婚出来なかったら一人で猫を飼って暮らそうと思っている。
ただ、それを人にもお勧めするのはどうなのか。

しかし問題は、割と最近の話であるはずなのに、私自身がこの発言を全く覚えていないことである。
彼女にとっては、意外と真実を突いていた発言だったらしく、彼女の方が覚えており、最近教えてもらった。
私にとってあまりにナチュラルな思考であるため、記憶していなかったのかもしれない。

人間の記憶というのは曖昧なものである。
私と付き合いの長い方、もし私が忘れていそうな発言があれば、教えていただきたい。