歯石取ったら歯がすーすーする

むしろ落ち着かない。どうも、神谷です。

最近スケーラーを購入しまして。自分でせっせと鏡を見ながら、歯の裏の歯石を取りました。
ぺきょん、って音がしておっきいのがとれた時は割と快感です。
ただ、歯石取った後の歯がなんだかすーすーします。
どんだけ長いこと歯石ついてたんだよ……今度歯医者も行こうと思います。

データベースな話。

世の中の「頭のいい人」には二種類いる。そして、まれに二種類のハイブリッド型もいる。
ちなみに、芸能人でハイブリッド型なのはメイプルのカズちゃんだと思っている。

一つは「頭の回転が速い」タイプ。
パソコンでいうなら、CPUのスペックが高いタイプだ。
様々なことを思いついたり、また、全く別の事象を結びつけて考えるなど、人にはできない考え方の出来る人である。
この種のひらめきタイプは、全く勉強しなくてもまあ中程度には勉強できる、という人が多い気がする。
私が真に頭がいいと思うのはこのタイプだが、たまにこのタイプも失敗をする。

己のCPUを過信しすぎて、中身を増やすことを怠る失敗だ。

CPUがどんなに素早い処理をしても、引き出す情報がなければいずれ限界は訪れる。
CPUに頼って努力を怠り、結局失速して人並み以下になってしまう人をいくらか見たことがある。

そして、もう一つが「記憶力がいい」タイプ。神谷はこちらである。
同じくパソコンで例えるなら、記憶媒体が1TBとかあるタイプである。
様々なことを覚えるのが得意であり、様々な事象を過去の記憶から解決することが出来たりする。まさに「温故知新」の人間である。
むしろ幼い頃はこのタイプの方が賢い子扱いされやすく、また、学校の勉強(が今どうなっているかは知らないので、あくまで神谷の経験上で)にはこちらのタイプが向いている。

これはこれで立派な能力だと思うのだが、個人的に「頭がいい」とは少し違うと思っている。

実際、神谷はテーブルトーク系のゲームはさほど強くない。
頭のいい人たちは、この手のゲームはべらぼうに強いことが多い。
だからこそゲームを作る方は、頭の良さだけで勝敗が決さぬよう工夫を凝らすのである。

このタイプの弱点は「知らないことには対応できない」ことだ。

過去の経験から引き出すことが得意で、それを元に問題解決をしている場合、データが無ければ何も出来ない。
また、データはどんどん古くなるため、アップデートも必要になってくる。
つまり、このタイプが「頭のいい人」として稼働するためには、新しいソフトを常にインストールし、また、既存のソフトを常にアップデートしていく努力が必要なのである。

私の場合、デカい記憶媒体と、努力が出来るという才能を授かったおかげで、まあ馬鹿ではない程度の人生は送れている。
というか、運動は出来ないしひらめきもない、女で背も低く顔もヤドン、おまけに性格もそんなによくはない。このスペックで本当に馬鹿だったら人生詰んでしまう。
神様はウマくやってくれたなぁという気持ちになる。

私はあくまでデータベースとして生きている。
ただ、情報の検索速度が遅いので、情報が出てくるのに時間がかかることもあるのだが……

私と同じく、データベースを公言する男、それが「氷菓」の福部里志である。
彼の名言を、私は心に刻んで生きている。かの有名な
「データベースは答えを出せない」という言葉だ。

もちろん自分の事に関しては答えを出すだろう。そうしないと生きられないからだ。
しかしながら、他人の答えを自分のデータで出して、それを口にしてしまう人間にはなるたけなりたくない。
あくまで、私が提供するのはデータである。

データをため込み、人に提供する。いずれ機械に取って代わられるかもしれないが、これが私の特技故、できる限りの努力をしていきたいと思う。
そして、傲慢にもそのデータで、他人を決めつけてしまわないように生きたい。

余談だが、福ちゃんを初めて見た時は、幼き日の赤毛のアン並に「オレダ!」と思った私である。

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