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「時間がない」「儲からない」「余裕がない」から脱却できる経営思考!レバレッジ・マネジメント(本田直之著)
こんにちは、そのまんま夫婦 夫のうしおです。
僕らは夫婦で仕事をしていて、外注さんへの指示出しや妻への作業依頼は、主に僕がおこなっています。
なので広い視点でみれば、僕もちいさな組織のトップ。
つまり僕のような個人事業主であっても、経営者と言えなくもないわけです!(←多分
しかし、まだまだ効率化できてないことや、仕組み化できてないことも多く、ムダな時間を過ごしていることが多いと感じていました。
実際にちいさな組織のトップという立場で考えても、もっと自分のやるべきことがあるのでは?との思いも・・・
そんなときに読んだのが、レバレッジシリーズで有名な「本田直之さん」の「レバレッジ・マネジメント」という本です。
レバレッジ・マネジメントは、日米のベンチャー企業の経営者として、売上の向上、IPOなどで実績をあげてきた著者による「時間がない」「儲からない」「余裕がない」などのすべての原因と結果は、あなたの思考にある!
というテーマで、経営者としての考え方や戦略を正しく学べる本です。
読んでいくなかで、たとえ僕のような個人事業主であっても、小さな組織のトップとして考えをあらためるキッカケをつかむことができました。
会社のトップだけでなく、役員や個人事業主、フリーランスで頑張っている人まで。
役にたつことの多い良書だったので、要点を紹介していきます。
自分が先頭にたって引っ張るという意識が間違い
経営者というと、自分が先頭にたってみんなを引っ張るというイメージを持っている人がほとんどかと思います。
事実に僕も「そういったことをできるのが優秀な経営者」と、思っていたくらいです。
しかし著書のなかで、そういった考えの経営者は・・・
● 現場での長時間労働を強いることが多い
● 厳しいばかりのタスクを課しやすい
● 経営者自身が戦略や仕組みを考える、時間的な余裕を持っていない
などと、表現されていました。
経営者の仕事とは?
経営者の仕事は・・・
目指すべき方向はどこか?そのためにどんな戦略が必要か?を考えて、舵取りすること
です。
そのために必要なのが、経営にレバレッジをかけること。
著書では、以下の6つにレバレッジをかけて、経営を効率化していくことを推奨していました。
① 経営者
② 戦略
③ 営業
④ ブランド
⑤ 仕組み化
⑥ 組織
経営者は時間の余裕を持たなければならない
うまくいっている経営者には・・・
● 人に任せるのが上手
● 人と会っている
● 日々学んでいる
● 戦略を考えている
● 働きやすい環境が作れている
● 仕組みを作れている
などの特徴があります。
これらすべてに共通するのが、時間的な余裕を持っていることです。
● 任せるのが下手だから、時間的な余裕がもてない
● 時間がないから、人と会うヒマもない
● 時間がないから、学ぶ余裕もない
● 時間がないから、戦略を考える余裕さえない
● 時間がないから、仕組みを作ることができない
● 時間がないから、働きやすい環境を整えたり考える余裕もない
つまり経営者として、時間的な余裕を意図して作れていて、しっかり考える時間さえとれていれば・・・
それだけでも、経営者としては合格点というわけです。
実際に、こういった時間的余裕を持てている人は、うまくいっている企業の経営者であることが多いようです。
また著書では・・・
「働くな、収益をあげろ」
未来向上創業者:山田昭男さん
の言葉が引用されていましたが、レバレッジ・マネジメントは、この言葉の意味を深く考えて知れる本でもあります。
経営者は経営者にしかできない仕事をすべき
本書を読んで思ったのは、「経営者は経営者にしかできない仕事をすべき」ということです。
一般の社員ができることは、経営者がすべき仕事ではありません。
経営者の仕事は・・・
● 事業や会社の舵取り
● ブランディング
● 仕組みや戦略づくり
● 大口顧客の営業開拓
● 適切なアドバイザー選び
● 決算書を読む
● 社員のモチベーションをあげる仕組みづくり
などです。
つまり、こういった仕事以外は、すべて他の人に任せなければいけません。
でなければ、最初にいったような時間的な余裕はつくれず、会社をダメにしてしまうんです。
僕の場合も、ちいさな組織のトップではあるので・・・
自分のやるべきことはなにか?自分にしかできないことはなにか?
つねに自問自答して、時間的な余裕がもっと多くとれるように頑張っています。
ただ本書を読んで、できてないことだらけと気づけたので、仕事のあり方や戦略など。
あらためて考え直さなければダメだと気づけました。
同じように・・・
● もっと時間的な余裕をつくりたい
● 戦略や仕組みを考える時間wのつくりたい
● 人に任せるのが苦手、上手に任せられるようになりたい
こういった人は、今回読んだレバレッジ・マネジメントを参考にしてくださいね。
あなたも経営の効率化に役立つヒントを、必ず見つけられると思いますよ。
▼今回書評した本はこちら
>> レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
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