今年良く聴いていた音楽。

という訳でちょこちょこ書き溜めていた今年のやつ。

■BREIMEN周り

「FICTION」とその前の「Play time isn't over」は一年通して本当良く聴いてました。『MELODY (prod.by BREIMEN)』はどえらいのをまた投下して来たなぁと…。音楽をやってる友人には概ね好評ではあるのですが、この手のリズムは聴き手を選ぶんだな、と思わされた1曲でもありました。

■Bonobos

これは去年のやつですが。Bonobosの新譜周辺も良く聴いてたりしました。

「23区」「FOLK CITY FOLK .ep」は多分一生聴くんだろうなと思います。解散が決まってしまってとても悲しかった…。

■バンアパ

移動中はほぼほぼ今年出た「Ninja of Four」だったかなと。「え、まだこんな名盤出してくるん！？」とリスナー的には超嬉しい1枚でございました。

これは3年前か。バンドとして円熟味が増して来る中でこんな名曲を繰り出して来るのは本当に凄いなと思いました。

■キリンジ周り

お兄ちゃん一人体制になってから、なるほどそっちに行くのね、とめっちゃ聴く！には至っていなかったのですがこの曲は個人的に食らいました。

これも好きで良く聴いてた。なんとなく色々一周回ったのかな？と、勝手な印象ですが。音の処理も好き。歌も格段にボーカル然として来て良き。

お兄ちゃん提供周りでのギャランティーク和恵さんの1曲。これはめっちゃいいですよね。「fugitive」の匂いがプンプンします。こっちの方が確か後発なのでああいう感じのもの、っていうオーダーでもあったのかな、とか思っちゃいました笑

ギャランティークさんは星屑スキャットというグループをやってらっしゃいまして、この曲とか大好きです。

■君島大空

ずーっと聴いてます。多分一番とっつきやすいのがこの曲かもしれない。この時代にこういう音を鳴らしてくれるってのが嬉しいですよね。新しい＆オルタナ的な。

■家主

Bluetoothを切り忘れてた時に偶然流れて来た出会いでした。パワーポップとかその辺にカテゴライズされるんでしょうか。真っ先に思ったのはジェリーフィッシュじゃん！！でした。UKの匂いがとても好きです。後はこの曲はそうでもないんですがなんかちょっとやばい人生歩んでしまった人特有の歌詞。

■ムーンライダーズ

マザーのサントラを作った鈴木慶一さんのバンド。なぜかこの曲が一番ぶっ刺さりました。

■冨田恵一さん周り

移動中にめっちゃ聴いてました。一度冨田ラボのライブを観に行った時に歌うまっ！！と。吉田沙良さん凄い。

冨田さん界隈だとこれも良く聴いてました。冬が似合う。

■その他雑多

こんなもん良くないわけがない。相性がめっちゃいい2組ですね。
最近また田島さんが大暴れしてるような気がします。

個人的にはラヴァーマン辺りからまた反応し始めたのですが、ここがターニングポイント感。KIRINJIもそうですが、一旦色々手を拡げたりした後に戻って来るど真ん中の1曲というのは凄まじい破壊力があるなーと。

ソフトロック、チェンバー・ポップ？本人達はシンフォニー・ロックと自称しておりますが。ひねくれたポップスが好きな人は多分好き。XTCの真ん中以降とかELOとかあの辺りが真ん中の人にはかするはずです笑

ズルいでしょこんなん、という感想しか出て来ません笑
今の時代にこういうものを投下してくる辺りいい意味で喧嘩売ってるなぁという。素敵ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=cP8ZfRZCy1c

全然関係ないけどスヌーピーのジャズアルバムはどれも聴きやすくて楽しいのでオススメです。

Capsuleの新譜もまだ聴けてないや。こういうシンセ感は大好き。

という感じの物を聴いてきた一年でした。新旧問わず同じ土俵で聴けるっていうのは一リスナーとしてはとても幸せな時代だなあと思います。（作家としてはちょっと色々と思う事はありますが笑）。

商業的にはアレな側面もありますが、音楽的には物凄く今豊かな時代なんじゃないかなとも。来年も自分が好きな音楽に巡り合えますように。

相変わらず出て来るもんと聴いてるもんがぜんっぜん噛み合わん！