クリエイティビティを依頼する


#毎日出す 20191001

先日参加した、WEデザインスクールの講義では自分自身のデザイン能力も上がったのが嬉しかったけど、「デザイナー」の考え方に触れたのがとても良かった。

その一つにデザイナーに発注する時の重視すべき事や順番への気づきがあって、考えていくと広く人にクリエイティブな仕事をしてもらいたい時の依頼に通じると考えた。

気がついた、人にクリエイティブな依頼をする時の心得は以下だ。

1. 目的を明確にして伝えること
2. 方針について、相談しながら、明確にすること
3. 実行方法について、自分が持つイメージの具体的な例を複数提示しつつ相手がイメージを共有出来るように助けること
4. 上記の順番で伝え、依頼を明確にしたら、実行結果を待つこと

一言でいえば、「相手の主体性に任せる」という事なのかもかもしれない。

しかし、ただ「任せます」では大抵の人は立ち止まってしまうし、具体的な条件の提示だと窮屈で目が死んでしまう。
いままでは「ほどよい塩梅での依頼が必要」で感覚難しいなと考えていた。

しかし学んでみると、デザインの場合は「目的に対して行われる営み」であってプロセスは非常にロジカルだ。(逆にアートは、広く多様性を許容する上で成り立つので違う。が、また整理して書こう。)
だから、ロジカルに、概要から詳細へ、コトの本質を理解して軸を外さないように、進めていく事を素直に出来るのが良い。

そのために、目的から話して理解を得てから大枠や外せない事について同じものを見て、こちらの感覚を伝えるために比較して理解しやすいように感覚についての例を複数提示する。

そこまで考えて、これはデザイナーに限らず自分の専門職の部下にもほぼ同じことを伝えていると気づく。

誰かが決めた完全な勝ちパターンがある世の中ではないから、個々人の力を結集したくて、「クリエイティビティを発揮して欲しい」というのは易い。

でも、指示しすぎてないか、指示しなさすぎていないか?
あるいは、なんだか魔術の様に敬遠して考えを止めていないか?
クリエイティビティを発揮する環境は作れる。より良い環境は作れる。これもまた人の営みなのだから。

まず自分が誰よりも、クリエイティビティを信じてクリエイティブな仕事が出来ているか?より良い人生を目指しているか?

そうやって、周りのクリエイティビティを引き出して、よりよく生きていきたい。


寝不足で、思考がほつれてる。言い訳。


おわり。

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