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「テューリンゲン・バッハ週間」 (TBW音楽祭)2024年ダイジェスト版
2024年4月14日に大盛況のうちに閉幕した【テューリンゲン・バッハ週間】音楽祭。今年は24300人強が訪れて、パンデミック以前のレコードに迫る来場者数を記録しました🥳
今年はどのような音楽祭だったか、思い出を振り返ってみます(記録用なので長くなります)。
まず音楽祭開催前に、20年間この音楽祭を支えた主催者が、今年で退任するというビックニュースが発表されました!
ドイツのバッハ音楽祭 #テューリンゲン・バッハ週間 新ニュース📣
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) January 21, 2024
今年2024年の音楽祭でもって、長年、主催者を務められたクリストフ・ドレッシャーさんが引退されるという大ニュースがありましたが、その後継者が発表されました🥳🥳🥳→→→https://t.co/nhp5fIuIdC
今年はバッハのお誕生日に音楽祭キックオフ!日本の若手作曲家ー梅本佑利さんの作品「Super Bach-Boy」が演奏されるということで、日本とこの音楽祭の縁を感じさせてくれるような、ありがたい❤スタートとなりました。
#梅本佑利さんの「スーパー・バッハボーイ」バッハの生誕地で大盛り上がり🤗congratulation🎉🎉🎉梅本さんとTBW音楽祭主催者クリストフ・ドレッシャーの貴重なワンショット↓📸 https://t.co/EGkILZnxVj pic.twitter.com/smVkX49bI2
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) March 21, 2024
梅本佑利さんも音楽祭にお越しくださって、公演は大賑わい!素敵なコメントを残して下さいました↓↓↓
ドイツの音楽祭のみんなと演奏家のみんなは本当に信じられないほど親切。僕に演奏会(僕が曲を書いてるということでもないのに)を聴いてほしいという理由でエアフルトのホテルを二日も取ってくれた。彼らとは、今後も色んなプロジェクトをしていきます。4月のPODIUMエスリンゲン音楽祭も楽しみ🥳 pic.twitter.com/x0ObKj2ePT
— Yuri Umemoto (@yuriumemoto) March 22, 2024
そして、オープニング・コンサート🎉
テューリンゲン・バッハ週間2024年開幕いたしましたー🥳🥳🥳今年は二人の女性リーダー(Elina Albach & Holly Hyun Choe)でスタート🤗 https://t.co/jXki1GgDnF pic.twitter.com/pzEySlmlHt
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) March 23, 2024
TBW音楽祭のモットー「バッハ+NEW」に基づき、ダイバーシティーを意識した公演でスタート。バッハ作品のアレンジもの、今年のComposer・In・レジデンスのキャロライン・ショウ、エセル・スマイス(スミス)など女性作曲家の作品が演奏されました。
とはいえ、バッハの音楽祭ですから、もちろん、バッハの大作も演奏されます♪ ファジル・サイはグレン・グールドを思い出させてくれるような演奏で、観客からの拍手大喝采を浴びました。
#Fazil Say ワイマール国民劇場
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) March 26, 2024
お客さん、ようやく戻ってきた感じですかね。すごい人人人でした🤗ファジル・サイの演奏はもちろん、最近聴いた中でベストワンの一つ🤗 pic.twitter.com/vFB34irbt0
そして、いよいよ、今年のハイライトの一つ。アンサンブル・イン・レジデンスVox Luminisの登場。
Vox luminis 公演😊も大盛況❗
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) March 28, 2024
会場の教会がいっぱいになりました😃🤗😃個人的にはステッファー二が気に入ったかなぁ😃Vox luminis のクオリティーはさすがです❤️天使のような響き😇 https://t.co/WyWeoLpB9d pic.twitter.com/NGZXfyWNoO
聖金曜日には、キリスト教の伝統を重んじた公演がありました。
拍手🈲黙祷。聖金曜日の公演後の様子 https://t.co/UC6lWZmW2F pic.twitter.com/FPsCeEur8q
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) March 29, 2024
と同時に、受難曲を新しくアレンジして演奏するクリアティブな公演も↓ Ensemble Resonanzの《ヨハネ受難曲》凝縮編成+エレクトリック・ギター+エレクトリック・コンティヌオ版
Im @staatstheatermeiningen durften wir mit @ensembleresonanz die ‘johannespassion’ erleben! Überraschend, besonders und feinfühlig! #bach #johannespassion #festival #meiningen #ostern
Posted by Thüringer Bachwochen on Monday, April 1, 2024
これとは対照的に、復活祭は、太陽のように明るいイタリア・カトリック音楽の大曲で、一気にムード・チェンジ✨
こ大歓声☺️バッハの故郷で繰り広げられるバッハ週間音楽祭、大盛り上がりです🥳 https://t.co/NLMpnUpK8W pic.twitter.com/ZCzOjzj9aw
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 1, 2024
今年はアルンシュタットのバッハ音楽祭ともコラボ!アルンシュタットもテューリンゲン州のバッハを伝える町として、町の皆さんがバッハを本当に本当に大切にしていらっしゃいます。バッハを地元の人と一緒に歌おう企画には、日本人の参加者も!
今年はアルンシュタットのバッハ祭りと共同開催🥳
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 3, 2024
ということで、今週末はアルンシュタットでの催しがたくさんあります🌞↓↓↓アルンシュタットもバッハの町として有名です☺️エアフルトから🚃で20分ぐらい。 pic.twitter.com/BEEYV6umQW
音楽祭のハイライトは、バッハと21世紀を融合する企画!アンサンブル・イン・レジデンスのVox Luminis+コンポーザー・イン・レジデンスのキャロライン・ショウ公演。1週間以内にキャロライン・ショウがカンタータを作曲して初演。
明日はいよいよ🎊🎊🎊🎊🎊#キャロライン・ショー #CarolineShaw
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 9, 2024
のトーク・ショー✨🎤✨
「バッハランド・テューリンゲンへようこそ🥂」
(とドイツ語で書いてあります↓↓↓)https://t.co/EeZ6vesi4s https://t.co/GsbUVyS5jy pic.twitter.com/D9JIZ3ygKe
音楽祭グッズで大好評(注文が殺到したらしいです)のパーカー↓でお馴染みーバッハの名曲・教会カンタータBWV147のI部とII部の間に、キャロライン・ショウの初演作カンタータが演奏されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713612219347-8PztbQDKd4.png?width=1200)
バッハのコラールの中でも、最もよく聴いたことがあるのではないでしょうか。このコラール↓
昨日のハイライト公演より~
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 14, 2024
バッハのよく知られたコラール♪
『心と口と行いと生活で』BWV147より
Vox Luminis & C. Shaw公演
エアフルト大聖堂
テューリンゲン・バッハ週間音楽祭https://t.co/c7CP97oZVs
公演の様子はドイツの放送局でも取材され話題に↓
今年の「#テューリンゲン・バッハ週間」ハイライト 公演 #キャロライン・ショウ 初演
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 17, 2024
気になった方👀いらっしゃいますでしょうか?
そんな方々にお届けしたい💌
ドイツの放送局📽️で、この公演の取材VTR出ました↓
「バッハへの新たなる道」→ https://t.co/teigXEfktM
そして、いよいよ、ファイナル・コンサート🎉フランスの超話題の古楽アンサンブル「ピグマリオン」のバッハ《ロ短調ミサ》。
公演前に、20年間音楽祭を支えた主催者クリストフ・ドレッシャーにテューリンゲン州首相ボド・ラメロウより感謝の意が伝えられました💐
この写真↓で、主催者クリストフ・ドレッシャーに花束をあげているのは、ドイツでは超有名人、ボド・ラメロウさん😮ドイツ16州の政治家トップの一人。音楽祭、今年で最後となる主催者に、感謝の意が伝えられました✨州も音楽祭を支えています。 https://t.co/aOnBQ5DJCI
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 16, 2024
この公演プログラムは、日本のバッハ研究者が、かつてこの曲に意味付けした「平和を訴える」以下のコメントで締めくくり。今とバッハの《ロ短調ミサ》曲のつながりが一層身にしみて感じられました。
バッハ研究者の小林義武氏は、この作品の「Dona nobis pacem」を世界平和への訴えと意味づけた。すなわち、2024年の今、私たちが最も望んでいる想いが、このバッハの音楽の中にメッセージとして込められているのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1713610826760-GP3tYfN8jw.jpg?width=1200)
会場はスタンディングオベーション・拍手喝采で最高の盛り上がりに!
大拍手👏に包まれて音楽祭、感動的に閉幕🥂
— Junko Sonoda @ musicologist (@JSonoda_Musiko) April 14, 2024
「テューリンゲン・バッハ週間」2024年🎊 https://t.co/PykQTeYmKa pic.twitter.com/nNiBOcoX4R
来年2025年からは、主催者がCarsten Hinrichsさんに変わり、音楽祭も新しく生まれ変わります。
Carsten Hinrichs, ab dem Sommer 2024 Festivalleiter der Thüringer Bachwochen, besucht in dieser Saison schon viele...
Posted by Thüringer Bachwochen on Saturday, April 6, 2024
2025年のテューリンゲン・バッハ週間は「ゴールデンウィーク」頃に開催予定🎉ぜひ海外旅行✈を予定されている方は、この音楽祭にお立ち寄り下さい!現地でお待ちしております。
![](https://assets.st-note.com/img/1713613201255-3vlPVp8cy3.jpg?width=1200)
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