見出し画像

瞬きの隙間に

瞬きの隙間に
カタチのないどこかしこに

りん と鳴る
扉がある


ハッとして見つめると
扉は既に私に融けて
その姿は残像のごとく

ただ
新しい希望の予感のみ
私の内側から聴こえている


未知なるミチの精


深淵なる茶目っ気で
いつも私と
遊んでくれる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?