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母の漠然とした不安も語っていくよ

前回の記事で、母子分離不安の息子が自ら習い事を始めたと書きました。

今日はその続き!

息子が体操教室に行くようになって、教室にいる1時間だけ、私から離れることができるようになりました。
ずっと息子から離れられることを渇望していた私にはすごく嬉しいことです。
なのに、その頃から私の中で漠然とした不安が出てきました。
その時の私のつぶやきは、

こんなことばかり呟いているけど、本当に「不安」の理由が見つからなくて霧の中を1人で彷徨っているような感じでした。
そしたら、

二週間ほどして、やっと!その不安が「息子の変化」から来ているものだと気付いたのです。
全然気付いてなかったんだけど、息子が私から離れたことで、「自分の存在価値」を見失っていたんですね。びっくりー(笑)

「今まで毎日私を必要としていた存在が、急に、私を必要としなくなった」ことで、自分はじゃあ今からどうしたらいいんだろうと不安に感じていたみたいです。

これでも、息子が私から離れられなくなってからもいつかは子供も親の元を離れていくものなのだから、自分は息子に依存しないようにしとこうと思って接してきたつもりだったのです。

だから、不安の原因が「息子ロス」だということをわかった時には認めたくないという気持ちも出てきたのですが、不安の理由がわかった時点で、不安の90%は消え去ったんです。
(漠然とした不安って、理由がわからないから余計に怖いんだなとわかりました。)

定年退職をしたお父さんが無気力になるとか、子育てが終わったお母さんが無気力になるとか、色々聞くけど、「ああこれか・・・」ってなったんです。

自分の役割ってなに?
今から私は何したらいいの?
ってなってました。

今まで、(子供が離れたら1人であんなことしよう!こんなことしよう!)って沢山考えていたのに、いざ突然その状況になると、何もしたくなくなってしまって、ただ存在しているだけ状態になってしまいました(笑)

でも、不安の理由がわかってからは、心が急激に回復して、今は全く不安はありません。
本当に素晴らしいほどの心の回復スピードでした。(笑)

息子はその後、なんとさらに進化しております。

「学校には1人では行けないけど、適応指導教室なら1人でお昼まで行けると思う」と言い始め、現在、9月の中旬から、その通りになっております(素晴らしい!)

※適応指導教室とは
市町村の教育委員会が、長期欠席をしている不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している公立のフリースクールである。

wikipedia

小学校1年生の時も息子は適応に半年間お世話になっているのですが、今現在も当時と同じ、息子が大好きだった先生が在籍しているので安心できるみたいです。

なので、本当の本当に、平日の午前中の3時間は、私はたったの1人で!!自分の時間を!!!過ごしているのです!!!!!
YouTubeの音もしない!!!
「お母さんちょっと来てー(見てー)」の声も、「お腹すいたー!」の声もしない!!
さいっこうです!!
とは言ってもまだいつ適応から「帰りたいみたいなので迎えに来てください」の電話があるかわからないので、自由に外出はできないのですが、家の中だけでも自由に静かに過ごせるというのが、本当にめちゃくちゃ幸せです。

家族4人が、それぞれの時間を違うところで過ごしているんだなって実感するたびに、心が満たされます。

以上、まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

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