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【競馬予想】 NHKマイルC 2021 面白そうな血統

おまたせ!競馬オタクの出番だ!

毎年荒れている印象が強いNHKマイルCの面白そうな血統馬をアップしていきます。

今年も混戦模様ですが、人気しそうな馬から紹介します。

グレナディアガーズ

父Frankel×母ウェイヴェルアベニュー:母父Harlington

父は14戦無敗の怪物Frankel、母はウェイヴェルアベニューは2015年の米国のBCフィリー&メアスプリント勝ちのダート短距離馬、Frankel産駒の牡馬で東京マイルの勝ち馬と言えば、安田記念を制したモズアスコットだろう、1:31.3のタイレコードで差し切った。脚質は異なる2頭だが、時計が早い馬場状態で成績を残せているのは興味深い。牝系も2頭とも米国系で、欧州の怪物Frankel(現役時代は主に1600m>2100m)にスピードを加えた印象に見えます。あまり日本ではFrankel産駒は流通してませんが、高速時計に対応できる欧州産駒は珍しく思います。天候も良くて、時計が出る馬場状態なら無視できない1頭になりそう。

朝日杯FSを制した2歳王者で、前走のファルコンSは番手から追走して、ルークズネクストを捉えきれずハナ差2着。勝ちに等しい内容だった。ここ2戦のレースを見ても前目につけて、スピードを持続させて押し切る内容、瞬発力勝負では少し分が悪そうに見える。

シュネルマイスター

父Kingman×セリエンホルデ:母父Soldier Hollow

父Kingmanは2014年の3歳時に愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞、セントジェイムズパレスS、サセックスS、欧州マイルG1を4勝して同年の欧年度代表馬に選ばれた。母セリエンホルデは2016の独オークス馬。
シュネルマイスターの7代母Suleikaから始まる牝系は日本でも活躍馬が多い。ビワハイジ(阪神3歳牝馬S)の子達のアドマイヤジャパン、ブエナビスタ、アドマイヤオーラなど、マンハッタンカフェなどもこのSuleikaからの牝系です、近年ではサラキア(府中牝馬S)半弟サリオス(朝日杯FS)も牝系です。上記の馬達の父はサンデーサイレンス系ですが、血統表を斜めに見ると、父Kingman(マイラー)、母父Soldier Hollow(主に2000m独・伊)母母父Highest Honor(欧州主にマイル前後)欧州のマイル前後の距離を使われていた馬で並んでいる、スピードと持続性が試される東京マイルで、持久力に優れた印象の欧州の血は消耗する展開でも対応可能か?

前走の弥生賞はドスローの番手からの競馬、結果は行った行ったの競馬になり逃げたタイトルホルダーを捉えきれず2着、初の2000mも最後も止まらずに伸びていた事は評価できる、今回の初の東京コースも対応出来そうだが、持ち時計が乏しい点が気がかり。

ホウオウアマゾン

父キングカメハメハ×母ヒカルアマランサス:母父アグネスタキオン

父キングカメハメハはNHKマイルCとダービーを勝ち変則2冠を達成した。母のヒカルアマランサスは2010年のヴィクトリアマイルをブエナビスタのクビ差2着。東京マイルには縁がある血統だと思う、ヒカルアマランサスの半弟はカレンミロティック、中〜長距離戦線で前目で競馬して粘り強くレースしていた。ヒカルアマランサスもカレンミロティックも古馬になって成績を上げてきたタイプで、この時期から能力全開で挑めるかどうか・・・

前走のアーリントンCは番手からすんなり抜け出し、道悪も難なくこなし、快勝、朝日杯FSの9着の内容を見ても瞬発力が現状は乏しい、東京マイルの適正に疑問をもつ、枠も内目で卒なく立ち回る競馬でチャンスあるか?

ソングライン

父キズナ×母ルミナスパレード:母父シンボリクリスエス

3代母ソニンクからの牝系ラインは活躍馬が多い。ディアドラ(秋華賞)、ロジユニヴァース(ダービー)、母ルミナスパレードの半妹にはジューヌエコール(デイリー2歳S)祖母のルミナスポイントの弟はダートで活躍した半弟ランフォルセ、全弟ノーザンリバー、G1ホースというよりは重賞勝ちって感じの馬が多い気がしますが、前目で競馬したそうな有力馬が多いだけに、差し脚鋭いこの馬の末脚が一発あるか?

前走の桜花賞は初の右回りで案外な結果でしたが、今回は実績ある左回りに戻るのは良さそうです。

アナザーリリック

父リオンディーズ×母アンソロジー:母父サクラバクシンオー

兄弟から活躍馬は出ていないが、母アンソロジーの半兄はポップロック、目黒記念2連覇や古馬の中〜長距離のG1でも好走。走っていた時期もディープインパクトやアドマイヤムーンなどと同じ時期で相手が強すぎた。
近年は父のリオンディーズの半兄エピファネイア産駒の活躍を目にするが活躍している産駒の特徴はサンデーサイレンスのクロス、皐月賞を制したエフフォーリアや3冠牝馬のデアリングタクトもサンデーサイレンスのクロスが結ばれている、父は違えど、アナザーリリックにもサンデーサイレンスのクロス3×4が結ばれている。昨年デビューしたリオンディーズ産駒のJRA初重賞制覇がG1になるか注目です。
*上記で紹介したソングラインもサンデーサイレンスのクロスが結ばれています。

前走アネモネSは道悪でペースも早いタフな展開、中団後方からポジションを上げて、直線は外に出して、抜け出し快勝、桜花賞をパスして、NHKマイルCへ、ただ重賞を走った事なく、キャリア面が薄く感じる。

いま現状では枠も発表されてないので、買い目など発表できませんが、購入した馬券はInstagramとTwitterで発表します。

平日は地方競馬、週末はJRAと競馬を楽しんでいます。

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