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2024年 5月の思い出 ご近所

五月の後半は美術館の企画展を見に行くため、その前の週末はせっせと家の手伝いをする。
基本はスーパーの買い物。買い物リスト通りお使いを済ませ、ついでに家族が好きそうなお菓子、お駄賃に自分用のお菓子もしくはアイスも購入する。

買い物の道中、花があちこちで咲いている。育てた人が通りに出ていれば挨拶をし、たまたま撮っていた写真がある時は、後日ポストに入れておくことを伝える。

近所は花を育てている人が多く、花壇や生垣のそばで町民どうし花談義をしているのを目にする。街には小さな防災スペースがあり、そこに花壇が備わっている。町内のおばちゃん、おばあさん方が季節にあわせたくさんの花の苗を運び入れ、朝からせっせと野良着姿で花壇作りに勤しんでいる。

このスペースは日中は仕事で町に来た人たちの休憩スペースになり、朝は近所の保育園児のピクニックの目的地になる。日が落ちる頃は、若い人達が仲睦まじくしていたりする。イタズラする人もいますが、幸い町内の方のおかげで今も綺麗に保たれている。

いろいろあれど、なんとかこの町は日常が保たれている。

朝の旧街道 塀の外に溢れたバラ
いつも通る路地のバラ
道端にポンと置かれたさつきの盆栽
気がついたら花がついていた。

タイトル上写真
ラウル・デュフィー モーツァルト
国立西洋美術館

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