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20240719

継続ッ


①トルストイ
昨日『ロシア文学の教室』を読み終わったので、今まで敬遠していたロシアの作家を読んでみる。(そう思うくらい、いい本でした)

高校2年生のとき、非常に精神状態が悪かったんだけど、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んで発狂しそうになって以来手をつけてなかった。昨日からとりあえずトルストイの『人生論』を読んでいる。

今までは意識的にトルストイを避けていた。
「誰からも愛されていない」という電撃のような悲しみからくる精神状態悪化であり、愛の重要性を説くらしいトルストイは読めなかった。

人生第二部は愛なので、めっちゃ共感できるかもしれないと思いながら読んでいる。

今のところ「物事について考えるときには目的と優先度を踏まえろ」「全体と詳細とを分けて考えろ」と書いてあり、愛とか関係なく、トルストイのプロジェクトマネージャーとしてのたしかな力量を感じている。
思索家はマネージャーに向いているのか……。


②KIRINJI
メンバーが好きだというのでKIRINJIを聞いている。めちゃくちゃ良くて最高にいいし、すごい。
エイリアンズは以前から聞いてたんだけど、まさか他の曲も同じレベルでこんなに良いと思ってなかった。

J-POPとかは1回聞くとなんとなく歌えるんだけど、思考回路になさすぎて、何回聞いてもメロディラインも歌詞も覚えられない。オリジナリティの塊なのでは?

私が好きなのは「愛のCoda」「雨は毛布のように」「Drifters」などです。今のところ。

他のメンバーにレッドハットチリペッパーズを勧められて聞いたんだけど、そのときもドラマの大胆かつ繊細で正確なリズム、ギターの歌うようで自在なメロディ、ベースの深い音色、歌詞のライムの一貫性と美しさなどに驚かされた。

聞いたことないけど誰かが好きな音楽ってめっちゃいいのかも。初対面の人に好きなバンドを聞きまくる人になろうかな。


③閉鎖/さなぎ
昨日からなんとなく閉鎖的な気分で、仕事にノれなかったんだけど……。

人生第2部になってから、1部のときと同じくらいのインプットしないといけないと気がしてる。立場が偉くなると自分がなんでも知ってると思い込んでしまうから、絶えず知らない何者かを追いかける必要があると思うし……それでなくても、新しい人生の輪郭をおぼろげにも見たいし。

そうするとエネルギーが内に籠るので、外に対してリーダーシップが発揮できなくなるのは仕方ないんだな。さなぎは中がドロドロになってるらしいけど、その状態で外に出て来られても困るでしょ。それと同じ。(そうか?)

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