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16 :: 様式の創造 vs 様式化

今回は Pastel Records 店主 寺田兼之さんをお迎えしてお送りします。
SjQ radio 史上最もプライベートな対話の前編

彼は奈良を拠点に、古今東西の良質かつ先鋭的なCDやアナログレコードをキュレーションして、取り扱う店舗を経営しており、エレクトロニカや音響といった音楽の盛衰に関わってきました。


結構放談的な内容になっているので、はからずもネガティブな発言になってる部分があるんですが、音響派やエレクトロニカという音楽は、様式ではなく当初は様式の創造そのものだった。もちろん、多くの音楽の様式にそういった要素があるんですが、この場合はコンピュータの計算能力や音楽ツールの進化、周波数や時間領域への直接的操作、偶発的な変化などがよりクリティカルに関わっています。

やがてそれが様式化することで、産業化する、つまり手法やそのためのツールが現れてくる。すると、そこに関わったり聴取する人の傾向にも変化が現れて来ます。
その中、音楽流通のデジタル化などもあり、寺田さん、Pastel Recordsにも変化が訪れていることが語られます。


Pastel Records
https://www.pastelrecords.com/

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