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声の出方が違う。

今日5月6日は、吉田美和さんの誕生日です。

ドリカムのメインボーカルの吉田美和さんですが、日本の女性アーティストでわたしはトップクラスで歌声が綺麗だと思うんです。

声の出方がまるで違う、異次元からドカーンと出てきてそれでいて素晴らしく綺麗な音色。
日本人には再現できない、あの独特のリズムセンス。
そしてキャラクターさえも、まるで太陽のような明るさ。
吉田美和さんの持つ美しさは、誰もが納得してしまいます。

わたしが個人的に気に入っているのは、それぞれの楽曲もそうなんですが、曲の終盤にはいつも決まって"転調"したりして変化が加えられるんですね。
それが、「この曲は、どんなアレンジをしてくるんだ?」という期待になってたりしたものです。アドリブなんじゃないかとさえ思います。良すぎて。
それは、多くはドリカム3人体制の初期の頃に見受けられていました。

むかし、部活の先輩に「失神ゲーム」という危険なゲームを無理矢理やらされました。そこで案の定失神してしまい、5分ほど意識が飛びました。
記憶の中では、奥の方が眩しく光る一本道を、パジェロミニが向かっていく光景がCMのように流れていました。
そこで流れる、「うれしい、たのしい、大好き」。
歌の途中で目を覚まし、先輩にビンタされていた覚えがあります。
あそこはきっと天国だろうなと今でもあの曲を聴くと、思い出してしまいます。

ここ最近は、やはりベテランアーティストの性ですが吉田さんの声が出にくくなってるのだと思われます。
しかし、どんな声でもその歌を歌う吉田さんは唯一無二なので、わたしはこれからの吉田さんをどんどん受け入れられます。
だって、ルイ・アームストロングがあの声で歌ってましてからね。
アンナ・カリーナだって亡くなる前は、ガラガラな声でしたもん。
でも良いんですよね。
吉田さんが歌うのが、観たいんですから。

素晴らしい功績や思い出を残せてきた人たちの、特別な権利があるはずです。

どうかまたたくさん、歌を聴かせていただきたいです。

お誕生日おめでとうございます。

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