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不動産登記の名義人住所を自分で変更する方法

投資に回していた不動産のローンを完済したので、銀行より抵当権の抹消手続きをするよう銀行に言われました。
せっかくの機会なので、行政書士に頼まず自分で登記変更!
この記事では、抵当権抹消の際に自分(名義人)の住所変更を行なった際の手順を記載しています。
(抵当権抹消登記の手順はこちら↓)


まずは法務局の不動産登記申請手続のページへ!

不動産登記に関する手続きを行う際、まずは法務局の不動産登記申請手続きのページで該当の案内を開きます。
法務局>不動産登記申請手続

今回は名義人である自分の住所変更を届け出る手続きなので、こちらのページを参照します。
※登記対象の不動産が戸建てかマンションかで参照する案内が異なりますが、私の場合はマンションでしたのでマンション前提で記載します。
法務局>不動産登記申請手続>登記されている住所・氏名に変更があった方へ

申請用紙をダウンロード

続いて、登記手続き申請の用紙をダウンロードします。
同じく法務局のサイトにダウンロードページがありますが、見つけづらいのでこちらのリンクから直接アクセスした方が早いです。
法務局>不動産登記申請手続>不動産登記の申請書様式について

今回は住所移転なので、住所移転の用紙をダウンロードします。
※記載がわかりづらいですが、戸建ての場合は住所の変更の場合、マンションの場合は住所の変更(敷地権付き区分建物)の場合を参照します。
法務局>不動産登記申請手続>不動産登記の申請書様式について>1 名義人の住所・氏名変更>1-1 登記名義人住所・氏名変更登記申請書(住所移転の場合)

早速入力!

入力例はこちら↓

ここからは入力の際の注意点を記載

  1. 登記住所から現住所への移転を証明するための添付書類

    1. <推奨>住民票コードが分かればコードを記入して添付書類は省略してOK!

      1. 自治体から郵送されているはずなので、まずは自宅を探す

      2. わからなくても、身分証を持って役所に行けば無料で発行してくれます!

    2. 住民票コードではなく、書類の添付で対応

      1. 登記住所から現住所への移転が直接:住民票

      2. 登記住所と現住所の間に複数回の引越しを跨いでいる:戸籍の附票

        1. 本籍地に住んでいる場合の取得方法

          1. 市区町村の役所で取得する

          2. コンビニエンスストアのマルチコピー機で取得する

          3. オンラインで申請する

        2. 本籍地に住んでいない場合の取得方法

          1. 市区町村の役所で取得する

          2. コンビニエンスストアのマルチコピー機で利用登録後、5日程度経って利用できるようになったら改めてコンビニエンスストアのマルチコピー機を使って取得する

          3. オンラインで申請する

印刷→収入印紙用の白紙A4用紙をホッチキス


法務局該当ページより引用

申請用紙と白紙の用紙をホッチキスで留めたら、契印。
※契約書を扱ったことがある人は収入印紙に割り印を押したくなりますが、収入印紙への割り印は絶対にしない!!

レターパックを同封

登記完了したら登記完了証を送ってもらうため、レターパックを同封。
※私の場合は抵当権抹消を同時に行なったため、一つのレターパックで抵当権抹消の登記完了証とまとめて返送いただきました。

提出!

郵送でもできるようですが、法務局に行く機会はなかなかないので私は直接提出に行きました。
所要時間:5分程度(早い!)
※窓口では必要書類の漏れがないかのみをチェックするため、内容不備がないかの添削は行なってくれません。
そのため、所要時間は大変短いです。

いかがでしたか?

不動産購入の際は不動産会社が行政書士の方を及びし、登記を代行してもらうと思います。
すごく大変な作業だと思っていましたが、案外簡単で拍子抜け(失礼?)
きっと不動産登記は記入項目がたくさんでこんな簡単ではないのでしょうが、住所変更くらいは自分でやっても良い経験になるのではないでしょうか?
ちなみに、私の場合だけかもしれませんが、内容に不備があった際はお電話をいただき、法務局で対応できるものはお電話口で内容お伝えして訂正してくれました。(親切!)

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