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腹ペコミュージシャンが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」とは!?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

1月11日(火)のオンエアでは、「俺たち“マキシマム ザ ホルモン ファンクラブ”」、をテーマにお届け。ゲストに腹ペコ(ホルモンのファンの通称)、KUZIRAの末武竜之介(Gt./Vo.)とtricotのヒロミ・ヒロヒロ(Ba.)が登場。

■腹ペコが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」Part1
1998年に八王子で結成した「マキシマム ザ ホルモン」。メンバーは、ほとんどの作詞/作曲を手がけるマキシマムザ亮君、亮君の実姉でありドラムのナヲ、キャーキャーうるさい方、ダイスケはん、チョッパーが光るベースの上ちゃんからなる、日本のラウドロックシーンの異端を突っ走る4人組。

「CD付き書籍」や「CD付きオリジナルマスク」などの独自の販売形態やマキシマム ザ ホルモン2号店を作り出したフランチャイズ制の導入など、予想もつかない活動でリスナーを撹乱させ続ける彼ら。そんなマキシマム ザ ホルモンの6年ぶりとなる最新映像作品『Dhurha Vs Dhurha〜ヅラ対ヅラ〜』が、1月12日(水)にリリースした。

あっこゴリラ:まずは、ホルモンと出会い、そして腹ペコになったきっかけをお聞きしたいと思います。末武さんは? 
末武:僕は、中3のときにたまたまYouTubeでMVを見て衝撃を受けて。それがきっかけでアルバムを買いに行って、ハマりました。
あっこゴリラ:アルバムの中がまたすごいじゃないですか。それで、その世界観に引き込まれていっちゃうみたいな感じだよね。
末武:そうですね。もう音楽だけじゃなくて、全部含めてですからね。
あっこゴリラ:ヒロミ・ヒロヒロさんは、どうですか?
ヒロミ:私はもともと10-FEETが好きでよく一緒に対バンとかされていて、それがきっかけで知りました。そこから調べて、“このバンドはなんだ!? ”って衝撃を受けて、ライブ観に行ったりするようになりました。
あっこゴリラ:やっぱりプレイヤー目線でも、すごいバンドですよね?
ヒロミ:もう、とんでもないバンドですね。ふざけてるような感じなのに、超絶テクだったり、実はめちゃくちゃすごいみたいな。一見、それを感じさせないけど、よく見るとすごいヤバいことしてるっていうのが衝撃でしたね。

そんなゲストのお二人に、「俺のホルモンこの一曲」をそれぞれ紹介してもらった。

あっこゴリラ:まず、末武さんが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」は?
末武:『川北猿員』です!
あっこゴリラ:この曲は、5枚目のアルバム『ロッキンポ殺し』に収録されているものですよね。ちなみに、この「ロッキンポ」とは、マキシマムザ亮君曰く、「ロックでは勃起しなくなってしまったロックインポ野郎」のことだそうです(笑)。これは、どんなテーマで選んだんですか?
末武:「僕のロックの根源にある曲」というテーマで選びました。
あっこゴリラ:アルバムの中でも、特にこの曲が響いた理由は? 
末武:疾走感のあるビートやシンプルな展開、キャッチ―なサビなどいろいろあるんですけど、やっぱり歌詞ですかね。学生時代のイケてない自分に歌詞が反映されていて、めちゃめちゃ共感しました。

あっこゴリラ:続いて、ヒロミ・ヒロヒロさんが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」は?
ヒロミ:『チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンヌルルレロレロ』です!
あっこゴリラ:この曲は、6枚目のアルバム『ぶっ生き返す』に収録されているものですよね。これは、どんなテーマで選んだんですか?
ヒロミ:おこがましいかもしれないんですが、「いつかホルモンの前でカバーしたい曲」というテーマで選びました。
あっこゴリラ:tricotのホルモンカバー聴きたい!
ヒロミ:tricotもけっこうふざけてる曲あるんですけど、こんな歌詞をこんなにポップにかわいく、カッコよくできるなんて、やっぱり見習いたいなって思います。
あっこゴリラ:この曲は、ナヲさんがリードボーカルなんですよね。
ヒロミ:そうなんです。だから女の子でも歌えるし、tricotがもしカバーするならいいんじゃないかなと思い選びました。

■腹ペコが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」Part2
続いて、腹ペコアーティストとしてバンド「ヤバいTシャツ屋さん」のこやまたくやからのコメントを紹介。まずはその“腹ペコっぷり”を語ってもらった。

こやま:僕は、中学2年生のときにマキシマム ザ ホルモンに出会って、マキシマムザ亮君に憧れて、真似をしてギターを買いました。それからはひたすら家でマキシマム ザ ホルモンの曲をコピーしていました。もうめちゃくちゃ影響受けています! ホルモンがいなかったら、バンド組んでいなかったと思います。高校の頃も、「地獄絵図」というライブでフルフェイスを着けて参加したりしてました(笑)。

ここで、こやまにも「俺のホルモンこの1曲」を選んでもらった。

こやま:僕が選んだのは、『ビキニ・スポーツ・ポンチン』です。踊れる楽曲なんですけど、何よりAメロのギターリフが弾いてて本当に気持ちいい! 学生の頃、一人で何回も弾いていました。

ここからは、引き続きゲストのお二人に「俺のホルモンこの一曲」を紹介してもらった。

あっこゴリラ:末武さんが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」は? 
末武:『鬱くしき人々のうた』です!
あっこゴリラ:7枚目のアルバム『予襲復讐』に収録されている楽曲ですが、これはどんなテーマで選んだんですか?
末武:「これを超える曲を作れたらバンド辞めても後悔はない曲」というテーマで選びました。
あっこゴリラ:おお~、アツい! どんなことを歌っている曲なんですか? 
末武:“亮君、どれだけ闇抱えてんの? ”っていうくらい本当に重い歌詞なんですよ。特に後半のパートが大好きです!

■マキシマム ザ ホルモンの魅力
ゲストのお二人にマキシマム ザ ホルモンの思い出のライブについて訊いた。

あっこゴリラ:やはりライブはホルモンの真骨頂だと思うのですが、お二人の思い出のライブなどありますか?
末武:僕は、高3のときに初めて観た予襲復讐ツアーのライブです。今までいろんなバンドを見てきたけど、やっぱりホルモンが一番カッコいいですね!
あっこゴリラ:ヒロミ・ヒロヒロさんは?
ヒロミ:初ライブもすごかったんですけど、一度、ツアーにtricotを呼んでいただいたことがあって。まさか対バンできるなんて思ってもなかったので、感慨深すぎて感動しっぱなしでした。
あっこゴリラ:対バン、アツいですね。では、そんなヒロミ・ヒロヒロさんが選ぶ「俺のホルモンこの一曲」は?
ヒロミ:『包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ』です!
あっこゴリラ:5枚目のアルバム『ロッキンポ殺し』に収録されている楽曲ですが、これはどんなテーマで選んだんですか?
ヒロミ:「カラオケで歌いたくなる一曲」というテーマで選びました。
あっこゴリラ:確かに、カラオケに行ったら誰かしら歌うやつですよね(笑)。
ヒロミ:ホルモンの曲って、女子が歌うにはちょっと難しい曲が多いと思うんですけど、この曲ならなんとか歌えるっていう(笑)。

あっこゴリラ:改めて、ホルモンの魅力はどんなところにあると思いますか? 
末武:語弊があったら申し訳ないんですけど、“完璧じゃないところ”です。もっとカッコいい曲書けるのに、ちょっとふざけたりとか、イケてない部分出したりとか、人間臭さ出したりとか、そういう部分がなんか惹かれるんですよね。
あっこゴリラ:わかる~! ロックのスピリットですよね。ヒロミ・ヒロヒロさん、どうですか?
ヒロミ:独特な歌詞というか、なかなか言わないような言葉もホルモン流に昇華して、バチバチにフレーズにはめ込んで、遊んでるようだけどめちゃくちゃカッコよく仕上がっていて、誰にも真似できないことをサラッとやっているのが、“最強だな”っていつも思います。

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【番組情報】
J-WAVE 81.3FM『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 22時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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