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3人のギタリストが“アヴリル愛”を語り尽くす!

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

■衝撃のデビュー! 疾走の2000年代

今年でデビューアルバム『Let Go』から20年。パンクスピリット溢れる楽曲で、世界中のティーンの拳をつき上げさせてきたアヴリル・ラヴィーンが、2月25日に待望のニューアルバム『ラブ・サックス』をリリース。

2月15日(火)のオンエアでは、アヴリル・ラヴィーンを大特集。ゲストには、Anly、ロザリーナ、そしてSCANDALのHARUNAがコメントで登場。そんな3人のギタリストにアヴリル愛を語り明かしてもらった。

あっこゴリラ:今回ゲストのみなさんには、2000年代、2010年代、2020年代と三つの時代にわけて、それぞれのフェイバリットソングを聞いていきたいと思います。まず、2000年代から。ロザリーナが選ぶ「2000年代のアヴリルこの一曲」は何? 
ロザリーナ:1st『Let Go』の収録曲、『Too Much to Ask』です。
あっこゴリラ:この曲を選んだ理由は?
ロザリーナ:大人になってからアヴリルを聴いて、そのときに空耳なんですけど、日本語が聴こえてきた気がして、英語なのに日本語が聴こえたっていうことにすごい感動したんです。自分の曲でも「愛してるよ」って聴こえるけど、「愛してるよ」って言ってない言葉で歌詞を書きたいなと思って書いたことがあります。
あっこゴリラ:Anlyもこのアルバムには思い入れがあるとか。
Anly:私が好きな曲は『Sk8er Boi』なんですけど、すごい元気満々みたいな曲で“青春してるな”って感じが好きで。初めて聴いたときはまだ高校生じゃなかったけど、高校生になってもずっと聴いてましたね。

ここで、SCANDALのHARUNAから届いたコメントを紹介。同じく アヴリルの魅力を語ってもらった。

HARUNA:好きになったのは、中1のときに友達がアヴリルのアルバム『Let Go』を紹介してくれたのがきっかけです。そのときに、“アヴリルって、こんな素敵なのに身長が156センチぐらいしかないんだよ”って言われたのがすごく印象的で、こんなに小さい女の子でもパワフルに歌が歌えるんだって思った記憶があります。「ブラックスターツアー」をさいたまスーパーアリーナに観に行ったことがあって、そのときのパフォーマンスマンスがすごく良くて、“自分もあんな風になりたいな”って思いました。自分の気持ちを素直に解放的に表現できるところが最高だなと感じています。

HARUNAにも「アヴリルこの一曲」を選曲してもらった。

HARUNA:私が選曲したのは、『Don’t Tell Me』です。バンドを始める前だったんですけど、ギターの音がかっこいいなと思いながら、いつか自分がバンドとかやるんだったらアヴリルみたいになりたいなって思いながら聴いていた曲です。


あっこゴリラ:いい曲! アヴリルのメロディーって、元気だけど切なくていいよね。
ロザリーナ:そうなんですよね。めちゃわかる!
あっこゴリラ:引き続き、ロザリーナが選ぶ「2000年代アヴリルこの一曲」は?
ロザリーナ:3rdアルバム『The Best Damn Thing』の収録曲、『When You're Gone』です。
あっこゴリラ:この曲を選んだ理由は?
ロザリーナ:この曲、カラオケで歌うとめっちゃ気持ち良くて。サビでどかーんっていけるし、サビの張り上げる感じがアヴリルを好きな理由のひとつです。


あっこゴリラ:Anlyさんも同じアルバムから選んでくれたとのことですが、どの曲ですか?
Anly:『Keep Holding On』です。
あっこゴリラ:この曲を選んだ理由は?
Anly:自分の中で不朽の名作と認定していて、“一人じゃないよ”みたいな優しい歌詞だけど、サビでは力強く鼓舞する感じが今の時代にも響く曲だなと思います。すごく落ち込んだときにこれを聴いて泣いたこともありました。今でもよく聴いてる曲です。
あっこゴリラ:ストリングスとか入って壮大なんだけど、アヴリルの世界感ってワンルーム感があるから、ただ壮大なだけじゃないというか。
Anly:ちゃんとそばにいて歌ってくれている感がありますよね。


■病気との闘い、勇気と希望の2010年代

2014年からライム病により休止状態に入るなど、実は平坦な人生ではなかったアヴリル。ここからは、結婚、闘病、離婚を経たアヴリルの2010年代を振り返る。

あっこゴリラ:ロザリーナの選ぶ「2010年代のアヴリルこの曲」は?
ロザリーナ:『Rock N Roll』です。
あっこゴリラ:この曲を選んだ理由は? 
ロザリーナ:ドライなボーカルの中でちょっと挑発的な歌い方というか、それがアヴリルだなと感じました。歌詞の内容も本当にロックンロールな感じで、“流行に乗らなくていいでしょ? ”みたいな感じが最高です。


あっこゴリラ:(曲を聴いて)最高! めっちゃいい!
Anly:エモい。
ロザリーナ:ひっくり返りそうな声出したりするじゃないですか。それがめちゃくちゃロックって感じで、エモいなって思います。
あっこゴリラ:二人とも歌い手としての視点の話だから、すごくおもしろいね。続いて、Anlyが選ぶ「2010年代のアヴリルこの曲」は?
Anly:『Head Above Water』です。
あっこゴリラ:この曲を選んだ理由は?
Anly:初めて聴いたとき、すごく切ない曲調なんですけど、生命力がある曲だなと思いました。実は、闘病してたことを知らずに聴いたんですよね。あとからライム病のエピソードを踏まえて聴くと、息がしづらいとか病気の症状とかも思い浮かぶ歌詞だったりして、人生経験を音楽に昇華できるってところが生まれながらにしてロッカーだと思うし、生き様みたいなものを感じました。私にとってはアヴリルが少女じゃなくて、大人に見えた曲でしたね。


■完全復活! 再ブーム到来の2020年代

Z世代の若いアーティストが、ポップパンクに傾倒するY2Kムーブメントが巻き起こるなか、先駆者アヴリルが3年ぶりのニューアルバム『ラブ・サックス』をリリース。その先行シングル『Bite Me』をオンエアした。


あっこゴリラ:今もなお下の世代に影響を与え続けているアヴリルをどう思いますか?
Anly:私は若干アヴリルが魔女みたいに見えていて(笑)。いつ見てもかわいいし、ずっと『Sk8er Boi』のままなんだよね。『Head Above Water』のときだけ大人の女になったんだけど、ジャケとかも完全に戻ってきちゃってカムバックした感じが魔女だなと。
あっこゴリラ:確かに魔女感ある! アヴリルに年齢の概念いらないよね。
ロザリーナ:カワイイとか、カッコいいとか、誉め言葉が全部当てはまる。
あっこゴリラ:今後のアヴリルに期待することってありますか?
ロザリーナ:最近『Sk8er Boi』のMVを初めて見たんですけど、“こんなMVだったんだ”って衝撃でした。あの頃からずっと変わらずアヴリルだったんだなって、これからもそういてほしいなと思います。
Anly:音楽性もファッションもブレずにここまで来ていて、ファンのことを全く裏切らない、地に足がついてるアーティストというか。年齢が下の子から見ても、それをずっと続けてたらフレッシュに映ると思うから、彼女の魅力って全く変わらないところだと思います。
あっこゴリラ:確かに。ここまで変わらない方もすごいよね。
ロザリーナ:時代に左右されてないですよね。
あっこゴリラ:時代が勝手に回ってきたみたいな。
一同:あははは! 
あっこゴリラ:また評価をされてるということは嬉しいし、ずっとクオリティが素晴らしいってところがカッコいいなって思いますね。
Anly:古くならないですよね、昔の曲も。私たち世代の本当にプリンセスみたいな。
あっこゴリラ:そうだね。俺たちも頑張ろう(笑)。

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【番組情報】
J-WAVE 81.3FM『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 22時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/


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