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デスピアについて(2021.08)

デスビア使いの人も、そうでない人もはじめまして。「そな」と申します。

私自身が「デスピア」というテーマが好きで、色んな構築を模索してきました。その中で現状これだと思うものを紹介できればと思います。

カードの採用理由や不採用にしたカードの理由等、私自身の備忘録という意味でも記載をしていきたいと思っております。なお、環境にも闘っていけるような構築を目指して作りましたが、それはそれという目で見ていただければ幸いです。

構築は上画像になります。
ここからデスピア関連のカード、その他のカード、手札誘発の採用理由、エクストラのカードについて説明していきます(効果の説明が必要であると思うカードについては画像をつけています)。

<メイン>

【モンスター】

このデッキの主軸です。このカードから融合を引き込む形になるので3枚採用。召喚から動かないといけないのが弱みかなと思っていますが、そうしないと動けないのでやるしかないです。地味に忘れがちな②の効果ですが、しれっと効果無効にしてくれる点と、自己蘇生なのでライフを削られにくい利点があります。大体効果忘れがち。

アルベルが魔法・罠サーチなのに対して、こちらはモンスターをサーチしてくれます。条件はやや面倒ですが「おろかな埋葬」や融合素材にした場合に発動できるので便利です。アルベルをなるべくきらさないように動くのがいいと思います。②の効果はサルベージ。あまり使いませんが、意外と便利なので覚えておきましょう。②の効果は、大体使わずに終わることが多いです。

初見で効果がちょっとわからないカード。どこからでもエクストラデッキに入るモンスターがSS(特殊召喚)された場合に、場のモンスターの効果を対象に取り無効にします。使いかたとして、相手にチェーンで効果を強要する場合が多いですが、大体はこのカードが場にいる状態で別途融合をした際、悲劇をチェーン①、このカードをチェーン②にしてうらら回避なんていうもあります。そういう時って大体回ってる時なので、もうそれは勝ってる時ですね。②の場に出てくる効果は非常に強力です。自身の悲劇を素材に融合を行った場合、上記の様に悲劇をチェーン1、このカードのSS効果をチェーン2にすることで、悲劇の効果を通すことができます。こちらの方が現実的ですね。地味に打点が3000あるのは優秀だと思います。

双剣デッキでは必須のカードですが、アルバスも出せるんですよっていうことを、今一度知っておいてほしいなと思います。このカードの優秀さは「SSできるレベル4チューナー」という部分にもあります(大体こっちで使うことが多いです)。この記事には記載しませんが、サイドチェンジを考えた時にアルバスの枚数を増やすので、その時にはさらに活躍するカードでもあります。3枚でもいいかと考えましたが、他カードとの兼ね合いでメインの枚数は2枚にしました。3枚でも別に弱くはなく、その強さを十分に発揮してくれると思います。早く安くなってほしい。

白エクレシアで出てくる始まりの竜。デスピアを考えている時に枚数を0~2枚でシャトルランしてました。白エクレシアを採用したことで、メインには1枚採用しています。先攻では効果が一切活きないこと、先攻で出して強いアルバスの融合体がいないことから枚数を減らしています。白エクレシアのおかげで入っていると言っても過言ではないです。ありがとう白エクレシア。

・教導の聖女エクレシア&フルルドリス

旅路の中で成長をしている白エクレシアが強いってことは、元々も強いってことなんですね。後述しますが、ドラグマ及びアルバスの融合体には、先攻で出して直接相手の妨害(無効系)を行うモンスターはいません。そのために、単体で機能するこれらのカード群を採用しました。教導エクレシアのSS効果は今も昔も偉大です。単体でも強い、融合後に出すことで、妨害札を引き込める(フルルドリスorパニッシュメント)、自身もデスピアの融合素材になれる点から、文句無しの3枚採用です。フルルドリスについては、現状2枚を採用していますが、ここは1枚でもいいかなと考えています。妨害札になれる、単体打点が実質3000あること、後述する融合体とエクシーズ召喚できる器用さ、あとは融合素材になれる点で、この時点では2枚採用しています。

【手札誘発】

・増殖するG、灰流うらら
文句なしです。あって当然のカード。Gの枚数は2枚か3枚かで悩みましたが、牽制札はあるに限るという結論に至ったので互いに3枚採用しています。

・エフェクトヴェーラー、サイフレームガンマ
上記と同様の理由であることと、この2種類は融合素材にもなれる事に加え、ターン1制限がないことからフル投入しても問題はないと判断し最大枚数を採用しています。幽鬼うさぎが唯一同じ理由で採用候補のカードですが、このデッキは妨害する札を増やすことが優先(うさぎでは盤面は壊せるが無効にはできない)と考えたため、上記の採用を行いました。

【魔法】

元々、このデッキの「核」になっていたカード。そのポジションを赫いルーキーに奪われました。それでも必要なカードではあるので2枚の採用。3枚も考え、初手融合→相手G→ガンマみたいな流れを作りやすいかなとは思いましたが、それは幻想でした。そんな都合よくはいかないものです。デスピア関連特有、②の効果忘れがち問題。実は強い効果だと思っています。これで融合体とアルベルを場と墓地で反復横跳びさせていきましょう。白エクレシアが墓地にいる場合、融合体が反復横跳びして場→墓地→場にいた場合でも、エンドフェイズに白エクレシアは回収できる(ADSでは回収できました)ので、覚えておくと損はないです。

期待されたルーキ-。デスピアの革命といっても過言ではないです。自分のターンでは劇場で融合、相手のターンでは赫で融合と、やってることはエルシャドールフュージョン(調整版)です。悲劇を絡めると自分のターンと相手のターンで1回ずつサーチができるので、自分のターンでアルベルをサーチし、相手のターンで上級をサーチできます。返しバッチリですわ。最悪、Gを打たれた場合にはサルベージだけを行い、融合はしないという選択肢もあることは頭に入れておきましょう。②の効果はないので、忘れがちということもありません。

このカードを一言でいうと「保険」です。①の効果はアルベルに直結できるので、そこから融合展開へともっていくことが可能です。ただ、手札消費があまりにも重いので1枚採用にしています。このカードも赫と同じくSSをせずに手札に加えるという選択肢があるので忘れずに。なお、手札を捨てるのは「コスト」ではなく「効果」なので、悲劇を捨てた場合には、ちゃんと悲劇の効果が発動します。申し訳程度のシナジーがあります。忘れがちな②の効果ですが、このカードに限りメインは②の方であると思っています。でも忘れがち。使う私もたまに忘れます。よくないですね。忘れずに破壊から守ってあげましょう。

・おろかな埋葬
悲劇を落とします。ごく稀に赫で回収するためにアルバスを…みたいなことをする場合がありますが、それをしている時は大体勝っている時です。99.9%悲劇を落とします。

・天底の使徒
教導が入ってて、このカードを採用しない理由がわからないので採用しています。以上。

【罠】

・無限泡影
3枚での採用理由は、増殖するGや灰流うららと同じです。妨害is正義の鉄槌。

・ドラグマパニッシュメント
妨害したい。それだけです。落とすカードは「ヌトス」「バスタード」「アルビオン(ほとんどない)」から選びます。たまに打点3001以上のカード入れてアーゼウス飛ばしたい時があります。そういうときは大体負けます。わりきりましょう。

<エクストラ>

相手の打点を0にできます。後述するヌメロンパンチをする時に必要になります。忘れがちな②の効果ですが、戦闘で破壊されると発動しないので注意しましょう。私は少し前まで、戦闘破壊でも効果が出ると思っていました。テキストはちゃんと読みましょう。このカードの優秀な点は「赫の烙印」でサルベージできる点にあります。後述する「マスカレイド」ではそれができないので、融合先のリソースをとれる点でもこのカードの採用理由は大きいです。

相手に全てのカード効果を発動する際、ライフコスト600を強要するカードです。地味ですがじわじわと効いてきます。出せば出すだけライフコストを強要できることが強みです。チェーンにはのりません。また、融合召喚以外で出た場合にはライフコストを強要できないことは注意しましょう。顔パス永久無料0円でカードの効果を発動してもらいましょう。②の効果は非常に強力です。相手からもらうダメージの軽減、打点の確保、後述するヌメロンパンチの潤滑油(素材確保)として非常に優秀です。自己蘇生はある程度の条件はありますが、あってないようなものです。注視する点は「儀式」モンスターがいる場合にも発動できる点です。あまり使わないとは思いますが、覚えておいて損はないです。私は最近知りました。テキストは本当にちゃんと読みましょう。

昔からいるアルバスの頼れる融合体。大体は「天底の使徒」で落とされます。アーゼウスがいる際に、これを出して除去する事が多いです。決まると気持ちいいですが、大体返しには何も残らないです。悲しいね。

アルバスを使ったことある人なら知ってるカード。知らない人はパックの外れ枠です。①の効果は、さらに融合を行えるという効果です。「劇場」で出している場合には、その素材が墓地にいるので、そこから融合を行い戦力強化に繋げられます。アルバスの効果や「赫の烙印」で出した場合には、融合素材があることを確認した上で出すようにしましょう。元々、ヌメロンパンチはこのカードありきで行っていましたが、マスカレイドの登場で出番はかなり減りました。②について、効果自体は強いと思います。「赫の烙印」をセットすることがメインになると思います。私は使ったことはありません。

・旧神ヌトス
パニッシュメントの永遠のお友だち。ズッ友よ、これからもよろしくね。以上。

ドラゴン族ではなく植物族です。どうでもいいと思うかもしれませんが「センサー万別」等、何かしらの召喚制限がかかっている場合に活かせたりします。場に出る融合体で唯一妨害が行えるカード。出す場面は少ないですが、あると選択肢として安心します。

白エクレシア+アルベルや不発になった悲しいアルバスから産み出されるカオス。実はとても優秀なカードです。①の効果で5枚めくり、そのカードの中に「悲劇」があると、さらデスピアモンスターをサーチできる特典がつきます。②の効果はマスカレイドと同じくヌメロンパンチを行う潤滑油として、とても優秀です。自分のターンでガンマを決めた場合には積極的に出していきましょう。

・シーオルフェゴールディンギルス
自由枠。後ろに触れるカードがなかったので、とりあえず入ってます。使ったことがないので使用感は不明です。机上論ですら、別に強いやんとか思ってはいないカードです。採用する意味合いは変わりますが、融合なら「スターヴヴェノム」、シンクロなら「サイフレームΩ」、エクシーズなら「ランスロット」とかでもいいのではと思っています。

ランスロットは、地味にヌメロンの下敷きになれたりします。(後述:下敷きやSSできるナンバーズはドラゴンだけだったので出せませんでした。すいません。)

ヌメロンパンチへの第一歩。このカードを出した時、頭の中にはヌメロンパンチをすること以外は考えていません。ある意味で、それだけ慎重に出す必要があります。または、もう後がなく神頼みをする時に出します。そういう時は大体ヌメロンパンチは通りません。そういうものです、世の中ってものは。

ヌメロンパンチの下敷き。普通に出してもよさそうです。普通に出したことはありません。縁の下の力持ちですね。かっこいい。

ヌメロンパンチの張本人。別名ワンパンマン。ヒーローです。①の効果で、横にいるドラッグラビオンと自身で打点は9000になります。ラビオンを出す過程で「クリエティス」の効果で相手モンスターの打点を0にしておくと、このカードの攻撃でワンパンチできます。このカードに効果無効系のカードを当てられると目の前が真っ暗になるため、ラビオンの時にも記載しましたが慎重に出しましょう。ラビオンのデメリットで、その後にアーゼウスも出せません。悲しいね。②と③の効果はおまけだと思ってください。

なんで入ってるのか、疑問のカード群であると思います。このカードの意味は「手札の悲劇を墓地へ送り、赫の烙印の発動条件を整える」ことにあります。「悲劇+赫の烙印」の場合にこのセットを使用します。これに加えて教導エクレシアがあれば、妨害も整うという状態になり、悲劇からアルベルをサーチすることにより後続の確保も可能になります。個人的にはいいんじゃないかと思っている動きの1つです。

以上が、デッキの紹介及び個々の採用理由になります。

次に、私が不採用にした印象的なカードとその理由について記載していきたいと思います。

<メイン>

【モンスター】

1枚でなにもせず、加えてなにがしたいのかがわからなかったので不採用にしました。

使用感は悪くはないとは感じましたが、これのおかげで勝てましたみたいなことは一切なかったです。そもそも場には出ないので①の効果は白紙です。②の効果は悪くはないですが、あったからどうというわけではなかったため、不採用にしました。

やればできる子。「悲劇」を落とせばサーチに繋がり、ヌトスを落とすことで盤面除去ができます。場に4非チューナー(反復横跳びしたアルベル等)がいる場合にこのカードを出し、ヌトスを落として盤面除去。その後にシンクロを行い「フルールドバロネス」を出すといった動きは非常に魅力的でした。効果を無効化されても、8融合体とこのカードで「バロネス」が出せます。さらに「アルミラージ&セキュアガードナー」へ変換できるカードでもあるため、教導エクレシアとこのカードを持っている際には、とりあえずは動けるといったことは可能です。はじめは、アルベルが引けなかった際の準初動として考えていましたが、効果を妨害された際に後続が続かないと本当に棒立ち状態になってしまい、段々とメリットよりもリスクの大きさに悩み、最終的に不採用となりました。

【魔法】

・強欲で貪欲な壺、金満で謙虚な壺

とても強かったです。枠があるなら採用したいと思っていますが、私は直接的な妨害札を優先させました。そのために不採用となりました。

【罠】

馴染みのなさすぎるカード。書いてあることは強いです。ただトラップ、さすがトラップ。性格的に合いませんでした。使ってみた感触としては悪くないと思います。

<エクストラ>

打点が高い、効果が強い。文句無しですね。ただ、このカードを出す際、手札消費がかなり激しいという所にあります。堕天使採用型のデスピアであれば「堕天使スペルビア」や他の堕天使の効果で消費分はとりかえせますが、デスピア単体であると厳しいかなと感じました。このカードは不採用というよりは保留というイメージです。

アルバスから出るカード。このカードも「黎明の堕天使ルシフェル」と同じく、不採用というわけではなく保留のイメージです。上記した「スターヴヴェノム」「サイフレームΩ」「ランスロット」と同枠にいます。自分のターンのみではありますが、表側であれば相手の後ろに触れるカードでもあるので、一考の余地はあるといったカンジです。


以上で終わらせていただこうと思います。ご感想、ご意見等があると嬉しいです。なくても構いません。
見ていただいたこと、ここまでお付きあいいただけましたこと、本当にありがとうございます。それでは失礼いたします。


そな

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