FortniteとApexとマインクラフトとyoutubeと

 この記事は上記の様なものが好きな、中高生向けに書きます。

 こんにちは。みなさんFotniteとかApexとかマインクラフトとか好きですよね。僕も大好きです。面白いですよね。そんな楽しいこと大好き、面白いこと大好き、もっと言えば勉強なんてしないでゲームしてたい。youtube見てたい、ラインしてたい。好きなことだけやって生活したい。そういう思いを持った中高生に向けて役立ちそうなことを今から書こうと思います。別にありがちな、勉強をしようとか、学校に行こうとかそういうんじゃないです。

 突然ですが、みなさんsfcってご存知ですか?スーパーファミコンじゃないです。大学の名前です。僕はここに通ってますが、よく知らないです。なんならまだキャンパス(大学の校舎)にも行ったことないです。当然みなさんも知らないですよね。知ってたらすごいです。

 どうやらこの大学、開設して30年も経つのに全然完成しないらしいです。なんなら完成する予定はないらしいです。なのに、ここの学費は他と比べて約30万円ほど高いし、先生はたった1人だけらしいです。変な大学ですね。

 この大学、どうやら日本でも上位の偏差値(その大学の入りにくさを示す)をほこり、卒業生や教授は日本を牽引する方々ばっかりです。日本のインターネットはここから生まれました。

 では、この大学一体何を勉強するのかというと何も勉強しません。多分、みんな勉強嫌いです。ずっと遊んでいます。授業もほとんど遊びです。みんな本気で4年間遊んで卒業していきます。みなさんが常日頃から思っている、学校の授業の時間全部遊びだったらいいのいいのにっていう願いを実現させてます。最高ですね。そして、面白いことに今年、sfcスピリッツの創造というsfcの卒業生が今年入学した1年生たちに授業をしにきました。今から少し書いてみようと思います。ちょっと長いので頑張って読んでください。興味の湧いたところからで構わないので。


 最初は、認定NPO法人カタリバを運営する今村久美さんの授業でした。今村久美さんは岐阜県出身で周りには、大学いく人はほとんどいない環境で育たれました。しかし、大学では当たり前に塾に通い、当たり前に大学に行き当たり前の様に生きている人々を見て大きな衝撃を受けられました。そしてそこで味わった悔しさや怒りをエネルギーとして、教育の平等化を目指して活動されてます。

 2人目は株式会社TAKRAMでコンテクストデザイナーをしている、渡邊康太郎さんでした。コンテクストデザインとは、ある商品に物語をつくることで、渡邊さんが作った概念です。彼は常識を疑う気持ちを持ち、世の中に認められていない価値を作り上げました。

 3人目は株式会社zaimの閑歳孝子さんでした。彼女は生きるためにはお金が必要で何をするのにもお金がかかる。そのことに対して、批判的な思い持つのではなく、実際にどのくらいのお金がかかるのかを具体的に把握することが重要だと交えながら、実際に私たちはどの様に生きていくのかを講義されました。

 4人目は投資家である千葉功太郎さんでした。彼は未来を作る人でした。その上で、今まであり得ないと言われた空飛ぶ車という未来がもうすぐそこまできているということを、そして未来の作り方を講義されました。

 5人目は面白法人カヤックで仲良しの専門家である柳澤大輔さんでした。彼は漠然とした面白いことをしたいという思いを大学の頃からもち、じゃあ実際どうやると人は楽しいのかを講義されました。

 6人目は内閣官房長官秘書官の門松貴さんでした。彼はチームとして行動する際に、障害となる垣根をなくし壊すべきものを壊すという方法を講義されました。

 7人目は株式会社17のクリエイティブデザイナーである松尾卓哉さんでした。彼は大学生時代にいくつものアルバイトを経験して、チャンスの掴み方や環境の作り方をレクチャーされました。

 8人目は慶應義塾大学環境情報学部教授の田中浩也さんでした。彼はこの講義の開講者で、唯一の京都大学の出身者です。彼は私たちsfc生にどういうことを大学で学び、何を期待しているのかそして、sfcがいかに良いのかを述べられました。

 9人目は産業技術研究所主任研究員でメディアアーティストで、、、と無限に肩書きを連なる江渡浩一郎さんでした。彼は、未来ははじめは誰もが同意しない中で成功した人に連なっていくという内容のもと、講義されました。

 10人目は株式会社じげんのCEOの企業家である平尾丈さんでした。彼は会社という主体を用いて社会をもっと良くする上でどの様に引っ張っていくのかを講義されました。

 11人目は楽天の創業者である、小林正忠さんでした。彼は自分の思ったことをやりきるための方法、そして人生の充実のさせ方について講義されました。

 最後は認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんでした。彼は実際に社会問題を解決する上での敵の倒し方を講義されました。

  ちょっと長くなってしまいました。もし興味が会ったらぜひgoogle検索して、実際に連絡をとってみてください。もし連絡するならば、sfcスピリッツの課題であるメッセージを読みましたと付けてください。 

 これを読んだみなさんは、なんだ結局勉強かよとか真面目な話でつまんないのと思ったと思います。でも、これらの仕事をしている人たちは、君たちが真剣にゲームをやる様に楽しく、情熱的に向かっています。なぜ、勉強が面白くないかというと一言で言うと、好きじゃないからです。面白くないからです。やらされるからです。逆にゲームが楽しい理由は自由で好きで面白いからです。それと一緒で、私たちは面白くて楽しくって好きで仕方がないから事業をしたり研究をしています。だから、私たちは遊んでいると表現したのです。もしかすると、日本語にはない感情でかもしれません。その結果、未来を創造しているのです。

 じゃあ今度は、FortniteやApexやYoutubeを作りませんか?未来を創造しませんか?もし作りたくなったら、まずsfcと言う大学を調べてください、どうやったら入れるのか調べてください、情報を集めてください、連絡をしてみてください、ほんの少しでも行動してみてください。その小さな小さな行動が自分の人生を大きく変えます。人生を変えるのも生きるのも自分自身です。

 それでは待ってます。


 

 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?