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スピリット(モダン)調整メモ1

モダンリーグにおけるバントスピリットのメモです。というよりただのMO日記です。

1.現在のリストになるまでのデッキの変遷

8月末にコロナワクチンを打ったら帰りの電車でふとモダンをやりたくなり、
突然パイオニアのスピリットにバイアル等を継ぎ足してデッキを組むことに。リーグで5-0するのを目標にしてスタート。
個人的に面白いからツイッターを遡ってデッキの推移をメモしておく。

8月末にここからスタート(多分DoctorQueller氏のリスト)。5-0は5回勝つだけなので簡単に達成できてしまいそうだ。頑張るぞ。
このリストに自分で手を加えて始めて、2か月後に再びこの出回っているリストに近くなっていったのは面白いなと思う。
9月1日。ラガバンがよほど衝撃だったのかGutShotとかを入れているのが面白い。
borrowerはMurktide用だと思う。
9月5日。T氏のすすめで鎖霊が入っている。Murktideやハンマーに鎖霊が強い事を学ぶ。スカイクレイブを抜いているのが不思議。そして、もうこの段階でバイアルを抜いている。バイアルの強さを理解するのにここから数カ月かかることになる。
9月12日。初の4-1と書いてある。泣きながらチャリスを買ったのもこのタイミングなはず。
やっとKiraが登場。あと探訪が入っている。「リソースを取る手段がカンパニーのみというのはおかしい」という考えだったのを覚えている。
9月14日。SuspendはMurktide用。
9月21日。D氏に言われて幻影の像を試したんだったと思う。チャリス4が面白い。ちなみにガイアの祝福入れているときに一度もLOに当たったことない。
10月3日。血清の幻視を入れているのがポイント。(結果として失敗したが)個人的に重要な改変で、「教主を抜きたいマッチの場合、土地カウントの枚数が足りなくなる+サイドのハーキルとチャリスを取りに行く用」、という事だったはず。○枚中△枚引いて□枚引ける確率とかを見て土地の枚数とかを考え始めて良く分からなくなってきたんだと思われる。
あと、この時期から至高の幻影を抜いている。反射魔導士やテフェリーを見ると、どちらかというと「盤面を処理したい」という考えが見えるリストで趣深い。あんまり「どうやって勝つか」というものを考えられてなかった。
10月5日。上の話に繋がる。土地カウント足りない問題の解決策として入れたのが「玻璃池のミミック」。これは結構デカい気づきだった。これによってマナクリをサイドアウトするプレーが可能になった。あと女人像を試し始めている。ラガバンのブロック要員とFury用。
10月17日。やはり「勝ちたい」ではなく「対処したい」が先行して、チャリスや除去をメインに入れたりしてガタガタに。このあたりは負けが込んでいて、チェストから出てきたSolitudeを売って助かったりしていた。あとやっと魂の洞窟二枚目を買っている。
10月22日。ツイート曰く「思考ロックでチャリスを入れるために一マナを削ってたんだけどチャリスのために弱くする必要ないなって一カ月かけて気づいて教主とバイアル入れて元に戻ったリスト」とのこと。ここから漸くバイアルの偉大さを学んでいく事に。
11月2日。ツイートには「よく考えたら打点追加役はトラフトじゃなくて至高の幻影君で良いという良い事に気づいたのでひと月ぶりに投入。」とある。これを理解するのに二カ月。でもこれはナイス。何故至高の幻影を落としていたかを思い出すと、「除去耐性も何もなく、捕えを3/4にしてもunholy heatで落とされちゃうから…」だったはず。「攻めるカードで攻めて勝つ」という意識がまだ甘かった。
11月6日。ツイートには「バイアルの枚数結局3枚なのではという気持ちになってきた。 孤独多過ぎる→kiraを入れて鎖鳴らし多めは良い。」とある。ロードも7枚になっていて良い傾向。ここらでやっと「鎖鳴らしやKiraで守って、ロードで強化して一気に殴る」というデッキのプランを意識出来てきた。(10月3日のところに書いたように、これ以前は「どうやって勝つデッキか」という思考が重要だという意識を持っていなかった。これ、ほんと大切。)
あと、「トレジャーチェストは剥かずに売るべし」という誘惑へも打ち勝てるようになった、という事も書いてあってウケる。
11月13日。泣きながらForce of Negationを購入。強さを知る。
11月23日。ついにロード8枚に。
12月2日。ブレンタンの強さを知る。これはデカすぎる。DoctorQuellerがずっと入れていたのに、能天気に「バーンそんな嫌いなのか~」とか思って試しもしていなかったが、「まさかコイツラガバンを止められるのか…」というウルトラ気付き(アホ)に至り、ラガバン系の相性が大幅に改善。
ここから「ブレンタンを出し、ラガバンを止め、unholy heat、稲妻からロードを守り、横に並べて勝つ」というvsイゼットのゲームプランの主役をやってもらい始める。
12月14日。ブレンタンが4枚になる。
12月20日。それでもメインでラガバンを止めたかったのか女人像にしている。Worshipバグが直っていたので、女人像入れてWorshipプランもとれるようにしている(即ボツ)。

ここまで4-1は時々できてもなかなか5-0はできず、トータルでもあんまり勝ててはおらず。

2.現在のリストに

12月26日にふと「このデッキってマナクリ何で入ってるんだっけ?」と思いはじめる。同時に、カードの枚数を増やす手段がカンパニーしか無いのも改めて気になり始める(従ってハンデス系に弱い。)。イニストラードの新しいIlluminatorとかいうやつはどうなんだと思ったり…。(結局Illuminatorはダメでした)
で、鼻をほじりながらしたツイートがコレ:

「となると」の意味は今見るとよく分からないけど、マナクリの枠に何か新しいカードを入れれるかも~くらいの適当な感覚だったような。
これに対するS氏のリプライがコレ

エスパーの歩哨

何かいいカードが無いかなと考えるときも「スピリット」で検索をかけていたので検討した事すら無く。で、まあものは試しだとやってみたのが12月26日のこのリスト。(面倒なので土地の調整もせずそのまま。フェッチを持ってないというのもある。)

12月26日。

これは3-2だったが、歩哨+船乗りがゲーム感が変わるレベルで強い事が分かった。
そこで、歩哨3、船乗り4まで増量したのが以下の現行リスト。

12月27日。(現在のリスト。)

これで4-0からの初の5-0チャンスを得る。残念ながら負け。しかし、このリストで三連続4-1に。
そして遂に!


やったね!今後履歴書には「MOモダンリーグ5-0」って書こうと思います!
マッチ数をカウントしてみると、8月末から数えて約700マッチの100リーグ以上!めっちゃ遊んだな~・・・。なかなか燃えた4カ月でした!
アリーナはどうも肌に合わなくて続かなかったんだけど、このモダンリーグという「勝たなきゃ破産する…」という事を考えている人同士の戦いで、「3-2以上で儲かる」「5-0したらリストが公開される(可能性がある)」というシステムは勝負欲が丁度良くくすぐられて、良いのか悪いのかとてもハマってしまった。。。配信中のプロプレイヤーとも遭遇して対戦出来たり、「トイレ行ってきます」「no problem」みたいなやりとりができるのも、対人戦感があってよき。

目標は達成してしまったけど、まだまだデッキや戦法は改善できそうな気がしているので、もうちょっと回してみようかなという気持ち。
あと、各アーキタイプごとの戦略/サイドボードはまとめてみようと思っている。


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