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わたしの中の君が住んでる場所、秘密の箱、たからもの

アイドルになる前のわたしは 今よりもっとずっと弱っちくて 幸せになることが怖かった
ずっと死にたかった、というか、生きていたくなかった

でも痛いのも苦しいのも 死ぬのもこわいから たとえば 夜眠りについたまま朝目が覚めない、とか あるとき突然ぱって消えてなくなる、みたいなことを望んでいて、きっともしそうなっても 誰も悲しまないと本気で思っていた、被害者面とか 悲劇のヒロインぶるわけではなく、本気で

その頃のわたしが 「死にたい」と言うことは ある種の自己防衛だった 誰かに卑下される前に自分を卑下することによる自己防衛 大丈夫、誰かに言われなくてもわかってます、わたしはダメな子で何にもできない子なんです、分かってます、大丈夫です、って


今日の生誕ライブでわたしは でんぱ組.incさんの『ORANGE RIUM』をソロでカバーさせていただきました

わたしのなかの きみが住んでる場所 秘密の箱 宝物

歌いながら わたしのことを好きと言ってくれるひとりひとりのことを ふと考えたら涙が出た

こんなことは言いたくないけど アイドルをしていて 全部が全部楽しいこと嬉しいこと幸せなことだけではないです アイドルである限りマイナスな部分は出さないで欲しい、と思う人もいるかもしれない、でも わたしはそこに嘘をつけない、つきたくない、だから誤魔化しません ごめんね

でも 辛いこと悲しいこと大変なことが 全部どこかに行ってしまうくらい どうでも良くなってしまうくらい幸せがここにはある、って、思って 幸せものだなあ、って実感した瞬間 声が震えた

死にたかったわたしが生まれてきて良かったと思えるようになった
生きていたくなかったわたしが生きていて良かったと思えるようになりました

わたしの今の人生ではアイドル以外の要素が余りにも少ないから わたしの頭や心の中はSOMOSOMOのことでいっぱいなんです、わたしのなかの みんなの住んでる場所が大きくて 本当にたからものです


死にたい、って言っていた自分が 生まれてきてくれてありがとう、と自分以外の誰かに言われることは なんだかまるで奇跡みたいで嘘みたいで
そういう居場所がSOMOSOMOで良かった
わたしはSOMOSOMO以外でアイドルをするつもりはないです そういう風に思わせてくれる居場所、これも たからもの


日付が変わってしまいましたが 改めましてヒヨリとケイコの生誕祭ありがとうございました

たくさんのプレゼントやお手紙、一旦事務所で預かってもらって明日受け取りに来る?と言っていただいたのですが 幸せな重みと共に 全部持って帰ってきました
お菓子、アクセサリー、お洋服、化粧品、ぬいぐるみ、花束、本当に本当にありがとう ひとつひとつ丁寧に開封しました 大切にします
みなさまが用意してくれたフラスタもメッセージアルバムもタオルも 愛がなくちゃできない、愛しかない素敵なもの 本当にありがとう、
わたしのために プレゼントを考えてくれたり選んでくれたり お手紙を書いてくれたりしたその時間がもう既に愛おしくて 思わずにこにこしてしまうよね、にこにこ

下を向いて弱音を吐くより前に まず顔をあげてみる きっとそこにはみんながいること 忘れないように だからわたしはもう大丈夫です ありがとう、大好きです

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