さよなら、ポンタさん

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敬愛する神ドラマーの

村上ポンタ秀一さんが

永眠なさった。


悲しい。


あのドラムを二度と

聞けない、


二度とあのドラムで

歌えない、


あの笑顔を

二度と見られない


そう思うと

本当に本当に悲しい。


死は終わりではないし

彼にとってはきっと

永遠の安らぎであること

でしょう。


それでもやっぱり

悲しい。


米国から日本に戻り

公で歌いはじめてから

間もない頃出演した

ライブハウスで


リハーサルをしていたところ

偶然入っていらして


「ご一緒しましょう」

とメモを残して

いただいたことを

きっかけに


私のライブに出演して

くださるようになった

ポンタさん。


彼のようなすごい人に

選んでいただいたことは

歌い手としての私の

大きな自信になったし、


何より彼のドラムで

歌えることは


毎回グルーブの神様と

出会わせてもらうような

経験でした。


間違いなく歌い手としての

最大の恩人の一人です。


コロナが明けたら

またお願いしようと

ずっとここ一年考えていました。


最後にご一緒したのは

2019年の5月と8月。


出会いと同じ

南青山のマンダラで。


あの時お願いして

本当によかった。


勝手ながらそうじゃなければ

もっと無念に思ったかも

知れない。


写真は5月の時のもの。


ああ、

彼が残した

何万もの録音された

音源がこの世界に存在

していたとしても


もう二度とあのビートの波に

生で乗れる事がないと思うと

とてもやりきれない。


それでも

彼と一緒に演奏することの

エクスタシーは


ずっとずっと私の中に

あの葉巻の匂いと

笑顔とともに

残り続ける事でしょう。


公演中にね、

ドラム叩きながら

よく笑っているんですよ、


葉巻をくわえたまま、

ね。


おしゃべりの間

なんかも、ね。


心に焼き付いている。


ああ、


ポンタさん、

ありがとう。


あなたのことは

決して忘れません。


音楽の神様に

愛されたあなたと

出会えたことは

大きな、大きな宝物。


どうぞゆっくり

おやすみください。


ありったけの

愛と感謝を込めて✨


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