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ざわめきの正体はなんだろう。

今日は、人生3回目のトークイベントの出る側をやらせてもらった。とは言え、集中して話すのは前半だけ。まずは箱根本箱のことをひと通り話していく。

休憩を挟み、「あなたと本の向き合い方」「あなたの好きな本のある場所」という問いを、それぞれ考えてもらったのちに、ひとりひとり話してもらう。

皆さん、本にまつわるエピソードが沢山出てきて、それぞれが登壇して話してもらった方がいいようなお話ばかり。

毎月お父さんが一冊の本を送ってくれるというお話や、12歳の頃から読んだ本の感想を書き続け10年後に同じ本を読み返している方など、僕にはまだまだ到達できない世界にいる方が多く、とても面白い時間を過ごした。もう少しつっこんでお話を聞きたい方もいたけれど、今日はこれで終了。

ただ、なにか思いっきり考えが変わるような、新しい発見があったかというと難しい。今まで考えてきたことをなぞり、ああ、それはそうだよねと反射で打ち返せそうなものが多かったことは否めない。それは、僕が場を温めきれなかったからだと思う。難しい。

大体のことが、ああ、それはなんとなくわかるなぁとか、それはアレに似てるよね、と思ってしまうことには要注意だ。濱口秀司さんの講演を聞いて以来、思考パターンをいかに壊せるかということばかり考えている。

改めて考えをまとめていきたいけど、多分、僕の興味はここにはもうないのかもしれない。というと無責任かもしれないけど、最近ずっと通低音としてこころのざわめきを感じていて、今までのやり方で思考し、アウトプットされるものに飽きてしまったんだと思う。

それは裏返しに、じゃあお前は次になにをやるんだ?という問いにぶつかる。

次は、なにをやるんだろう。なにができるんだろう。まだその答えは出ていない。

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