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Podcast 超相対性理論 ② 「疑心暗鬼」

ポッドキャストの超相対性理論があまりにも面白くて、細かい内容も記憶に残しておきたかったので、メモ。

シーズン1のメモはこちらに。

シーズン2のテーマは「我々は疑心暗鬼から脱却できるのか」

人が何かに対して疑心暗鬼になることを、様々な角度で深掘りされている回。
人はなぜ疑心暗鬼になるのか、何に対して疑心暗鬼になるのか、疑心暗鬼の種類など具体的な内容を話されている中で、人と人のコミュニケーションについての分析や組織ビジョンの考え方など、抽象化した概念の話題まで広がり、興味深いポイントが多かった。

個人的に気になったキーワードを列挙。
※解釈や聞き取りの間違いがあるかもしれません

・全体像が見えない時に想像してしまう
 →その時に+に思うのか、−に思うのか
①人について諦める→分断を生む
②人について分かる→偏見を生む
③人について問い続ける
・人をカテゴライズして認識することで安心する(人を単純にカテゴライズできないのに)
・断定して安心するのではなく、悩み続けることが大切
・コミュニケーションをする上で、認識のズレがあることを前提にする
・差異を明らかにしながら、認識ズレを楽しむ
・言葉を発した瞬間に発信者の文脈は死に、受信者の文脈が生まれる(誤読)
・代入可能性が高いミッション
・企業ビジョンは、抽象度が高いが具体的な連想がしやすいバランスが重要
・多様な解釈ができて、動機が複層的になれるミッション
・人は常に想像力の行き先を探している
・会社や組織は、想像力の器
・ネガティブ見えることをポジティブに捉える
・人に対する疑心暗鬼と、物事に対する疑心暗鬼
・疑心暗鬼になる人と対象の2つの要因
・自分が疑心暗鬼に思うセンサーを分析する
・疑心暗鬼のレベル(生存⇔より良い)の違い
・個人の課題よりも組織構造の課題として対処する
・心理的安全性
・何か違和感を感じたときは発信する(+提案する)
・プロジェクトの中で儀式的に一歩ひいて客観的に議論する機会を意識的にとる(キックオフ、中間、振り返り)
・他人をコントールできないことを理解して行動する
・納得感のあるあきらめ
・解決せず見守ることも1つのソリューション
・「問題を解決すること」だけではなく「意味を与えること」にも価値がある
・ソリューションモードとセンスメイキングモードを切り替える
・チームビルディングには、形成→混乱→統一→機能のフェーズがある
・フェーズを知ると、今混乱時期であると思える安心感

特に印象に残ったのは、伊集院光さんからの引用として語られていた、人の理解についての話。人への諦めが分断を生み、分かることが偏見を生むというのは興味深かった。
また、「問題を解決すること」だけではなく「意味を与えること」にも価値があるという内容もなるほど感がある。

この番組で語られる抽象的な概念の整理を聞いて、なるほどと感じることも、意味を与えられてスッキリするということなのだろう。

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