きらきらひかる、足元の星よ。

さてさて。「お洒落は足元から」シリーズ第二弾です。

前回、エンジニアブーツは５足を一気に紹介しましたが、スニーカーのコレクションは数も種類も多いので、タイプ別やメーカー別に紹介したいと思います。

まずは定番中のド定番、老若男女みんな大好きなキングオブスニーカー。裏どりはしてないけど、おそらくは世界で一番売れているスニーカーでしょうね。ボクがわざわざ紹介しなくても誰もが知ってて日本の家庭に必ず一足はあるんじゃないかと思うんだけども、まぁ、ここはボクのコレクションを自己満足で紹介するためのコンテンツなので気にしません。第一回目に登場するのはCONVERSE ALL STARです。

まずはこちら。

永遠なんてないんだな、と人生の教訓をスニーカーに教えてもらいました。当たり前だと思っていた「米国製」が廃盤になり、製造元がアジアに変わったことで「Made in USA」がいきなり高騰したのが、かれこれ25年くらい前ですかね、、、ちょうど音楽シーンでもリバティーンズのような、ポスト・ガレージロックバンドの台頭や服飾業界では、エディ・スリマンによる、これまたポスト・ロックンロールファッションのリバイバルブームによって、黒キャンバスのオールスターが世界的に再評価されたタイミングでもありましたから余計に人気が急上昇したんでしょうね。
10代後半から20代、30代と変わらず続いていたスニーカー熱も少し落ち着いて、それまでに集めた「Made in USA」を大切に所有していこうと思っていたタイミングでの急な高騰にちょっと慌てましたが、投資目的のためのコレクションではないので普通に履いていたら、こんな姿になりました。何度もシューグーで踵を補修しましたがさすがに限界を迎えて履くには困難な状態なので、今では記念のために保管しているだけになりました。これはトゥサイドに当て布がなく、青囲みロゴなのでの90年代前半生産のタイプ。他にも所有していた数々の「Made in USA」たち（ハイカット、ローカット合わせて10足以上）はフリマやオークションで親元から巣立って行きました。ちなみに最高値で親元を巣立ったのは、80年代生産のオリジナルだった迷彩柄のオールスター。その価格、58000円なり、、、、落札してもらっておいてなんだけども、アホらしくて笑っちゃうでしょ？

しばらくオールスター（だけに限らずスニーカー全般）から離れていた時期があったりするのは自分の服装に合わなくなったり、ブーツに入れ込んでみたり、他の多くの魅力的な靴たちの存在に浮気していたからです。

でも、定番の凄いところは不意にまた履きたくなったりすること。それこそが定番の定番たる由縁なんでしょうな。
例えば、急にレザーのオールスターを履きたくなって現行モデル（バカ高い金額で取引されている「Made in USA」を買うつもりはない）を買ってアンクルパッチを剥がして自分なりに楽しんでみたり、

街で見かけたグレーのオールスターがカッコ良くて、これまた現行モデルを買ってみたり、

ギャルソンのオムプリュスがオールスター（タイプ）を出していたのを見かけて買ってみたり、

そんなこんなでオールスターもそこそこ揃ったところに、悩ましい復刻版が続々と、、、

そのひとつがCT70シリーズ。

CT70シリーズも実は色んなバージョンが存在してて、これはアンクルパッチが通常とは違い、黒一色プリントで縫い付けられたタイプ。通常のCT70シリーズはオリジナルのチャックテイラーを完璧に復刻しているのでアンクルパッチはネイビーと赤の二色プリントだし、★の下に「70」の数字もない。比べれば一目瞭然。

なので、これは自分の中では「定番」という扱いではなく「変化球」扱い。
ということで、こっちを先にガンガン履いてます。
で、オリジナルの完全復刻版（「ファストストリング」の名称でヒールパッチが三ツ星のタイプ）はとりあえず履かずに箱のままスットクするという、寝かせタイム。この「とりあえず履かずにストック」というのがボクの悪い癖でもある、コレクションの増殖要因なんだけども、、、、

ちなみに数年前、MHLがグレーのオールスターを別注で出していたので、なんとなく勢いで買っちゃって、これもとりあえず寝かせてます。
比べると分かるように、ステッチの色、アンクルパッチのプリントカラー、ソールの縁取りラインが違うだけw（写真上がMHL別注、下が現行品）

ということで、まず第一回目はオールスター（タイプ）を紹介しました。
次回は、何を紹介しようかしらね。

って、続けるつもりなんだな、自分、、、、