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そもそも言葉の通じる相手でも仲良くなるのは難しいものだとずっと思っていた男が、ここ数年は一方的にでも話しかけたい相手って誰?①

たとえ同じ言語を話してても、心が通じない相手とは言葉が通じていないのと同じじゃないのか?
そんなの、絶対に仲良くなれるはずないと思っていた。
いや、今でも思っている。

しかし、決して言葉が通じずとも、毎日餌をあげて、散歩行ったり、一緒に寝たりした、子供の頃から飼っていたドッグ、キャット、フィッシュ、トータス、マウス、イールズ、フェニックス、、、、あれ?

そんな風に愛した彼らも「どうせ俺らのことなんて、自分の気分だけで振り回す都合の良い愛玩物なんだろ?」と、僕のことをきっとマルコム・マクラーレンみたいに思っていたことでしょう。

でも僕の言葉を、心を、理解してくれたら、もっともっと仲良くなれたかもしれない、、、
そう思いながら、いくつもの命の最後を見届けては、その度に「もう生き物を飼うのは辞めよう」と思ってきました。
そんな僕が辿り着いた愛でるべき命は、言葉を解するはずもない命、と言われる植物でした。
それなりに大きいガーデンがあるのを気に入って購入した今のフラットに引っ越してから早20余年。
しかし、植物を愛し始めてまだ数年。それまでの10数年はガーデンに何が生えているのかさえ興味もなく、ましてや草取りや土壌作りなんぞやるはずもなく、ただただ無為に過ごしてしまった。全くもってこれ以上ないほどに「宝の持ち腐れ」を完璧に実演販売していたようなものだ。そうそう、こういう場合、僕の国では「it is no use crying over split milk」と言うんだけどもね、判るかな?
こ、ぼ、れ、た、ミ、ル、ク、は、、、、
え?なんとジャパンにも同じ諺があるんだね!?「覆水盆に返らず」って?良い諺だね!
ジャパンの諺は「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」しか知らなかったよ~。勉強になります。
え?これはチャイニーズの諺?Oh Jesus、、、


ともあれ、そんな遅咲きの植物愛好ぶりをテーブルではなく、こちらにこぼしていこうかなと思います。

道端に咲く、名も知らぬ雑草をチラ見するくらいの気持ちでお付き合いくださいな。


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PAULとDAVIDの「種」となっているモノ、コト、ウタ、オモイ、カルイ。 ここでしか明かさない「タネ」が詰まっています。 モザイクの向こうにある「ネタ」を見つけてください。

THE SEED OF THEIR PHILOSOPHY. PAULとDAVIDと、時々SNEEVのあれやこれやそれや。

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