ミリオン10thAct-3お疲れ様でした!!!
○はじめに
みなさんこんにちは、たろうです。今回は令和5年11月4日・5日に開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!!」について綴っていきます。10周年ツアーの第三弾にしてアニメ「アイドルマスターミリオンライブ」の集大成!あまりにも楽しみだったので色々と余計な寄り道もしてしまいましたがそれもご愛敬。筆者的には2年ぶりとなる北九州の地でのライブ。百万の星が描いた夢のステージを以下のとおり雑に振り返ります!
※ミリアニのネタバレあります。回避される方は目次における「○開演!」だけ飛ばして読めば躱せると思います。
○はじめるまえに
今回は金曜日が祝日でお仕事はおやすみ。いい機会だし何かしたいなと思って色々考えた結果、船で現地を目指すことにしました。さぁ愉快な遠足の始まりだ!
○マイナス1日目
デカすぎんだろ…と思わず言葉が漏れるほどのスケール。今回利用したのは東京九州フェリーという運航会社。
神奈川県の横須賀港から福岡県の新門司港までを21時間かけて進みます。いくつかの料金プランがあり、自分が選んだ「ツーリストS」は18,000円でした。新幹線より安く移動できてしかも泊まれる!?爆アドじゃん!!
想像以上に部屋じゃなくて寝床だった。全く困らなかったが、あまりにもストレートなビジュアルに笑いが溢れましたいい気味だぜ野良犬
また、船内には九州地方による強烈な治外法権が適用されており、一般的なしろくまアイスが定価だったのに対し一般的な果汁グミが180円でした
そんなこんなで始まった筆者のAct3、とりあえず大浴場で汗を流したのち睡眠に入るのでした。
○0日目
この絵を撮りたくて船予約したみたいなとこある
0.快晴・上昇・ハレルーヤ
いわずと知れた遊戯王GX第1期オープニングテーマ。まだ暗くないこの曲は高校の友人と集まったらカラオケで絶対に誰か一人は歌うくらいtierが高く、筆者的フェイバリットソングのひとつと言っても過言ではないほど。
あまりにも船出の曲すぎて全てが情景とマッチしてしまい、99%ネタで持ってきたE・HEROフレイム・ウィングマンが割といい感じで映えてくれました 分からないもんだな
未知なる港へ Go along along→してる
夜明けの海へと船を→出した
Leap on Leap on 空を見ろ 海を見ろ→見えてる
知らないものとか もっと知りたいから Go! Go! 出港→した
快晴の空の下 夢と言う名の大航海へ
→今回のライブタイトルは「R@ISE THE DREAM!!!」
そんな完璧な朝を迎えた0日目。到着までの12時間は海上ではランニングマシーンで鍛えたり読書(写真集含む)したり、のんびりと過ごしました。まぁまぁ暇だったのでポケモンでも持って来ればよかったかな…タロもうすぐ来るし
無人島が近付くと電波が復活する独自のルール。そして位置バグが起こっているようにしか見えないgoogle mapさん
注文はタッチパネル式。実は店員と話すのがそんなに得意じゃない筆者にも優しい仕様でした(走馬灯のように蘇る誤注文の数々)。
21時間の船旅を終えて無事到着!最低限のビジホに泊まって、翌日に備えていきます!
○1日目
デュエルアカデミア
宿から少し行ったところにあるこの船着き場、見覚えがあるなと思い辺りを歩いてみたのですが、なんと2年前のシャニ3rd福岡編で俺に夕食を提供してくれた市場であることが分かりました。お前あの時の…!
正式名称は船島。宮本武蔵に決闘で敗れた佐々木巌流の名を取って「巌流島」と呼ばれるようになったようです。筆者は「真說宮本武蔵」と「バガボンド」くらいでしか武蔵を知らないので一般的な伝承のことはよくわかりませんが、遅刻した挙句「小次郎敗れたり!」とか煽ってくるのはどうかと思いましたルールを守って楽しく決闘!
巌流島を後にした筆者は、下関には戻らずそのまま門司港に船で移動。電車との乗り継ぎで現地を目指します。いよいよ…ミリオンスターズの夢の扉が開く…!
スマホの充電5%しかなかったけど撮ってしまった
○開演!
前説ではミリアニのプロデューサー役・中村源太氏が登場。「休憩を設けておりません!!」でボルテージ上げるの完全にこっち側の人で笑ってしまった MCパート、司会進行役なのに泣きながら袖から出てくる姿が印象的でした。これほどの愛…すごい
1.Rat A Tat!!! MILLIONSTARS
アニメ「アイドルマスターミリオンライブ」OPテーマ!!!この曲を聴きに来たといっても過言ではないかもしれない。“ずっと探してた ずっと夢見てた “I”(私)だけのきらめく世界”という1フレーズ目に、このアニメに賭けてきた人たちの思いが伺えるような気がします
ミリアニ第2話のオーディションシーンは涙なしには見れなかった…崩れかけた静香が未来の言葉で踏みとどまり、背中を押されて再び立ち上がる一連の心の流れを”私は私でしかない 可能性でしかない”と歌に語らせているのがめちゃめちゃ良い。それにしても最上静香、自分と戦いがち
2.ToP!!!!!!!!!!!!! 春日未来・最上静香
「アニメ再現ってそこからかよ!!!!!?」と度肝を抜かれたセレクト。背景が1話で描かれた夜の公園になっており、ステージを回りながら歌う2人の姿も相まってめちゃよかったやつ
3.Star Impression MILLIONSTARS Team1st
ミリアニ5話で披露された初期ミリオンの波動をガンガンに感じる強曲…劇場先行で映像を見た時はマジで衝撃だった
今回は志保と杏奈がいなかったので美奈子と朋花の2人で披露。背景の演出と共に会場を多いに盛り上げていきます。4人揃ったときに前衛⇔後衛のポジションチェンジをやるかどうかは次回以降のお楽しみということで…
どことなくBlue Symphonyぽいなって思ったけど作詞作曲同じで完全に確信犯だったやつ。監督…
6.海風とカスタネット MILLIONSTARS Team 2nd
”ニチアサの水落ちは生存フラグ”というジンクスを適用することでアイドルの全生命を守ったミリアニ7話で披露!一見するとネタ回のように感じますが、源Pの「大事なのは、みんなで繋ぐこと」という物語の真に迫る台詞が登場しており、2幕観終わった後と3幕まで観た後でだいぶ印象変わった人も多かったんじゃないかなーって個人的に思っている
メンバーは海美と可憐を除く3人が出席。このチームは歌声に特徴ある人多くて、聴いてて飽きないっていうか何処切り取っても最高っていうか…
現場としては、イエーイ!のコールが若干入れずらい位置にあり攻略に手間取りました
7.catch my feeling MILLIONSTARS Team 4th
ミリオン的にはありそうでなかった曲という印象。ミリアニ第8話は人選とテーマ性がベストマッチしてて個人的にも結構好きな回まぁ全話好きではあるが 亜利沙以外は全員出席しており、フォーメーションも結構凝っててよかった。でもやっぱAct4でフルパワー観てぇな…
12.バトンタッチ MILLIONSTARS Team 5th
楽曲としては最終回での披露となったこの曲。個人的にライブで聴いて更に好きになりました…べーせんがかなり仕上がってました
出席4/5ということもありダンスは本編のそれと殆ど同じだったんじゃなかろうか。サビの振付と間奏のバトンタッチ(直喩)めっちゃ好き
本編でチーム単独エピソードがなかったのが寂しくないといえば嘘になりますが、8話での出来事をドラマCDに入れ込んでくれてだいぶ救われました(気になった人はCD、買おう!普通に30分くらいあるから!)
16.READY!!
佐竹美奈子, 高山佐代子, 春日未来, 天空橋朋花, ロコ, 二階堂千鶴, 百瀬莉緒, 周防桃子
アニメ「アイドルマスター」の第1期OP、なんとミリアニ9話にて登場。よく分からない人向けに簡単に説明すると、前作主人公概念です
このサプライズはめっちゃ嬉しかったやつ!!!AS組のライブシーンも1話だけだとばかり思ってたし…それやっぱり歌詞が良すぎる。前向きなエネルギーに満ちたフレーズのひとつひとつが胸を強く打ちます
スクリーンに映った765ロゴとミリオンロゴが重なって合体するの、なんか制作陣の強い魂みたいなものを感じて個人的に好きなシーンのひとつ
18.瑠璃色金魚と花菖蒲 白石紬
「うちが…繋がんと…」
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE 01」収録、紬のソロ1曲目!アニメ最終回ではとある超重要局面で披露される大役を担いました…紬の良さと曲の良さの両方をあの大舞台で表現してくれたスタッフに心底感謝しています 周りに浮遊してた金魚完全にオーバーレイユニットですよね
リアルライブ的にはミリオン6th福岡以来約4年ぶりの披露との。筆者が就活でLVすら行けなかった回からもうそんなに経ってるんですねという
のちの紬ソロにも継がれていくテーマ「思いを伝えられないもどかしさ・苦しさ」を激しく歌い上げる和ロック曲。水槽の中の世界しか知らない「瑠璃色金魚」と、大地に根を張り花を咲かせる「花菖蒲」というあまりにも隔たりのある両者の対比から、語り手の視点―――好奇心から芽生えてしまった届かぬ思いを持て余す切なさ・息苦しさ―――を表現しているのがポイントであろうか。この曲が抱えている激情的な心象を踏まえると、やっぱ紬≒南早紀さんの力強い歌声が本当に凄すぎるなと改めて思います。会場のもあり上がり南ちゃんのパフォーマンスが素晴らしすぎて配信で何度も見返してました。マジで最高でした…!
20.トワラー MILLIONSTARS Team 7th
ミリアニ第11話で披露。アニメではジュリアの独唱+後ろで踊るという思い切った演出がなされ話題を呼びました。でも踊ってる歩たちの姿めっちゃ良くなかった?台詞や声がなくても、こけら落とし公演への期待とミリオンスターズという仲間たちへ向ける思いが伝わってきて…
今回はジュリアのギターに乗せて麗花さんと可奈が踊る構成。会場の魂はきたる最終楽曲に向けて一つに纏まっていきます
21.REFRAIN REL@TION MILLIONSTARS Team8th
最終話でついに披露された未来、静香、翼、紬、歌織のチーム楽曲。ミリアニという1作品を総括する位置づけであり、作中視点ではシアターと共に歩んでいく未来たちの新たな日々の幕開けを高らかに示し、コンテンツ視点でいえば10周年を迎えるミリオンライブの決意表明的な文脈をも歌っているという…あらゆる事象と重なり、「今」アニメ化したからこそ生まれた、あまりにもかけがえのない一曲だと思います。
夢と憧れから始まり、仲間と出会い、皆で繋いでたどり着いた舞台の上で「始まり」を唄う。静かなABメロがサビに向けて徐々に盛り上がっていき、「輝きの物語−STORY−始めよう!」で締め括る、本編ときれいにリンクする歌詞がとても輝かしく、眩しい。本編自体が例の監督の御業によって『ミリオンライブ創世記』みたいな感じに仕上がった以上、この曲にこれだけの思いがこもってしまうのは必然だったか。
セトリの最後にこれが来るのは流石に分かっていたけれど、間奏の未来の台詞と演者全員で最後のパートを歌う演出はやっぱり素晴らしかった。原作再現であることは勿論、10年間作品に寄り添ってきた演者たちによる「REFRAIN REL@TION」でもあるんだと思うとめちゃめちゃ胸が熱くなりました。”未来を何度だって歌おう”ってね…とにかく本当によかった…
そんな感じで終わった初日。今回は無事に夕食にありつけました(餃子食べて帰りました)。
○2日目
ミリアニ5話をリアルタイム視聴し、雑に観光にでかけます。
下関英国領事館の公式キャラクター扱いとなっているらしいピーターラビット。この時代の絵本は結構ダークな世界観だって『汽車のえほん』で既に学習済み…とはいえパイにされてる画像そのまま載せるのは原作者の思想云々関係ないからね!?
唐戸市場。ちゃんとしたやつ買ってハタケヤマあたりにRat A Tat!!!してもらうことも考えたけど、鮮度の壁を越えられそうにないので現地でRat A Tat!!!されているフグを食べました 2年前のから揚げは正直微妙だったけどお刺身はめっ↑ちゃ↓美味しかった☆
こちら関門トンネル。仔細は省略しますが、かねてからやってみたかった県境ステージ移動反復横跳びを達成しました。
歩いていたらたどり着いたトロッコに飛び乗り、いざ2日目の現地へと…!
○開演!
セトリは殆ど一緒だったので、当ライブの裏コンセプトにフォーカスしつつ一部をば。
2.ロケットスター☆ 伊吹翼
三幕でこれ流れた瞬間Act3での勝利を確信したやつ。翼ソロで一番好きなこの曲を遂に現地で聴くことができた…作中、9話から繋がる翼関連の回答のひとつとして描かれたライブシーンも圧巻でしたね…
振付の腕で☆を描くところがめっちゃ好き(類:Starry Melody)。
8.マリオネットの心 伊吹翼 ジュリア 北上麗花
Act3のテーマは「アニメ」!なのでアニマスの曲もやります!!という理屈で披露された楽曲の1つがこれ。EHEROシャドーミストでギアギアチェンジサーチするみたいな法の潜り方
メンバーはLTP06「Marionetteは眠らない」を美希と共に歌唱したメンバー。割と筋は通っている…にしても精鋭が集まってんなぁ
3人ともキメッキメで楽しんでる様子が凄く伝わってきた。あいみんは例の如くふざけとクールの境界を反復横跳びしていました
14.ALRIGHT* 白石紬、高山佐代子、宮尾美也、 真壁瑞希、 横山奈緒
「アニマス」3話の雪歩回からの引用。いえええええええええい!!!!のパートはまさかの紬ソロという待遇であり、(確かにミリアニ16話くらいでこういうのありそうだな…)と妄想が広がる演出だなと感じました
現場的には、当楽曲は演者コール有ということで♫レディセットゴー行きたいとこ行ってみようよ\南!!!!/になるのですが、初日にやってみたら思った以上になんか違ったので、2日目はやめときました
17.Next Life
白石紬、二階堂千鶴、ロコ、周防桃子、 高山佐代子、春日未来
我那覇響ソロ曲。今回のライブでこれやろうって言いだした斜のスタッフ出てこい!!!と言いたくなるほどのまさか過ぎるセレクト。そういえば初日のarcadiaと同じCDじゃんって今気づいた
おそらく当ライブにおける最高難度のダンスが眼前で繰り広げられており、熱狂的なNext Lifeオタクが制作サイドに居た説を提唱したい
とはいえ、改めて聴いてみるといい意味で14年前の曲とは思えないというか…2023年の曲です!って言われてもまぁ納得できてしまうというか…時代を先取りしまくっているような感じでめちゃめちゃ見入ってしまった。久々に初星円盤でも観るかね…
19.Gift Sign 最上静香
ミリアニ第10話、最上静香解決編ともいえるエピソードの〆で披露された楽曲。CD未収録だけど何処で入るのか。もしや円盤特典のサントラじゃあるまいな…
チャリティーコンサートという、ある意味において聴き手の視点が強い舞台(今までの静香ソロがとことん自分=歌い手側の視点も多分にあるだろう、という意味での対比か)で歌う体験が、悩む静香に気づきを与えるという筋書き、既存の静香ソロが徹底して自分との対峙をやってきた点も踏まえてみると、王道の外し方がめっちゃ巧い…と書きながら改めて思ってしまう
「聴いてくれる人の為に歌を届ける」。最上静香という個としての原点を思い出し、背中を押してくれる仲間がくれた羽でステージに飛び立つ姿をこの北九州の舞台でも目撃することができた気がします。
23.Thank You! MILLION STARS
2日目のThank You!は第4話再現として最初だけアコースティックver.で披露。ここに「武道館」を建てよう…
そしてクライマックスには10thライブツアーの最終公演・Act4の詳細が発表。まさかの39人全員参戦!!!で会場のボルテージはここにきて最高潮に。止まらないミリオンライブの今後に期待を寄せつつ、公演は幕を下ろしたのでした。
スロースロー(規制退場)クイッククイック(新幹線乗車)のリズムで小倉駅から博多駅へ。中学時代に自分がアイドルマスターという概念を知るきっかけになった重要人物だったりする(当時はへぇ~くらいの感覚だった)。ラーメン食った後もつ鍋も食べた。「多分いけるいけるww」と頼んだ馬のレバ刺し全然食べられなくて草であった(ご友人ありがとう!)
どう考えても下関探索旅行だったけど職場には福岡旅行って宣言していた都合上、小倉駅で頑張って福岡みたいなお土産買って何とかしました。
○おまけに
巌流島にあったやつ。
墓地除外してきそう
「なぜ夢を奪うんだ!お前たちに…そんな資格があるのか…!」
「僕に力を…皆を守る力を!もう一度、僕に!!!」
劇場作品「ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET」の最終決戦の舞台は北九州。家族で観に行ってパンフレットとか買ってもらったなぁ
この遠征前に本編を見返したんですけど、当時まだ北九州国際空港建設中だったんだね…スコーピスが全部ぶっ壊してたけど
これに乗ってコーラル根絶やしにしました
○おわりに
いかがでしたか?様々な層を巻き込んで盛り上がったミリアニ。ぶっ壊れるくらい叩いてようやく開いたアニメ化の扉、開いた先の景色がこんなにも素晴らしいもので本当に良かったなって改めて思います…本当に…
このライブを以てアニメ展開に1つの区切りが付く…とまではいきませんが、終わってしまって寂しさが残っていないかと言われると割と嘘だなという感覚です。とはいえTeam3rdと6thの曲は今回やってないし、円盤特典OVAとかも残ってるからまだまだお楽しみはこれから!いよいよ第3幕パートに突入する本放送にも思いを馳せつつ、来るAct-4に向けて心の準備していかないとなって感じです…!ライブ以外でもシンプルに3泊5日という謎旅行を経験できたので、本当に充実した時間を過ごせました。圧倒的に反省の方が多い気がするけど!
次回、未定ですが何かしら上げますので今後ともよろしくお願いします。それでは!
-tarou-
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