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『ウルトラマンアーク』始まりました!!

○はじめに

 皆様こんにちは。ウルトラマンNo.6たろうです。今年もウルトラマンの季節が来た!!令和6年7月6日、新番組『ウルトラマンアーク』の放送がスタートしましたが…めっちゃ面白かったです…

 前作「ブレーザー」は個人的に好みな部分が多く。それだけに、ガラッと雰囲気変わりそうな今作はどうなるんだ…と思っていたところなんかすごい衝撃が突き刺さってきました。今回は第1話の雑感です。つべで全編みれるよ!!!!!!


○あらすじ

とある町、星元市。

市内の獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。「モノホーン」と名付けられたそれは、実は、16年前の事件当時から突き刺さったままの「怪獣の角」だった。

世界各地で怪獣が同時に出現した「K-DAY」と呼ばれるその事件以降、怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う一方、怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」は、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。この「SKIP」が今も調査を続けている「モノホーン」は、「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスの角。

獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった「ユウマ」は、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究の道に進む。辛い過去を持ちながら夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属された。

だがそんな矢先、星元市に大規模な怪獣災害が発生。目の前にいる絶体絶命の人たちを「守りたい!」 その強くまっすぐな想いが心の底から湧き出した瞬間、「ユウマ」の脳裏に幼い頃に見た光の使者「ルティオン」が語りかける。

「私は君であり、君は私だ…想像力を解き放て!」

手の中に現れた神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人とをひとつに結び合わせ、未来を守る光の巨人「ウルトラマンアーク」へと変身! 大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める!

https://m-78.jp/videoworks/ultraman-arc/


アークのボディは昭和っぽい赤×銀スタイルがメイン。ニュージェネでは「タイガ」以来か

○第1話雑感

 雑に振り返ります。

 いきなりアークが市街地で戦っている。相手はディゲロスという怪獣らしいがどう考えてもゼットン系なのだけれど…16年前に現れた、とあらすじに紹介されたモノゲロスとも無関係ではなさそう。
 そしてこれがユウマの過去にも大きく関わっているらしい。モノゲロス=ディゲロスだとするなら、こんなのが定期的に来てるのヤバすぎである


 場面変わって主人公・ユウマ出勤。勤務公署に入った瞬間、ユピー(AIロボ)がクレーム対応の電話取っててクソ笑った 神の発想か?


出先に遅れて到着。ユウマが来るまで調査が始まってなかったあたり、新人だけど普通に優秀な人材…?


ちょうどSKIPに用事があったらしい地球防衛隊の特別調査員・石堂シュウが駆けつけ、ユウマは難を逃れる

 洞窟で岩石を食らっていて、ユウマに襲いかかってきた鎧甲殻獣「シャゴン」は、本来そんなものを食べる怪獣ではないらしい。メンバーそれぞれが何らかの専門分野を持っていて、様々な見地から謎を考察するSKIP。この理詰めでお堅い雰囲気は「シン」「ブレーザー」に通じるところがあってすごく好き。

 コーヒーを!!!!で空気ぶっ壊す石堂さんも好きすぎる まさかのカフェイン中毒系兄ちゃん

今年の相棒枠は集中を積むぞ!


結局「ウーズ」という寄生生物が原因であると分かりますが、これが本庁出身の石堂さんしか知らない情報だという。なんか不穏…


そんな中、ウーズの影響で巨大化したシャゴンが街に出現。本来は調査するだけのSKIPだが、なぜか近隣住民の避難誘導をしにいくらしい。
石堂さんの「でも、それは警察や消防が…」という言葉に対するユウマの返答が、この組織の在り方を綺麗に表してて気持ち良い。

「怪獣災害で傷付く人を一人でも減らす」。SKIPという組織の良さを示しつつ、ユウマの過去ともリンクしてくるような気がする…


調査結果を本部に報告した上で出動許可取ってる。細かい〜


出動先で避難誘導を続けるユウマだったが、またしてもピンチに。またしても石堂さんが助けに入りますが…

 石堂さん、本部側の人間なのに正義感がすこい

「そんな装備で無茶です!」←お前もそんな装備じゃねぇか!と思ったらやっぱり駄目だった。どうする…?と思った矢先



「また、力を貸してくれるのか…?」

既に多くの人が言及しているが、ユウマ、どうやら初変身はもっと前らしい。最近ではかなり珍しい形式だ


後ろから抱きしめるかのような…

そしてこの変身!!!!これは公開済みの情報ですが、アークのCV=ユウマの亡?父らしい…正直このシーンだけでかなり感情が揺さぶられた



そしてウルトラ伝統「変身と同時に救出して、掌から地面に優しく降ろすやつ」!!!!!


「謎の巨人…」石堂さんが構えたスマホカメラを介して右上にカウントが。ここから長回しで3分間戦います。


近接→飛び道具→遮蔽と色々試しながら戦うアーク。色んな絵を見せてくれて素晴らしいのだが普通に全部返してるシャゴンが強すぎる


カラータイマーが活動限界を知らせる。するとどこからともなく声が。「ユウマ…想像力を、解き放て…!」



解き放ちすぎだろうが


 戦略としては「一瞬だけでも隙を作って弱点部位に光線を叩きこむ」、そして、隙を作るためには?→「ガードに使ってたバリヤーで不意打ちしてひるませる」という話か。意外と理詰めでテクい。でもその発想はなかった!!



 今年はアークの逆転術から「想像力大喜利」を楽しめるとおもうとワクワクが止まらないぞ…


「ウルトラマン、アーク」

「ウル、トラ…?」

「いつまでも謎の巨人、では失礼ですから」



「美しい"アーク"だ…」

名無しのヒーローが「ウルトラマン」になる第1話、美しすぎる…!


地球防衛軍とSKIPの組織的ゴタゴタ、ユウマ初変身の謎など…あえて多くを語らない作劇ながらもチームの雰囲気やアークの個性等が伝わる素晴らしいスタートだったと思います。3回も見直してしまった…


○おわりに

 ウルトラマンアークを追っていく上で「原点回帰という名の新境地」という視点がよい物差しになる気がする。

 昭和、平成の歴史を基盤に新しいヒーロー像を打ち出し続けてきた「ニュージェネレーションシリーズ」も、2013年のウルトラマンギンガから始まってもう12作目。いつの間にか「ニュージェネらしさ」のようなもの―――遊び心と挑戦、そして歴史への敬意といった―――が、確立されてきている。

 「80」から16年の時を経て始まった「ティガ」は、これまでの伝統を覆す赤×紫×銀というデザインだった。「メビウス」終了から5年ぶりに復活した「ギンガ」は、ソフビで変身する掟破りの手法を打ち出した。
 これまで何度もシリーズ存続の危機を迎えてきたウルトラシリーズは、絶対的原点であった"昭和スタイル"を中心から遠ざけることで可能性を開拓してきたといえる。「新しいウルトラマン=赤×銀以外」という構図で10年駆け抜け、シリーズは完全にその勢いを取り戻すことに成功した。

 「ニュージェネレーション」は、自らの手で新しい王道を確立させた。そんな状況だからこそ、赤×銀でいくこと自体が新しい挑戦になる。文字通り、一周回って原初のスタイルに「帰ってきた」感じ。
 ウルトラマンといえばあの姿、という絶対的なイメージと、武器や鎧、キューブで変身というニュージェネらしさの化学反応、絶対面白いと思うし、現にこの第1話だけでも存分に体感することができてしまうのだから凄い。 

 そんな原点回帰の挑戦作「ウルトラマンアーク」に筆者が一番期待することは…ずばり、「赤×銀」のパブリックイメージが強い人にもニュージェネの良さが届くこと。姿や戦い方が変わっても、ウルトラシリーズが貫いてきたヒーローの魂・魅力は今も昔も変わらないことを、もっと多くの人に知ってほしい!この作品が時代を結ぶ懸け橋となってくれることを祈りつつ、ここから始まる半年間を見守っていきたい…

見逃し配信は2週間らしい。そして第2話もすぐ始まるよ。さあ来週もみんなでみよう!(配信でもいいけど)(みてね)

-tarou-


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