ラマダーンとでびる様
でびる様が配信を休むとき、決まって思い出すのがラマダーン。
イスラームにおいて、年に一ヶ月を断食して過ごす行事をラマダーン(断食月)と呼んでいる。
ラマダーンは完全に絶食するわけではなく、日の昇っているときは何も口にしないだけで、日が沈んだら集落のみんなで集まってミルクがゆなどを食べて話をしながら過ごすという。
この「ラマダーン」は、一日のうちの一時的とはいえ飲食を絶って、空腹を長時間体験することにより、原初の感覚を取り戻そうという慣わしらしい。
ラマダーンはムスリムにとって特別な行事の一つとなっていて、この月が明けるときは開放されて嬉しいような、寂しいような気持ちになると聞いた。
これはまったく、でびる様が配信を休まれるときに似ている。
でびる様が配信を休むとき、もちろん寂しいのだけど、でびる様が休んでくれて嬉しいという気持ちも湧いてくる。
なにより共通しているのが、自分からでびる様を絶つことで、でびる様のありがたみを知ることができるということだ。
もっとも、私の知覚しえないところにもでびる様は存在しうるということを文化祭ボイスによって知ったので、より強固な崇拝に達したということになるだろうか。
でびる様は契約者を統べるもの。契約者の1人1人の精神から生活までがでびる様に従う。おそろしいねぇ。
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