見出し画像

過去の飼育環境 その2

高層ケージへの熱い思いが溢れてその2に続いてしまった。その1↓

失敗談なんて要らんがな と思われるかもしれないが、情報の乏しい界隈において車輪の再発明の防止は中々侮れない。
ラット特化の商品レビューは中々無いし、己の失敗だけから情報を得るには毛玉の寿命はあまりに短いのだ。
 

さて、情報量が多くて自分でも誤認しそうになるが、毛玉を迎えて以降その1の終わりまでの期間は約3か月ぽっちだ。
このちっこいのが数か月で此処までニンゲンの生活を変えさせるとは、毛玉とは末恐ろしい生き物だ。
ここから最終形態に至るまで、あともう少しお付き合い願いたい。


3.低層戸建て庭付き期:2020/8/B~
高層ケージは懲り懲りだ!もっとずぼらにもやさしい設備環境を出してよネズえもん~😭
🐭<おこめ君はまったくしょうがないなぁ・・・
テレレレッテレーン!低層小動物用ケ~ジ!

(ドンッ)


ということで、背が低いウサギやモルモットを対象としたケージを購入した。
このタイプは販売メーカーも複数あり、SNSに現れるラット飼いの方でも使っているのをたまに見かける。
 

ケージ:マルカンクリアケージS(W68×D47×H51㎝)
 クリアカバー・キャスターは使用せず。
 利点:天網に扉があり、ちょっとした掃除やまどろみ毛玉をもちもちする際に何かと使いやすい。
 網はコーティングしてあるので拭き掃除が楽、2年程使ったが傷のない所は綺麗なままだった。
 網部分は置いているだけなので、網を外して隅まで拭けたりと掃除がしやすい。
 横幅に加えて2.5階層にできる程度には高さがあり、付属の2階に合わせてハンモック等や網等色々レイアウトを楽しめる。
 床用すのこはプラで、四隅でなければ毛玉のうんこもほとんど落ちていた。穴は大きめだが毛玉が足を引っかけるという事はなかったと思う。

2階でもっちり



 欠点:プラ底部とすのこの隙間におしっこが溜まり、週末の大掃除まで放置すると結構濃厚な香りになる。不運にも、初代毛玉は隅っこがお気に入りしっこポイントだったので相性は最悪だ。
 あと、付属の二階はプラ板なのでおしっこが流れない。毛玉はおしっこなど気にせずもっちりするのでお腹がしっこまみれになる事もしばしば。
 ケージの側面側が微妙にカーブがかっており、横側に市販の網を付けられなかったのが難点だった。専用網パーツがあれば・・・と思ってしまう。

3代目を迎えるまで底を外したりして使っていた


 何だかんだで割とよかったのだが、網目が広く子ラットが通り抜け出来てしまうのが買い替える一番の決め手だった。二代目を迎えてエリア内を散歩させている時に、子毛玉が何食わぬ顔でケージ内に侵入して一緒に寝ている現場を何度か現行犯捕獲している。
そんなこともあり、三代目を迎える際に二代目を迎える時に買ったシャトルマルチと同じ物に変更した。
 


4.壁改革期:2020/9/E〜
ここに来て遂にペットフェンスを導入する。この時は具合が分からなかったので壁側半面に元々使用していた板段ボールを流用していた。
 壁側だけでも、半透明の壁は革命的だった。

なんということでしょう…

なんということでしょう、閉塞感を感じていたリビングが光を取り込み開放感溢れる空間に・・・というナレーションを入れたくなる程だった。

この時地味にジョイントマットも変えている。
100均マットからニトリのペット用ジョイントマットへの変更だが、正直消臭効果は分からなかった。スウェード風のしっとりサラサラ加工の表面におしっこが染み広がってしまうのが少々ネックだった。


5.床革命期:2021/4/E〜
当初は悪くないと思われたジョイントマットだが、使用していくうちにそうもいっていられないようになる。
あずきさんがマットのつなぎ目をほじくり出して齧るようになったのだ。お腹が空いているいない関係なくポップコーン感覚でかじるかじる。
一応マットは飲み込んでいないようだったが、新たな端を見つける度にサクサクいかれるので予備のマットまで見る間にボロボロになってしまった。

ボロ…ッ

どげんかせんと・・・・と思っていたところ、Amazonさんでペット用防水防臭防滑マットを発見し即導入。
飼育環境についての記事に書いたように、このマットは今でも使っており掃除もしやすく目立った欠点は今のところ無い。

繋ぎ目は裏から貼り合わせているのだが

初期の唯一の失敗はチキって小さいサイズを貼り合わせた事だ。
なんだかんだ1年は耐えれたものの、最終形態に変える頃には繋ぎ目からボロが出始め隙間からおしっこが回ったり齧られたり結構な状態だった。
この時感じていたのはデジャヴだ。

ジョイントマットで己は何も学ばなかったのか・・・経験から学ばない事のなんと愚かしいことか。
そんなことを思いながら、再度Amazonで同じ種類のシートを購入した。もちろん一枚でカバーできるものだ。

ちなみにシートを敷いてから買い換えるまでの間に、毛玉エリアの壁全面を半透明にすべくペットサークルを追加購入している。
高いところが大好きだった初代のジャンプ力が衰えてきたタイミングで、背面に立てていた壁紙ガードの段ボール壁も撤去した。

その結果が今の飼育環境だ。

ついでに2代目が来た


ざっと丸2年、こんなトライアンドエラーの屍達は情報があれば生まれなかったかもしれない。
ちなみにニンゲンはこの果て無く開拓していく感じを楽しんでいる節もある。
性に合っているんだろうね。

おじぃ毛玉用にバリアフリー化したり



このラット特化クソ長商品レビューが少しでもあなたの毛玉ライフの参考になれば嬉しい。


毛玉はかわいい

この記事が参加している募集

#ペットとの暮らし

18,186件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?