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お休みどころ
「お休みどころ・・・やりたいのはこれかもしれない」
ぼんやり考えている十五歳の
セーラー服姿の私がいた
今はいたるところで椅子やベンチが取り払われ
坐るな とっとと歩けと言わんばかり
母が急に「茨木のり子さんの本、有ったら買っといて」と言い出したので、ハイそれでは、、ということで、まずはブックオフへ(笑。
ちくま文庫があった。『倚りかからず』 #茨木のり子
装画 #高瀬省三 解説 #山根基世
山根基世って知らんわ。「え、知らんの?NHKの女性アナウンサーよ」と母。検索したら、ああこの人かーと。
母が茨木のり子さんが、、と言い始めたのは先日、NHKニュースの小さな特集『人生を変える“言葉” 韓国で出会った茨木のり子』をたまたま見たからであろう。これ、良かった。
韓国でも人気があるのは分かる。韓国は日本よりももっと、詩の文化が国民全体で親しまれているらしいから。でも自分も最近知ったばかり。茨木のり子が中年期以降、韓国文化と深く関わるようになったことを。
『日本語がお上手ですね』その流暢さに思わず感嘆の声をあげると、『学生時代はずっと日本語教育されましたもの』。ハッとしたが遅く、自分の迂闊さに恥じ入った。
今回の文庫本にも、交流が深かった韓国の女性詩人ホン・ユンスクを想う詩『あのひとの棲む国』が入っていた。
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