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ラブトランジット シーズン2 最終回まで観て思ったこと


※ネタバレあり

ラブトラ2が最終回まで配信されて、数日。
頭が冷静になってきましたので、番組に対する全体的な感想を書いていきます。
全話の内容、結末にも触れていますので、ご注意ください。

バチェラーシリーズとラブトラ
2024年夏に配信された、バチェロレッテ3とラブトランジット2。2作品を観て思ったのが、コンセプトが逆になってませんか?ということ。私のなかではバチェロレッテはショー的な夢物語で、ラブトランジットはリアルさを追求するイメージでした。でも今年は逆で、バチェロレッテ3はリアルすぎて一人では観るには恐ろしい仕上がりに(無理すぎてウォッチパーティーした)、ラブトラ2は定番の恋愛リアリティショーに仕上がっていてライトなエンタメとして楽しみました。どちらも最後まで観た後、いったい俺はなにを観ていたんだ…?と虚無になるのが共通点(2番組とも、やりきってくれた参加者のみなさんにはありがとうしかないです)。

どちらも人狼ゲームしすぎている件
バチェロレッテ3は、なぜか参加者とバチェロレッテの間で、人狼ゲームが自然発生していました。一方、ラブトラは最初は元恋人が明かされないので、そもそも設定に人狼要素があります。にしても視聴者を欺くことに集中し過ぎている。最終的な結末もどんでん返しするのはいいのだけど、ほぼヒントなしでした。だから結末を知っても感情が追いつきにくかった。確かに続きが気になる編集ではあるのですが、ラブトラって人狼がメインだっけ…?となりました。

ラブトラ1との違い
ラブトラ1と比べると、今回の2は新たな恋の動きが多いからか、メンバー間の友情に焦点を当てる時間が少なくなっていたと思います。異性同性問わず友情というか仲間意識があまり見えにくい編集でした。個人的には物足りなさがありましたが、これは好みだと思います。

意図的なミスリードが多スンギ
シーズン1でもまさし周りはミスリードがあったけれど、今シーズンはプラス脚本っぽさが結構見えてしまった。
例えば、たかあきえりかの復縁をミスリードしてましたよね。たかあきがえりかに2回メールを送っていたけれど、たかあきがえりかに送れるような「今一番好きな人」ではない質問になってました(たかあきにも送るよう誘導したかもしれない)。ペアルックも指示が入ってたのかなと思う(思い出の品を持ってきて的な、それとももっとヤラセな感じだった?)。なんにせよ着させたんじゃないだろうか。
なんなら、初っ端のたかあきからエリカへの誕プレもスタッフの指示だったりします…?と疑いの目が止まらなくなる。

参加者の感情の変化を、視聴者のご想像にお任せしスンギ
まさと並(失礼)もしくはそれ以上に私はおニブなので、まさととゆきこが復縁するかもと感じたのは、7話ラストにゆきこが男子部屋を訪ねてきたシーンでした。そうとう直前!
でもヒントなさすぎないですか?それどころか復縁しなそうに見えるよう編集し過ぎじゃ…?例えば鍋のシーンとか前半の圧迫面接のところだけ先に見せるのは完全にミスリード。圧迫と感じるくらい、まさとの言葉選びが下手くそと思ったけれど、それもスタッフの指示だったりする?
最終回になぜ復縁に至ったのか一応描かれていましたが、頭が追いつかないまま終了。圧迫面接は、復縁に向けてのすり合わせだったってことね…とはわかったけれど駆け足スンギ。まさととエリカとの関係も突然終わった感。

既定路線スンギ
ももとマサヤは、最初から復縁するだろうと予想してました。結末を見てもあまり感動できなかったのですが、予想していたからではなく、2人に感情移入しきれていなかったから。「マサヤは変わった」とももが何回か話していたけれど、なにがどう変わったのかわかりにくかった。言葉にしてくれるようになったってことだと思うのだけど。私がちゃんと見てなかっただけか。人数が多いからなかなか難しいと思うけれど、ももとマサヤの魅力をもっと知りたかったな。。

エリカの扱いが謎スンギ
エリカの泣きシーンはなんのための時間だったんだろう?しかも何回も、長尺で。復縁がうまく行くパターンだったらわかるけれど…。たかあきに未練たらたらのままエリカが振られる結末にしても、こんなにエリカに時間を使ったなら、せめてエリカの成長(した風でもいいけれど)はセットじゃないのか?彼女自身がなにも変わらないまま終わったのは、ある意味リアルですが…。製作陣がどれだけ展開に介入しているのかわかりませんが、これが描きたかった展開なのだろうか?もしかしたらスタッフの想定した以上に、ヒール設定だとしても、エリカとそれ以外の方の間の空気が悪くなっていったのかもしれませんが…。エリカ周りは、物語の前半と後半でバランスが悪かった気がします。

ワンモア!シャッフルでのペアデート
ゆづきちゃんが話していたように恋愛からあぶれてしまうと、番組的な立ち位置が難しくなりますよね。出演した意義がわからなくなって焦る気持ちもわかる。思い返せば、恋愛が起こらなかったシーズン1のマイも割と暇そうだったし。もう1回ぐらい必ず参加するデートがあると、映る時間が増えていいのかも?

それともグループデートをシャッフルで?
スパもキャンプも、スタッフの差し金でやることになったと思うし(ほとんど全部そうでしょうが、グループデートはあたかも参加者発案のように見せていたので)、おかげで心理戦がおこり、視聴者的に盛り上がりはあったけれど、参加者が楽しそうじゃないよね。これこそシャッフルでの組み合わせでもいいのでは?ほぼ全員でのボーリングはあったけれど、夕食以外でも共有する時間がもう1回ぐらいあってもいいかもと思いました。

ごちゃごちゃ言いましたが、完走したのは、製作陣が優秀で、特に編集が巧みだったからだと思います。シーズン1とは別物でしたが、楽しめる番組でした。

追記 after ラブトランジット
Amazonのフォローが入りましたぁ!!!

YouTubeにてAmazon公式から、ラブトラ終了後のゆきことまさとのデート(やきとり屋!)が追加配信されました。なんだよ!まさとと一緒にいるゆきこちゃんがとっても幸せそうじゃないですか!!ゆきこちゃんは本編よりさらにかわいさが増してるし、まさとは本編と中身が別人に見える。本編ではまさとがヤバスンギな男性に見える編集だったから、このフォローがあってよかった(けど本編でもっといいところを流してくれ)。最後プロポーズをちょけながらおねだりするゆきこがかわいすぎて悲鳴出た!ゆきこが幸せならなんでもいいや(って視聴者多そう。わかってるね←何様)。

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