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ダーツ熱が沈没。


自分は今言うほどダーツ熱がないと思う。


ダーツ歴3年半弱といっていい自分にとって、過去最高にダーツ意欲が下がってしまった。正直ダーツを始めて二年は自分のダーツ熱は沈まぬ太陽だと思っていた。スペイン無敵艦隊のように。その無敵艦隊はイギリスの艦隊に撃沈されるかのごとく、3年目を迎えるにあたりダーツ意欲も低下した。

正直最近は数を減らしつつ楽しんでいたのが、COVID-19によるこの自粛ムードで自分のダーツ熱がついに危機を迎えることになった。悪いのは信じていいのか正直うさん臭いWHOのテドロス氏なのか、それともマスクを片耳に懸けたままべらんめぇ口調で話す財務大臣なのか、それとも、もしやかつてピンボールなどシリーズを堪能したのにいまや全く無視して生活してしまってるがゆえに、カービィの呪いに触れたのか。

真相は闇の中ではあるが、たぶん誰も悪くない。しかし自分のダーツ熱は沈没せざるを得ない。家にボードはあるが、この家の防音性は実は相当しょぼいことを知った。カップルの幸せの行為の音が漏れる。他人のカップルが仲睦まじくしてるのをほっこり見れるタイプのワイだが、さすがに某幸せ行為の音を聞いて幸せをおすそ分けしてもらったなーとまでは思えない。カウンター手段がないのがただただ悲しい。なんにせよ家投げは危険だと判断。

ネカフェも行くのはNGだろうしダーツバーはそもそも開いてない。

こんなことを書いてるだけあってダーツを好きなのは確かだが、前より投げたい気持ちは少ない。というか前のように6時間とか平気で投げてるのが不思議でならない。中毒だ。

ゲーム配信者のおぐら(世界のノリヒト)がマリオ64タイムアタックをクリアするために一日10時間配信するあの執念に近いものがある。ちなみに彼はそれ(配信)で生活しているけど、俺はやればやるほど金が減るのだ。

あまりに理不尽じゃぁないか(笑)

あ、そういえばダーツはじめてしばらくたったころ、ハウストーナメントに初参戦したとき、おぐらとツイッターでやりとりした際に「いやー自分、とりあえずハンディキャップもらってなんとかやってます」旨を返信したとき、

「ざっこwwww」

とおぐらに返されたのを鮮明に覚えている。

そうだ。まだ何も終わっていない。このまま「ざっこ」で終わっていいのだろうか。

というか当初に打ち立てた「まよんぬを倒す」というこれまた今となってはなんで打ち立てたのかわからない意味不明な目標も達成できないでいるではないか。

「そもそもなんでダーツをやってるんだお前」と思うかもしれない。自分もそう思っている。訳が分からない。でも投げるのがとりあえず楽しい。ダーツ熱ねーなと思いつつ、いざ投げると「あーこれはだめだな」なんて思いこみつつ、「こうやると」って修正したらさらに外れるという、「ざっこ」の証明みたいなことを延々とやるのがやはり楽しいのである。

投げるのが苦痛になるまではやるだろう。プロでもないしなる気はない。プロの人を知るというほど知ってるわけでもないけど、彼らのやってることを考えると生半可な人間が立ち入ってもいいこともないと思うので。そもそも「ざっこ」にそんなこという権利もない。まず卒業しよう。卒業したら出世魚みたいに「竹千代」にも名前が変わるのだろうかね。

とりあえず最近、なじみがあったり有名だったりというお店がなくなる憂き目にあっている。とりあえず、新宿のVALETは革命、いや再開の意欲があるので、再開したときはひっそりとブランクが加わって磨きのかかった「ざっこ」ぶりを見せつけたいと思う。

というわけで、地に落ちつつも投げ欲が消えない、地下のマグマのような自分のダーツ熱とは、もうしばらく付き合い続けていくことになりそうである。


いじょ。





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