私的SNS実名・顔出し論。


実名か匿名か。顔出しかカオナシか。ローランドかそれ以外か。

古今東西語られてきたテーマですが、いろいろな意見はあるかと思いますけど今回の記事は単に自分がどう思っているかです。

結論から言えばSNSにおいて私的に運用するんであれば「実名・顔出しはしないほうがいい」と思います。一番の理由はあくまでも趣味だからです。趣味は自分が私的に楽しむのが第一の理由であって、別に自己顕示とかマネタイズするのでなければ、苦痛を伴ってまで顔出しや実名でやる意味がないからです。

あとは、後で詳しく述べますが晒されリスクなどのデメリットが大きいのはあります。だから自分は今は「ないほうがいい」という立場。

これが仕事になったら別です。単純に偽名・顔なしはうさん臭いし信用できないと思います。ゲッターズ飯田さんって占い師いると思います。彼が本名・飯田かは知りませんが、顔も仮面だし偽名カオナシといっていいのでは。

彼は占いがうまい?ようなので信頼を積み重ね、メディアなど各所で重宝されていますけど、仮に彼が占い師じゃなくて美容師だったらどう思うか。ゲッターズ氏の美容院とほかの美容院とどっちにいくかーーーはっきりいって「顔が見える」ほうがいいのでは。

道の駅の野菜も「●●さんの野菜」として顔写真付けて名前も明かすとプレミアの価値が付くのだと思います(そうじゃないならただのコストだし)。

でもSNS、ビジネス垢でもないものは別に顔出し実名である必要性は感じないと思います。よく言われるように今のインターネットは完全な匿名はほぼあり得ません。IPアドレスなどからある程度たどれますし、本気を出せばいろいろな機関を使えば相手の正体を明かすことは可能です。匿名を笠に着て罵詈雑言を浴びせるやり方はよくない。

でも、それだからといってじゃあ「実名・顔出し」なら問題を解決できるというのは尚早です。問題は匿名カオナシじゃなくて罵詈雑言です。実名にすれば責任が増すとはいいますけど、仕事でも無責任な実名マンなんていくらでもいるので効果は限定的ではないでしょうか。

実名・顔出しの課題はほかにもあって、少しのミスでいろいろ晒されて叩かれることはあります。「魚拓」といってやらかしのキャッシュを残され半永久的にあらゆるサイトに掲載され、永遠にさらされる。で、将来にわたって「鬼の首」として、お前昔こんなやってただろ、って議論の中で提示されたりします。

このデメリットは大きい。有名な人ならそういう「余計な嫌われ」に常にさらされる危険があります。ブランド人みたいなそういうの上等な人はともかく、普通にまったりSNSやりたい人にそれを強いる意味あるんだろうかと。

正直、実名・顔出しがやりにくい今の世の中がおかしいよねっていえばそうなんですよね。晒しや罵詈雑言に対してしっかり取り締まれるようになれれば、人間のリテラシーが向上すれば、実名顔出しでも、全く問題ないのかなとは思いますね。

そんなわけで今回はいじょ。


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